ムートンの毛皮買取なら福ちゃんへ。
どのような状態でもムートンならしっかりと査定します！

ムートンの歴史

ムートンは乳がバターやチーズの原料となり、毛皮もしっかりと衣類などに役立てることができる羊となります。
その為、ムートンを飼育するという文化は特に中国大陸やオーストラリア大陸、またヨーロッパ各国で紀元前から見られるもので、実際「羊飼いは世界最古の職業」ともいわれています。
現在ではムートンの毛皮はコートなどの洋服だけでなく、ムートンブーツなど靴などにもよく使用されていますね。

○世界のムートン

コートやブーツの素材として使用されるムートンの歴史は、実はそれほど長いものではありません。
ムートンコートやムートンブーツは20世紀初期のオーストラリアで生まれ、世界に広まっていきました。
高い保温性を誇るムートンは、たとえば第一次世界大戦が勃発した1930年代、各国の戦闘機パイロットのフライトジャケットやブーツの素材として採用されています。暖房機器のないコックピット内でも暖かく過ごすことができるムートンの装備は大いに重宝されたようです。
スタイリッシュなムートンのフライトジャケットは、現在ではファッションアイテムとしても高い人気を誇っています。

○日本のムートン

明治時代になるまで羊肉や羊毛を活用する文化がほとんどなかった日本。ムートンは欧米での流行を追いかける形で広まりました。
現在では、フライトジャケットをはじめとした実用性が高く同時にファッショナブルなもの、またダッフルコートやモッズコートなどカジュアルなアウターの素材として定番になっています。

ムートンの価値とは？

希少価値が年々高まっているセーブルやミンク、フォックスの毛皮と異なり、いつの時代も豊富に生産されているムートンですが、もちろん物によっては高価買取が可能です。
セーブルやミンクはある程度、そもそも「セーブルである」「ミンクである」ということ自体で査定額が高くなる傾向にあります。
一方、ムートンの場合は製品を作っているブランドや毛皮の状態の良しあしが査定の際のポイントになります。「状態の良いブランド品」こそ、価値あるムートンであるといっていいでしょう。

ムートンは、ほかの毛皮に比べるとお手入れが簡単であるという特徴があります。
毛皮は埃や汚れが付着することで傷みを生じて価値を下げてしまうことがありますが、ムートンは撥水性が高く、また埃を吸い寄せる静電気が起こりにくいので、そもそも埃や汚れが付着しにくいという性質を持っています。
専用のムートンブラシを使って定期的に軽くブラッシングを行うだけで、その状態を良好に保つことが可能です。またブラッシングには、毛が絡まってしまうのを防いで毛並みの美しさを保つという効果もあります。当店のような買取専門店を利用されるお考えがある方は、ぜひ心がけてみていただければと思います。