- お酒
- 2025.12.06
ジョニーウォーカーの価格を種類ごとに把握!違いや人気銘柄もご紹介

ジョニーウォーカーは、世界でもトップレベルのウイスキーブランド。
手ごろな価格帯から高級ラインまで種類が豊富で、日本でもファンが多いのが特徴です。
そこで今回は、ジョニーウォーカーの価格(定価)と特徴について、検証していきます。
ウイスキーブームによって高騰している、ジョニーウォーカーの買取相場も解説していますので、ぜひ最後まで楽しんでご覧ください。
【この記事でわかること!】
● 種類別ジョニーウォーカーの価格
● 種類ごとに違う特徴や味わい
● ボトルやラベルのデザインには意味がある
ジョニーウォーカーとは

ジョニーウォーカーは、スコッチ・ウイスキーの大人気ブランド。
四角いボトル・斜めのラベル・ステッキを持った「ストライディングマン」が目印です。
200か国以上で年間1億本以上を売り上げており、スコッチ・ウイスキーでは「売上No.1」を記録しています(※IMPACT DATABANK 2023に基づく販売数量)。
ここからは、ジョニーウォーカーの歴史・人気の理由・ボトルとラベルの秘密について、詳しく見ていきましょう。
ジョニーウォーカーの歴史
ジョニーウォーカーの歴史は、1820年、創業者のジョン・ウォーカーが開業した食料雑貨店「オールドハイランドウイスキー」から始まりました。
スコットランド南部のキルマーノックに店を構えたジョン・ウォーカーは、シングルモルトをブレンドしてウイスキーをつくり始めたのです。
ジョン・ウォーカーのつくるウイスキーは人気を集めるようになり、1857年からは息子のアレキサンダー・ウォーカーが引き継いで、ウイスキー事業を拡大していきました。
「オールドハイランドウイスキー」が「ジョニーウォーカー」に改称されたのは、1909年。アレキサンダー・ウォーカーの息子たちの時代で、偉大なる創業者でもある祖父、ジョン・ウォーカーの愛称から名付けられました。
その後、ジョニーウォーカーは海外に広まり、創業100周年を迎える1920年には、120か国で販売されるほどに成長していくのです。
創業から200年を超えた今も、常に進化し続けながら、品質の高いウイスキーを私たちに届けています。
売り上げ世界No.1と人気の理由
ジョニーウォーカーが売上世界一のスコッチ・ウイスキーになったのには、理由があります。
独自の製造方法によるスモーキー感や、複雑な味わいのバランスが絶妙だからです。
40種類以上の原酒を使い、磨き抜かれたブレンディング技術でブレンドされた味わいは、飲む人を飽きさせません。
ジョン・ウォーカーの息子、アレキサンダー・ウォーカーの商才も、ジョニーウォーカーが世界中に広まったきっかけになっています。
自社のウイスキーを大型船の船長たちに預け、販売アンバサダーとして渡航先に広めてもらったのです。
このように、ウイスキーを世界中に広めるための知恵や、優れた味わいがあったからこそ、今のジョニーウォーカーがあるといっても過言ではありません。
豆知識:四角いボトルと斜めラベルの秘密
ジョニーウォーカーの特徴でもある、四角いボトルと斜めに貼られたラベルには、秘密があります。
ウイスキーのボトルは円筒状が一般的とされる中で、ジョニーウォーカーは、なぜ四角いボトルを採用したのでしょうか?
