永楽通宝の買取相場紹介!特徴や当時の価値、高額査定が期待できる種類も

「永楽通宝について現在の価値が知りたい」
「永楽通宝の買取価格はどれくらい?」


など、永楽通宝の買取について知りたい方のために情報をまとめました。

永楽通宝は古銭のひとつで、買取してもらえることもある貴重なものです。なかには高値がつくものもあります。
高額買取してもらうコツや方法等も紹介しているため、ぜひ最後までお読みください。

永楽通宝とは?

永楽通宝とは?当時の価値は50〜100円・織田信長の旗印にもなった・仙石秀久の家紋としても使われた

永楽通宝とは、中国明代の1411年から鋳造された銭貨で「永楽銭」とも呼ばれています。

日本では室町時代に大量輸入され、1608年に通用禁止令が出て寛永通宝等の国産銭が使用されるようになるまで使われていました。

まずは、永楽通宝における当時の価値や特徴を紹介します。

寛永通宝について詳しくはこちら↓
「寛永通宝」とは?種類別の価値やレアものの見分け方、買取可能か解説

永楽通宝の当時の価値

永楽通宝は、現在の日本円で50〜100円の価値があったとされています。

当時は質が悪いものや偽物などが大量に出回っていたことから、現在の価値に置き換えるのが難しい部分があるため、50〜100円と開きが見られます。

また、「100円の価値があった」と記載された資料もあることから、現在でいう50〜100円の価値があったと考えるのは妥当とされています。

織田信長の旗印にもなった

永楽通宝は、楽市楽座の市場を創出した織田信長と深い縁があります。

当時、市場では永楽通宝が標準貨幣として盛んに使用されていました。

信長の軍資金が市場から入っていたことから、信長は経済力を示すために永楽通宝の銭紋を旗印にしたと言われています。

仙石秀久の家紋としても使われた

永楽通宝の銭紋は、仙石秀久の家紋になっていたことでも知られています。

仙石秀久は、石川五右衛門を補縛したなどの武勇伝が伝えられている武将です。

織田信長の家臣であったため、信長が好んだ永楽通宝が下賜され、家紋としていたと言われています。

永楽通宝の買取価格を種類別に紹介

永楽通宝の買取価格を種類別に紹介

  • ✔︎ 金銭
  • ✔︎ 銀銭
  • ✔︎ 銅銭

永楽通宝には大きく分けて金銭と銀銭と銅銭の3つがあります。

それぞれの買取価格について紹介します。

金銭

永楽通宝の金銭は金でできている特別なものとされていました。

永楽通宝の中で最も価値が高く、出回っている数も極めて少ない種類です。

数十万円や100万円前後で取引されることが多いでしょう。

また、価値が高いゆえに偽物も多いため、売買の際には注意が必要です。

銀銭

永楽通宝の銀銭は銀でできており、金銭の次に希少価値が高い永楽通宝です。

素材が銀であることや古銭としての価値を評価され、数千円から数万円が買取相場となっています。

コレクターにも注目されている種類であるため、需要も高いでしょう。

銅銭

銅銭は当時も大量生産された永楽通宝で、現存している数も多いとされています。

そのため、金銭や銀銭に比べると価値が大きく劣り、1枚では買取してもらえないことも少なくありません。

状態がよく、その他条件が揃っていれば1枚数千円で買い取ってもらえる場合もありますが、ほとんどが他の古銭と合わせて数十枚という形で1枚あたり数百円となるでしょう。

⚠︎CAUTION!
紹介している買取相場はあくまでも 目安 です。実際の買取価格は保管状態や市場の需給バランスなど、さまざまな要因で変動します。詳細は古銭買取業者にご確認ください。

高額査定が期待できる永楽通宝の特徴

高額査定が期待できる永楽通宝の特徴

  • ✔︎ 字体が特殊
  • ✔︎ 製作技法が打製
  • ✔︎ エラー銭

永楽通宝で、字体の特殊性や打製、エラー銭といった特徴が見られる種類については相場よりも高い価値がつく可能性があります。

それぞれの詳細を見てみましょう。

字体が特殊

ノム樂「樂」の「幺」が「ノ」と「ム」になっている
「寶」のウ冠左下部分が細く短い
「通」のしんにょうと「用」が重なっている
「永」の右側の先端が太い
重足宝「寶」の「八」がほぼ垂直に下向き
曲永「永」が斜め
曲永大字「永」が斜めで大きい
中正「寶」にある「尓」の横棒が跳ねている
流永「永」の右側が波打っている

永楽通宝は字体が違う種類がさまざまあり、上記が高額査定される傾向にある種類です。

字体の見極めは専門的知識が必要になるため、古銭買取の実績が高い買取業者に持って行って見てもらいましょう。

製作技法が打製

永楽通宝の金銭と銀銭は、鋳造で作られたものと打製で作られたものがあります。

鋳造は、金属を溶かして液状にし、型に流し込む製作技法です。

打製は、たがねと呼ばれる工具などで刻印文字を打つ製作技法です。

打製は溶かす等の工程がないため、金や銀の純度が高く、高額査定されやすいといわれています。

エラー銭

  • ✔︎ 文字が崩れている
  • ✔︎ 穴の位置が真ん中ではない
  • ✔︎ 穴が大きい
  • ✔︎ 欠けているetc…

エラー銭とは、製造過程で不具合などが生じ、適切な形で作られなかった銭貨のことです。

通常は流通する前にはじかれますが、稀に出回って現存しているものがあります。

文字が崩れていたり、穴の位置や大きさが通常と違ったりなどの特徴を持っているものは希少価値が高まるため、通常の永楽通宝よりも高値で取引されるでしょう。

永楽通宝を高く買取してもらうポイント

永楽通宝を高く買取してもらうポイント

永楽通宝を高額買取してもらうには、保管方法やお手入れ、買取業者の選択がポイントです。

まず、状態を悪化させないために、保管はコレクション用のケースなどに入れて行いましょう。

裸のまま置いておくと、手垢などの汚れがついて劣化が進む可能性があります。

また、磨いたり洗ったりすると余計に傷がついて価値を落とす恐れがあるので、汚れなどは現状維持を目指しましょう。

古銭は、サビの出方や汚れのつき方が美しさの一つと考えられることがしばしばあるので、洗浄が不要な場合があります。

そして、買取業者は実績が高く、古銭の価値を知っている知識と経験が豊富な査定士が在籍しているところを選びましょう。

古銭買取は福ちゃんへ|永楽通宝など穴銭買取強化中

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福ちゃんは、これまで永楽通宝などさまざまな古銭を買取してきた実績を持っています。

古銭に精通した査定士が丁寧に鑑定し、しっかり価値を買取価格に反映いたします。

独自の販売ルートを多数持っているため、需要に見合った価格の提示が可能です。

永楽通宝など、穴銭や小判といった古銭の買取は、ぜひ福ちゃんにお任せください。

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