- 切手
- 2026.06.13
お年玉切手シートの交換手順は?必要書類やプレミアがある切手も紹介

【記事のポイント】
- ✅最寄りの郵便局に当選したはがき・切手を持ち込めばお年玉切手シートと交換できる
- ✅お年玉切手シートは1950年から毎年発行されていて、これまでに多種多様なものが発行された
- ✅1950年代に発行されたものを中心として、プレミアがついている切手が複数存在している
年賀はがきの抽選で「お年玉切手シート」が当選したものの、どのように交換すればよいのか分からず引き出しに眠らせたままになっている方もいるのではないでしょうか。交換には期限が設けられているため、うっかり期間を過ぎると交換できなくなります。
そこでこの記事では、お年玉切手シートの具体的な交換手順や必要な持ち物を紹介します。併せて、過去に発行された切手の種類とプレミアが付いたものについても見ていきましょう。お年玉切手シートの中には高い価値があるアイテムもあるため、この機会に一通りチェックしておくことをおすすめします。
福ちゃんの鑑定士・査定士について
リユースを通じて「大切な想いをつなぐ」をコンセプトとする福ちゃんでは、お客様に心からご満足いただけるサービスの提供を大切にしています。
確かな知識と経験を持つ査定士が、お品物一つひとつを丁寧に鑑定し、専門性に基づいた的確な評価で、初めての方でも安心してご依頼いただける誠実で信頼ある査定体験をお届けします。
お年玉切手シートとは?

「お年玉切手シート」は年賀はがき、もしくは「年賀切手」についている抽選くじに当選した場合、当選くじと交換することでもらえる切手シートです。当選商品として用意されているものの、シート単位での販売もあります。
なお、2026年は3等の賞品としてお年玉切手シートが用意されました。3等は100本に3本の割合で用意されており、当選確率は3パーセントです。
従って、受け取った年賀状の数が多い方ほど、当選しやすいといえるでしょう。お年玉切手シートのデザインは毎年変わるため、気になるなら郵便局の公式サイトをチェックしてみるとよいでしょう。
査定・出張費・手数料はすべて無料。
お年玉切手シートを交換する手順

年賀はがきや年賀切手のくじで当選した場合、お年玉切手シートとの交換手続きはどのように進めればよいのでしょうか。
手続きは郵便局の窓口で完結しますが、場合によってはいくつか書類を用意しておかなければならないケースもあります。ここでは、具体的な交換の流れを解説するため、事前にチェックしておきましょう。
当選した年賀はがき・切手を最寄りの郵便局へ持参する
当選した年賀はがきや年賀切手くじをお年玉切手シートに交換するには、まず当選した年賀はがきや切手を最寄りの郵便局窓口へ持参する必要があります。郵便局に到着したら、窓口のスタッフに当選アイテムを交換したいことを伝えましょう。
取引証に必要事項を記入する
当選の確認が取れると、窓口から「お年玉切手シート取引証」が渡されます。取引証を受け取ったら、当選した年賀はがき・年賀切手の枚数を記入して窓口に提出しましょう。
用紙自体はシンプルなため、迷わず記入できます。当選したはがき・切手が多数ある場合は、間違えないように事前に枚数を確認しておくことが必要です。
窓口で手続きを済ませる
取引証への記入が終わったら、「記入済みの取引証」「当選した年賀はがき」「本人確認書類(必要に応じて)」を窓口の担当者へ提出します。担当者はその場で当選番号の照合と取引証の記入内容の確認を行い、内容に問題がなければ手続きは完了です。
なお、当選はがきは、賞品と引き換えた証明として当選番号部分に通信日付印が押された上で返却されます。
切手シートを受け取る
手続きが完了すると、当選枚数分のお年玉切手シートがその場で手渡されます。受け取った際は、枚数が当選はがきの枚数と一致しているか確認しましょう。
切手シートは折り曲げたり水に濡らしたりすると、切手の状態が劣化します。未使用のまま保管する場合は、クリアファイルや専用のアルバムに入れておくとよいでしょう。長期的に保管しようと考えているなら、適切な環境で丁寧に保管することが重要です。
お年玉切手シートを交換するときの注意点