それは、ボトルが四角いと箱に収まりやすいため、輸送時の振動による破損が防げると考えたからです。
ラベルを斜め24°に傾けているのは、遠くからでもジョニーウォーカーだと見分けてもらうためといわれています。
数多くのウイスキーの中から、ジョニーウォーカーを選んでもらうための、視覚的な戦略ともいえるでしょう。
査定・出張費・手数料はすべて無料。
ジョニーウォーカーの特徴・価格・買取相場一覧

ジョニーウォーカーには、「ジョニ赤」や「ジョニ黒」などの愛称で呼ばれる定番や、ベストセラーが多いのも特徴の一つです。
日本でも広く支持されていますが、オープン価格のため、いくらで購入できるのかを知りたい方も多くいらっしゃるでしょう。
ここでは、ジョニーウォーカーの特徴・価格・買取相場などをご紹介していきます。
参考までの価格と買取相場は、すぐに確認できるよう、種類別に一覧にしてみました。
※2025年12月時点の参考価格を記し、実際の買取価格を保証するものではございません。
| 参考までの価格 | 参考までの買取相場 | |
| ジョニーウォーカー レッドラベル(ジョニ赤) 700 ml | 1,125円〜1,700円程度 | ~1,000円程度 |
| ジョニーウォーカー ブラックラベル12年(ジョニ黒) 700ml | 3,200円程度 | 1,200円~3,000円程度 状態によっては500円程度になるケースも |
| ジョニーウォーカー ダブルブラック 700ml | 2,790円~3,500円程度 | ~1,000円程度 |
| ジョニーウォーカー グリーンラベル15年 700ml | 6,000円程度 | ~4,000円程度 |
| ジョニーウォーカー ゴールドラベル リザーブ 700ml | 6,000円程度 | ~3,500円程度 |
| ジョニーウォーカー 18年(プラチナ) 700ml | 10,000円程度 | ~4,000円程度 |
| ジョニーウォーカー XR 21年 750ml | 11,800円程度 | ~8,000円程度 |
| ジョニーウォーカー ブルーラベル 750ml | 20,000円~23,000円程度 | ~12,000円程度 |
| ジョニーウォーカー キングジョージ5世 700ml | 65,500円程度 | ~30,000円程度 |
| ジョニーウォーカー スウィング 700ml・750ml | 4,000円台~10,000円台程度 | ~1,500円程度 ~15,000円程度(旧ボトル) |
ジョニーウォーカー レッドラベル(ジョニ赤)
ラベルが赤いことから、日本では「ジョニ赤」の愛称で呼ばれ、親しまれているウイスキー。
華やかな香りとスパイシーな風味のバランスがよく、手に入れやすい価格も人気の理由です。
ハイボールやカクテルなどにも使いやすく、友人との集まりや気軽なパーティーなどで重宝します。
| 香り | シトラス フルーティー |
| 風味 | ブラックペッパーやシナモン スパイシーな風味 |
| 余韻 | 長く続くスモーキー感 |
ジョニーウォーカー ブラックラベル12年(ジョニ黒)
12年以上熟成された、スコットランド各地のシングルモルトウイスキーと、グレーンウイスキーのみをブレンド。
個性的な味わいを活かしながら、常温・オンザロック・ハイボール・カクテルなど、好きなスタイルで楽しめます。
| 香り | 甘いバニラや力強い果実 |
| 風味 | なめらかで濃厚な甘み 甘い果実 スパイスの風味 |
| 余韻 | 温かみのあるスモーキー感 |
ジョニーウォーカー ダブルブラック
焦がし加工を施した樽で熟成しており、スモーキー感や深い味わいをより楽しめる、ブラックラベルです。
「ジョニ黒」では物足りないと感じる方は、「ジョニーウォーカー ダブルブラック」の力強い風味で満たされてみてはいかがでしょう。
| 香り | スモーキーでスパイシー |
| 風味 | 濃厚なピート感 ドライフルーツやバニラの風味 |
| 余韻 | 力強さと温かみのあるスモーキー感 |
ジョニーウォーカー グリーンラベル15年
グレーンウイスキーを使わず、スコットランドでつくられたシングルモルトのみを使用しているのが大きな特徴です。
森のようなみずみずしい香りや、スモーキー感も満喫でき、おやすみ前のくつろぎタイムにも最適でしょう。
| 香り | フローラルとピートの香り |
| 風味 | 森を感じる芳醇な風味 |
