費隠通容(ひいんつうよう)とは?伝歴や手がけた書物・代表的な史伝書「五灯厳統」の紹介

費隠通容は何をした人?
費隠通容の骨董品は価値が高い?

など、費隠通容について知りたい方のために、伝歴や手がけた書物などについて解説します。

代表作「五灯厳統」もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

費隠通容(ひいんつうよう)について

費隠通容(ひいんつうよう)について

費隠通容は、明末清初の中国に生きた禅僧です。

16世紀末から17世紀初頭にかけて、中国禅宗の五家七宗のひとつである「臨済宗天童派」の興隆に大きく貢献した人物として知られています。

そのような費隠通容の伝歴や、日本と縁の深い「隠元隆琦」との関係について解説します。

費隠通容の伝歴

費隠通容は福州府福清県の出身で、幼くして両親を亡くしたため、叔父に養育されたといわれています。

1606年、14歳という若さで出家し、三宝寺の慧山老師に師事。その後、各地で開法・講経に参加し、禅の思想と実践を深く学びました。

熱心に悟りを求め、精進を重ねる姿勢は周囲からも高く評価され、1630年には臨済宗第31伝人となりました。

多くの禅宗寺院で指導を行い、64人もの弟子を育成したエピソードは有名です。また、費隠通容は多くの書物を著し、後世に禅の教えを伝えたことでも知られています。

1657年からは福巌寺で過ごし、1661年に69歳で遷化(せんげ)しました。臨済宗天童派の中で唯一、費隠の門流が活発に活動していたのは、彼自身による尽力が大きかったといえるでしょう。

費隠通容と隠元隆琦

隠元隆琦(いんげんりゅうき)は、中国明末清初の禅僧であり、日本黄檗宗の開祖でもあります。幼くして出家し、名僧・費隠通容に師事しました。

隠元禅師とも呼ばれ、自らは「臨済正宗(りんざいせいしゅ)」と名乗っていたことでも知られています。

1633年に費隠通容が黄檗万福寺の住持になると、隠元は西堂職として師を支えました。その後、1637年に法を嗣ぎ、「黄檗万福寺」の住持となりました。

日本からの再三の招請に応じ、費隠通容は1654年に弟子たちと共に日本へ渡来。京都宇治に黄檗山萬福寺を創建し、臨済宗の新しい宗派である「黄檗宗」を開きました。

以来、日本では「黄檗宗」の開祖として語り継がれています。

禅僧としての活動だけでなく、当時の中国で進んでいた文化や技術も日本に伝えました。茶道の発展に貢献したエピソードはとくに有名で、歴史的にも重要な人物として語り継がれています。

さらに、隠元は黄檗宗とともに「隠元豆(いんげんまめ)」を広めるなど、日本の食文化にも大きな影響を与えました(いんげん豆の名前の由来になった人物ともいわれています)。

費隠通容の弟子であった隠元隆琦が残した功績は、宗教にとどまらず、文化・社会全般にわたる幅広いものです。彼の活動は、江戸時代初期の日本社会に大きな活力を与え、その影響は現代においても色濃く残っています。

費隠通容(ひいんつうよう)が手がけた「五行書」の価値

費隠通容(ひいんつうよう)が手がけた「五行書」の価値

福ちゃんでは、中国明末清初の禅僧である費隠通容の真筆「五行書」をお買取した実績があります。

写真の向かって右上にある「31世」と読める篆刻印は、費隠通容が臨済宗の第31代伝人であることを示しています。この篆刻印は、費隠通容の貴重な真筆であることを証明する重要な証です。

中国骨董としては歴史的に大変価値があり、高く評価される代物です。

400年前の書物でありながら、状態が非常に良好であることから、45万円でお買取いたしました。

経年劣化によるシミや折れが多少あるものの、文字は鮮明に読み取れ、当時の筆致や息遣いを感じられます。

⚠︎CAUTION!
ご紹介している買取相場はあくまでも 目安 です。実際の買取価格は保管状態や市場の需給バランスなど、さまざまな要因で変動します。詳細は骨董品買取業者にご確認ください。

費隠通容(ひいんつうよう)の「五灯厳統」紹介

費隠通容(ひいんつうよう)の「五灯厳統」紹介

1653年、費隠通容は、弟子たちと協力して臨済禅の史伝書「五灯厳統」を編修・刊行しました。

当時、禅宗の嗣法相続に乱れが生じていたことを憂慮し、正統な法脈の伝達を目的とした書物です。

しかし、刊行後すぐに曹洞宗側から批判を受け、版木を焼却される事件が発生。その後の紆余曲折を経て、費隠通容の弟子であり、日本黄檗宗の開祖である隠元隆琦によって1657年に重刻されました。

隠元隆琦によって重刻された「五灯厳統」は、日本国内で広く読まれ、覆刻本は海外にも伝播しました。現在でも、禅宗研究における重要な資料として活用されています。

費隠通容(ひいんつうよう)など中国骨董は福ちゃんへ

費隠通容(ひいんつうよう)など中国骨董は福ちゃんへ

費隠通容は、明末清初の中国に生きた禅僧です。16世紀末から17世紀初頭にかけて、臨済宗天童派の復興に尽力し、多くの弟子を育てました。

その弟子の中には、後に日本へ渡り「黄檗宗」を開いた隠元隆琦も含まれています。費隠通容は、禅の思想を説くだけでなく、多くの書物を著しました。

著書で最も有名なのが「五灯厳統」です。この著書は、禅宗の歴史を伝える重要な書物として、現在でも高く評価されています。費隠通容の書画には、ほかにも高評価を得られる可能性のある作品は存在します。

もし、お手元に費隠通容の作品をお持ちであれば、その作品は高価買取の可能性を秘めているかもしれません。

福ちゃんでは実際に、費隠通容の真筆「五行書」を45万円でお買取した実績があります。

費隠通容の書物作品をお持ちの方で、売却を検討されている場合は、ぜひ福ちゃんにご相談ください。

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