当選はがき・切手をお年玉切手シートに交換するときは、いくつか注意しておきたいポイントがあります。場合によっては、当選した賞品を受け取れなくなる可能性もあるため事前にチェックしておきましょう。忘れずに確認したい主な注意点を4つ紹介します。
引き換え期間がある
お年玉切手シートを交換する際には、引き換え期間に注意しましょう。具体的な引き換え可能期間は年によって前後するものの、おおむね1月下旬~7月下旬までです。
一例として、2026年は1月19日に当選番号が発表され、1月20日~7月21日までが引き換え期間です。期間を過ぎた場合は、当選したはがき・切手の交換はできません。当選していることが判明したら、忘れないように早めに郵便局に持ち込むのがおすすめです。
破損・汚損品は交換できない場合がある
書き損じを含めた汚損はがきや、一部が破れた破損はがきでも基本的には交換できます。ただし、料額印面部分や当選番号部分が破損・汚損している場合は交換できない可能性があるでしょう。
そのため、当選した年賀はがきは交換するまで汚損・破損しないように保管しておくことが重要です。もし、何らかの原因で汚損・破損した場合は、交換できるか郵便局の窓口で相談してみましょう。
書類が必要になる場合がある
当選はがき・切手を交換する際には、いくつかの書類が必要になる場合があります。取引証は窓口に備え付けられているため、事前に用意しておく必要はありません。郵便局に行く前に準備しておいたほうがよい書類は、以下の通りです。
- 本人確認書類(提示を求められるケースがあるため)
- 委任状(宛名以外の人が交換する場合に必要)
なお、委任状は当選した本人が窓口へ出向けず、別居している家族や知人が代わりに受け取りに行く場合に必要です。同居の家族が交換するときは、委任状は必要ありません。イレギュラーが発生してどのような書類が必要か分からないときは、事前に郵便局に確認しておくとよいでしょう。
在庫切れのリスクがある
お年玉切手シートの交換では、在庫切れにも注意が必要です。発行枚数が限られているため、郵便局によっては切手シートの在庫がなくなることがあります。在庫状況によっては、代替品として普通切手を案内されるケースもあるでしょう。
お目当てのデザインシートを確実に受け取りたいなら、引換期間が始まったら早めに引き換えることをおすすめします。最寄りの郵便局で在庫切れになっていても、他の郵便局に在庫があるケースもあるため、別の郵便局に問い合わせるのもおすすめです。
過去に発行されたお年玉切手シートを紹介

お年玉切手シートは1950年から継続的に発行されていて、毎年その年のモチーフや日本の伝統文化を取り入れた意匠を採用しています。毎年デザインが異なるため、過去にどのようなデザインの切手が発行されてきたのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、近年発行されたお年玉切手シートを年ごとに振り返り、それぞれのモチーフやデザインの特徴を紹介します。
【2026年】馬形の置物
2026年のお年玉切手シートには、青色と赤色の「馬形の置物」が採用されています。切手デザイナーの星山理佳氏が手がけた作品で、85円切手と110円切手の2種類です。
同じ馬形の置物を青と赤の異なる色彩で表現している点が大きな特徴で、色を対比させることで1枚のシートの中に豊かな表情を生み出しています。発行日は2026年1月20日です。
【2025年】青海波文様・ねじ梅文様
2025年に発行されたお年玉切手シートは、切手デザイナーの貝淵純子氏が制作を手がけました。110円切手には「青海波文様」、85円切手には「ねじ梅文様」が採用されています。
全体のシート形状は、長寿の象徴である亀甲文様をイメージした六角形で構成されており、日本の伝統的な意匠が随所に取り入れられた仕上がりです。2025年1月21日に発行されました。
【2024年】束ね熨斗
2024年のお年玉切手シートには、「束ね熨斗(のし)」をモチーフとした2枚が収録されています。63円切手が「束ね熨斗1」、84円切手が「束ね熨斗2」という構成で、切手デザイナーの貝淵純子氏が手がけました。
熨斗とは慶事の贈り物に添える飾りを指し、複数束ねた姿は祝いの席を彩る伝統的な意匠です。華やかさの中にも通年で使いやすい設計が意識されており、グラビア6色で印刷された鮮やかな仕上がりが特徴といえます。発行日は2024年1月18日です。
お年玉切手シートの価値はどの程度?

お年玉切手シートの交換手続きを終えた後、手元に届いた切手シートにどの程度の価値があるのか気になる方もいるのではないでしょうか。
基本的には額面通りの価値として扱われるものの、中には思いがけない価格で取引されるものもあります。ここでは、お年玉切手シートの価値について見ていきましょう。
基本は額面通りの価値である
近年発行されたお年玉切手シートは、毎年多くの枚数を発行していて広く流通しているため、希少なものではありません。そのため、額面通りの価値があるものとして評価されるのが通常です。
買取市場においては、額面の70パーセント前後の価格で買い取ってもらえるでしょう。郵便料金の支払い手段として実際に使えるアイテムという価値はありますが、コレクション市場でプレミアが付くケースはほぼありません。
一部の切手シートはプレミアが付く
一方で1950年代~1960年代にかけて発行されたお年玉切手シートの中には、プレミアが付くものが存在します。その理由は、発行枚数が少なく現存数も限られているためです。
また、発行から相当の年数が経過しているため、コンディションが良い状態で残っているものも少なくなっています。特に保存状態が良好なものは、高値で取引される傾向です。
プレミアが付くお年玉切手シートの例