| 余韻 | ピート感とスモーキー感が続く |
ジョニーウォーカー ゴールドラベル リザーブ
華やかな香りと淡いスモーキー感で、ほかのジョニーウォーカーと比較してもライトな印象です。
まろやかな口当たりを満喫するためにも、ストレートやロックをオススメします。
| 香り | はちみつとキャラメルの甘さ バナナの香り |
| 風味 | トロピカルフルーツ バニラ |
| 余韻 | 甘さとスモーキーな余韻 |
ジョニーウォーカー 18年(プラチナ)
心が安らぐ甘い香り・高級感のある甘さ・スパイシーでスモーキーな余韻が印象的な、特別感のあるウイスキー。
ウイスキーの上級者も 満足できる味わいですが、ハイボールにすると初心者の方でも心地よく楽しめるでしょう。
| 香り | スモーキーで甘さを感じる香り |
| 風味 | シトラス アーモンド バニラ |
| 余韻 | 深い余韻が長く続く |
ジョニーウォーカー XR 21年
「XR(Extra Rare)」の通り、閉鎖されたブローラ蒸溜所の希少な古酒も使用しています。
ジョン・ウォーカーの孫である、アレキサンダー・ウォーカー2世の手書きメモ由来のレシピでつくられました。
甘い香りや、深く複雑な味わいが濃厚に重なり、飲みやすくまとまっているのが特徴です。
| 香り | ゴールデンハニー バニラ |
| 風味 | オークの香ばしさ はちみつの風味 スパイシー 老いたオークの香ばしさ |
| 余韻 | 甘くエレガントな余韻 |
ジョニーウォーカー ブルーラベル
ジョニーウォーカーの高級ライン。
価格が高いのは、閉鎖となった蒸溜所も含め、1万樽の中の1樽を厳選した希少な原酒が選ばれているからです。
50年~60年熟成された古酒も含まれているため、希少価値の高さも際立っています。
スパイシーな香りやまろやかな口当たりが特徴で、力強くも心地よい余韻が長く続きます。
| 香り | 華やかなスパイス |
| 風味 | ヘーゼルナッツ シトラス バニラ |
| 余韻 | スモーキー感と深い余韻 |
ジョニーウォーカー キングジョージ5世
英国王のジョージ5世の在位期間に、稼働していた蒸溜所の原酒のみを使用した特別なウイスキー。
価格も高く、ジョニーウォーカーの最高級ラインです。
閉鎖されたポートエリー蒸溜所の希少な原酒を含み、バカラ社製のクリスタルボトルを採用していることも、価格の高さに大きく影響しています。
| 香り | フルーツ バニラ フローラル |
| 風味 | リンゴやレーズンの甘味 複雑な味わい |
| 余韻 | スモーキーな余韻が長く続く |
ジョニーウォーカー スウィング
ジョニーウォーカーでは珍しい、ダルマ型の丸いボトルが特徴です。
1930年代、大西洋横断の豪華客船に乗船する富裕層をターゲットにしており、船が揺れても倒れないようにデザインされました。
味わいにおいては、やさしい甘みが感じられる一方で、物足りないという声もあります
| 香り | 麦芽やトウモロコシの香ばしさ スモーキー感 |
| 風味 | コク まろやかな甘さ ピーティーな味わい |
| 余韻 | スパイシーでスモーキー |
オールドボトルは買取価格が高騰?見分け方を紹介

ジョニーウォーカーは現行品が多く、手ごろな価格で手に入るウイスキーも比較的多い傾向です。
一方で、オールドボトルのジョニーウォーカーは希少価値が高く、買取価格の高騰も期待できます。
そこで、買取市場でも人気の「ジョニーウォーカー ブラックラベル」と「ジョニーウォーカー スウィング」をピックアップ。
参考までのオールドボトルの見分け方を、それぞれ見ていきましょう。
ジョニーウォーカー ブラックラベル
オールドボトルを見分けるには、主にボトルのキャップやラベルなどをチェックします。
キャップにおいては、スクリューキャップかコルクキャップかで判別が可能。
オールドボトルは金のコルクキャップで、1970年代から金のスクリューキャップに変わりました。
コルクキャップの中にも、針金が付いている物と付いていない物があり、付いていない方が古い傾向です。
1990年代から、現在の黒いスクリューキャップが採用されています。
次に、ラベルを見ていきましょう。
ラベルに年数が表記されるようになったのは、1980年代以降で、オールドボトルのラベルに年数表記はありません。
ジョニーウォーカーのアイコンでもある「ストライディングマン」で、おおまかに見分けるのも可能です。
