ヴィクトリア女王香港壹圓銀貨を紹介！特徴や買取価格等解説

「ヴィクトリア女王の香港壹圓銀貨を買い取って欲しい」
「ヴィクトリア女王の香港壹圓銀貨の現在価値は？」

など、ヴィクトリア女王香港壹圓銀貨について知りたい方のために、特徴や買取価格などについて解説します。

ヴィクトリア女王香港壹圓銀貨に関して詳しく知っておくと、売買の取引をする際に役立つでしょう。ぜひ参考にしてください。

ヴィクトリア女王香港壹圓銀貨とは？

ヴィクトリア女王香港壹圓銀貨の見た目や素材、発行の背景にある歴史などを紹介します。

デザインや歴史的価値に着目し、ヴィクトリア女王香港壹圓銀貨の魅力を見てみましょう。

特徴

ヴィクトリア女王香港壹圓銀貨は、直径約38mmの大型コインです。

当時は1円＝1ドルとされていたため、1ドル銀貨と表されることもあります。

表面にはヴィクトリア女王の横顔、裏面には「香港壹圓」「HONG KONG ONE DOLLAR」といった額面を表す文字、発行年銘などが刻印されています。

「香港洋」と呼ばれることもある銀貨です。

裏面はとくに模様が精巧に配置されており、デザイン性にも優れているため、コレクターからも美しさが評価されています。

発行経緯

ヴィクトリア女王香港壹圓銀貨は、香港がイギリスの植民地になった後、1866年から1868年までの期間に発行されました。

当時はメキシコドルが大量に流通しており、対抗するためにイギリスが香港に造幣局を作り、貿易用にヴィクトリア女王香港壹圓銀貨を製造したといわれています。

しかし、メキシコドルの勢力には及ばず、わずかな鋳造期間で製造停止となりました。

約210万枚を発行し、造幣局も閉鎖したとのことです。

ヴィクトリア女王香港壹圓銀貨の買取価格

ヴィクトリア女王が描かれているコインは、銀貨コレクターに需要がある人気の種類です。

そのなかでも香港壹圓銀貨は希少価値が高いため、高額で取引される可能性があります。

買取価格の相場は、本物であれば数十万円ほどになるでしょう。

状態など条件が揃えば、100万円を超える金額で取引されることもある銀貨です。

ヴィクトリア女王香港壹圓銀貨は日本の一圓銀貨と関わりが深い？

実は、ヴィクトリア女王香港壹圓銀貨は、日本の一圓銀貨と深い縁があります。

ヴィクトリア女王香港壹圓銀貨の製造が停止され、香港の造幣局が閉鎖された後、使用されていた造幣設備は日本が買い取り、日本の貨幣を造幣するのに使われました。

香港の造幣局で造幣局長に就いていたトーマス・ウィリアム・キンダーは、明治政府に雇用され、日本の造幣局で首長を務めたといわれています。

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イギリス領の香港壹圓銀貨はブリタニア立像で復活した

ヴィクトリア女王香港壹圓銀貨の発行が停止された後、ブリタニア立像のデザインで香港壹圓銀貨が復活しています。

「イギリス貿易銀」や「站人洋」とも呼ばれ、1895年からイギリスの造幣局で作られました。

量目や品位などはヴィクトリア女王香港壹圓銀貨と同じで、表面にはブリタニア立像、裏面には「壹圓」や発行年銘などが刻印されています。

ヴィクトリア女王香港壹圓銀貨の買取は福ちゃんへ

ヴィクトリア女王香港壹圓銀貨は、香港がイギリス領だった頃に発行された銀貨です。

人気のヴィクトリアシリーズであることや、鋳造期間が短く、発行枚数が少ないため、高額での取引が期待できます。

少しでも高く買い取ってもらうためには、銀貨の歴史や価値、流行の動向などを知り尽くしたプロの査定士が在籍している買取業者に持っていく必要があるでしょう。

福ちゃんは、銀貨に関してあらゆる面で精通している査定士が対応し、独自の販路を持っていることから、適切な価値で買取が可能です。

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