お年玉切手シートの中には、プレミアが付いていて高値で取引されているものがあります。特に発行初期にあたる1950年代のシートは、発行枚数が限られていることや現存数の少なさから、コレクター市場で注目されている一品です。
ここからは、プレミアが付くお年玉切手シートの代表例を年代順に取り上げ、それぞれのモチーフや特徴を紹介します。自宅に古い切手シートが眠っている方は、ぜひこの機会に確認してみましょう。
【1950年】応挙の虎
この「応挙の虎」は、お年玉切手シートがスタートした年である1950年(昭和25年)に発行されました。2026年時点で3等の賞品として用意されることが多いお年玉切手シートですが、当時は6等の賞品として用意されたアイテムです。
絵柄には江戸時代に活躍した日本画家、円山応挙が描いた『龍虎の虎図』の一部が用いられています。勇壮な虎の姿が迫力たっぷりに描かれているのが特徴です。額面は2円ですが、現在はその数千倍以上の値段がつくことも珍しくありません。
【1951年】少女と兎
「少女と兎」は、1951年にお年玉切手シートとして発行されたものです。切手の絵柄には兎を抱いた少女がにこやかにほほ笑んでいる様子が描かれています。前年に発行された「応挙の虎」には有名画家が描いた絵画が採用されていますが、この年に発行された「少女と兎」の作者(撮影者)は不明です
一説によると、この少女にはモデルが実在しているようですが、そのモデルとなった人物については明かされていません。また、1951年は卯年でしたが、「ウサギが選ばれたのはたまたま」という説もあります。真相は不明ですが、お正月らしく平和な絵柄であることに違いはありません。
【1952年】翁の面
1952年(昭和27年)のお年玉切手シートとして発行されたのは「翁の面」です。1950年の寅年に「応挙の虎」、そして1951年の卯年に「少女と兎」が発行されたため、「次は辰ではないか」と予想していた方も多かったといわれています。
しかし、1952年のお年玉切手は、干支とは異なるデザインが採用されました。ちなみにこの「翁の面」は、状態によっては消印付きのもの(使用済みのもの)でも売れる場合があります。その理由は、当時の郵便料金改定が背景にあります。
この年は郵便料金が2円から5円に改定された直後ということもあり、「しばらくは2円切手でもOK」としていました。そのため、当時の人々は改定前の料金である2円ではがきを郵送しました。
それによって5円切手の流通量が少なくなり、業者によってはあえて消印があるものにプレミア価格を付けることもあるそうです。ただし、これはあくまで例外であり、基本的には未使用品のほうが高く売れます。
【1953年】三番叟
1953年(昭和28年)のお年玉切手シートとして発行された「三番叟」も、高価買取の対象です。この切手は、6枚構成に見えるのが大きな特徴といえます。当時のお年玉切手シートは基本4枚構成でしたが、この「三番叟」には切手を6枚に分けられる目打ちが施してありました。それが6枚構成に見える要因です。
しかし、実際は絵柄のみのものが2枚印刷されているだけで、前年と同様に4枚構成でした。この仕様はコレクターたちの間で「ダブ」などと呼ばれています。
【1954年】三春駒
1954年に発行された「三春駒」は、福島県の伝統的な郷土玩具である木製の馬をモチーフにした、額面5円の切手です。
鮮やかな色彩とシンプルながら力強い線で描かれたデザインは、日本各地の地方文化を切手という小さな媒体で表現した好例として評価されています。保存状態の良いシートであれば、数万円を超える価格が付くこともあります。
【1955年】加賀起き上がり
1955年に発行された「加賀起き上がり」は、石川県金沢の伝統工芸品・加賀八幡起上りをモチーフにした額面5円の切手です。倒しても自然に元の姿に戻る縁起物として知られる置物で、その愛らしい形が切手のデザインに採用されました。
また、この年から製造にカラー印刷機が導入され、2色刷りで発行された点も特徴のひとつです。保存状態が良いものであれば、バラで数十円~100円程度、小型シートなら数千円程度の値が付くこともあります。
古いお年玉切手シートを売却するなら福ちゃんへ

古いお年玉切手シートを買取に出そうと考えているなら、ぜひ福ちゃんに査定をご依頼ください。福ちゃんにご依頼いただければ、切手に精通した査定士が一枚ずつ丁寧に確認して適切な価格を提示します。
査定料やキャンセル料などの手数料は全て無料のため、費用を気にせず依頼可能です。出張買取・宅配買取・店舗買取の3つの方法があり、自分の都合に合わせて選べます。査定額に納得できなければ、キャンセルも問題ありません。
初期の単色刷りなど、プレミアが付く可能性がある切手をお持ちの方は、価値が変動する前にぜひ一度お問い合わせください。
まとめ

お年玉切手シートは1950年から発行されていて、当選した年賀はがきや年賀切手と交換できるアイテムです。引換期間はおおむね1月下旬~7月下旬の半年間であるため、当選した場合は忘れずに交換しましょう。
現行のお年玉切手シートにはプレミア価値はなく、基本的には額面通りの価値です。しかし、1950年代を中心とした古いシートにはプレミアが付くものも存在します。ご自宅に古いお年玉切手シートが眠っていて価値が気になっているなら、ぜひ福ちゃんにご相談ください。