2000年頃から、「ストライディングマン」は、左を向いて歩みを進める姿になりました(私たちからみて右向き)。
「右は過去、左は未来」を示すもので、左向きは、ジョニーウォーカーの「KEEP WALKIMG(歩み続けよ)」のスローガンを表しているといわれています。
ジョニーウォーカー スウィング
ジョニーウォーカー スウィングも、ボトルのキャップとラベルで、オールドボトルを見分けられます。
1960年代まではコルクキャップ、1970年代からメタル製のスクリューキャップ、1980年代からプラスチック製のスクリューキャップに変化しました。
ラベルについては、オールドボトルは紙ではなく、金属製のラベルが採用されています。
ジョニーウォーカーの買取価格を下げないためのポイント

ジョニーウォーカーの買取価格を下げないために、以下のポイントをチェックしてから、査定に臨みましょう。
● ボトルやラベルはきれいか
● 査定を依頼する業者を厳選する
● 早めに査定してもらう
さっそく説明していきますので、ぜひ試して、少しでも買取価格をアップさせましょう。
ボトルやラベルはきれいか
ジョニーウォーカーのボトルやラベルがきれいな状態だと、買取価格によい影響を及ぼします。
汚れや傷などがないと、再販の確率が高くなるからです。
大切に保管してきた印象もあり、ジョニーウォーカーへの想いが査定員に伝わるのも、買取価格のアップへとつながるでしょう。
ほこりで汚れている場合は、乾いたやわらかい布でやさしく拭き取っておくのがオススメです。
ぬれた布は紙ラベルの破損につながるため、使用しないようにしましょう。
査定を依頼する業者を厳選する
ジョニーウォーカーの買取価格を下げないためにも、査定を依頼する業者選びは慎重に行ってください。
業者によって、ジョニーウォーカーの買取価格が下がってしまう可能性があるからです。
ジョニーウォーカーの買取を依頼するなら、ウイスキーの買取実績が豊富な業者を選びましょう。
ウイスキーを査定するには、ブランド・製造年・製造法のほか、限定品や需要など、広く深い知識が必要。
買取実績が豊富な業者であれば、ジョニーウォーカーの価値をしっかりと見極め、適正な価格で買い取ってくれます。
早めに査定してもらう
ジョニーウォーカーは、早めに査定してもらうのがオススメです。
ウイスキーブームが長く続き、ウイスキー市場の拡大も期待される一方で、世界情勢は日々変化しています。
少しでも買取価格を下げないためにも、ウイスキーブームが続いている今が、ジョニーウォーカーの売り時です。
数年前と比較して、スウィングなどのオールドボトルは買取価格が上昇傾向ですが、ブルーラベルなどは下降傾向。
ジョニーウォーカーの買取相場は、日々変化していますので、まずは早めに査定を依頼し、相談してみるのがよいでしょう。
ジョニーウォーカーなどスコッチウイスキーの買取は「福ちゃん」へ

ジョニーウォーカーの買取は、買取実績が豊富な業者だと高価買取が期待でき、乏しければ期待できないでしょう。
ジョニーウォーカーの買取に不安がある方は、「福ちゃん」がオススメです。
「福ちゃん」は、ウイスキーの買取実績を豊富に持ち、お客様対応にも自信があります。
ジョニーウォーカーに詳しいプロの査定員が、最大限に価値を引き出してまいりますので、高価買取も可能です。
買取にお迷いの方も、まずは、心のこもった「福ちゃん」の査定をお試しになってみませんか?
査定は無料です。
査定後にキャンセルをご希望されても、費用は一切必要ございませんので、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
ジョニーウォーカーには、「ジョニ赤」「ジョニ黒」などで親しまれるウイスキーや、限定商品など、種類が豊富に取りそろえられています。
安い価格から手に入る物もあり、広く支持されているのが特徴です。
今回のジョニーウォーカーの価格を、簡単に おさらいしておきましょう。
● 参考までの価格は、「ジョニ赤」の1,000円台~「ジョニーウォーカー キングジョージ5世」の6万円台など幅広い
● 買取価格は、数百円の「ジョニ黒」や、旧ボトルの「ジョニーウォーカー スウィング」の1万5,000円程度など、さまざま
ジョニーウォーカーの買取は、買取実績が豊富な「福ちゃん」がオススメです。
無料の出張買取にも対応しておりますので、ぜひ一度、ご相談ください。