ウイスキーの「シングルモルト」と「ブレンデッド」とは?

ウイスキーの種類を表す用語として、「シングルモルト」「ブレンデッド」といった言葉を聞いたり読んだりしたことがある方も多いのではないかと思いますが、それぞれ具体的にはどんなものなのか、どんな違いがあるのかご存じでしょうか?
まず簡単にまとめてみると、シングルモルトは単一の蒸留所で作られるウイスキーを樽詰めしたもので、ブレンデッドはモルトウイスキーやグレーンウイスキーをブレンドしたものです。

今回の記事ではウイスキーの「シングルモルト」「ブレンデッド」の違いをよりわかりやすく、特徴と歴史の視点から解説します。ウイスキーについてより深く知りたいという方は、ぜひチェックしてみてください。

「シングルモルト」と「ブレンデッド」とは?

「シングルモルト」と「ブレンデッド」とは?

では、さっそくシングルモルトとブレンデッドとは何なのか、それぞれについてまとめてみましょう。

シングルモルトとは

そもそもウイスキーは、トウモロコシや大麦麦芽などの穀物を糖化し、アルコールを発生させて蒸留したお酒です。

「シングルモルト」は、大麦麦芽(モルト)を蒸留する蒸留所で製造され、単一の蒸留所の樽でできたウイスキーをボトリングしたものです。

シングルモルトの“シングル”とは、要するに“単一の蒸留所”を意味しています。

ブレンデッドとは

英単語の「ブレンデッド(Blended)」は、「(複数のものを)混ぜ合わせた」という意味を持っていますが、ブレンデッドウイスキーとはまさしく、簡単にいえばさまざまなウイスキーを混ぜ合わせたものを指します。

モルト蒸留所で作られた大麦麦芽を原料としたシングルモルトをベースに、トウモロコシなどを原料とする「グレーンウイスキー」を混ぜ合わせ、完成させたものです。

癖の強い大麦麦芽のウイスキーに比べ、癖がなくすっきりした雰囲気のグレーンウイスキーを混ぜ合わせることで、より誰もが親しみやすく味わいやすいものになっているという特徴があります。

「シングルモルト」と「ブレインデッド」の歴史

「シングルモルト」と「ブレインデッド」の歴史

上記のように、シングルモルトとブレンデッドは「単一の蒸留所で作られた大麦麦芽由来のウイスキー」と、「シングルモルトにグレーンウイスキーを混ぜ合わせたもの」という違いがあるわけですが、ここではそんなシングルモルトとブレンデッドの歴史について簡単にひも解いてみましょう。

世界初のウイスキーはシングルモルトだった

世界で初めてウイスキーが作られたのはどこなのか……これは、歴史のミステリーのひとつとなっています。

有力な説は「スコットランドかアイルランドで14世紀ごろに作られた」というものですが、スコットランドかアイルランドかどちらなのか、現在に至るまで明確な答えは出ていません。

古い記録を見ると15世紀ごろのスコットランドでは王宮でウイスキーが飲まれていたようですが、それ以前のアイルランドの記録にはウイスキーを意味する「命の水」という名前が見られるようです。

そのようなこともあって、ウイスキーの起源は今なおはっきりしないわけです。

しかし、その頃に飲まれていたウイスキーが、単一の蒸留所で作られたものをボトリングしたシングルモルトウイスキーであったことは明らかです。

この頃のウイスキーは、現在ほど技術が発展していなかったこともあって、蒸留所ごとに、また樽ごとに味わいが異なり、安定していませんでした。

たとえ同じ蒸留所で作られたウイスキーであったとしても、「こっちの樽で醸成されたウイスキーは好みにぴったりだけど、あっちの樽のウイスキーはあんまり合わない……」といったことがあったわけです。

1800年代にグレーンウイスキーが誕生した

「命の水」という別名を与えられ、王侯貴族をはじめ多くの人が楽しんでいたウイスキー。しかし誕生以来、19世紀ごろまでは品質が安定しないシングルモルトが一般的であったという状況がありました。

そんな中、ウイスキーの歴史を変える画期的なものが発明されます。

1830年代、それまでの単式蒸留機に比べて効率的にアルコールを作ることができる連続式蒸留機が開発され、さらに、開発された連続式蒸留機を使用し、従来の大麦麦芽ではなく、トウモロコシなどを原料にしたグレーンウイスキーが作られるようになったのです。

グレーンウイスキーは、モルトウイスキーに比べると癖が少なく、風味の深さという点ではやや物足りないと感じる人が多かったようですが、口当たりがよく飲みやすいということで人気を博しました。

そして「ブレンデッド」という考え方が生まれた

「癖が強いかわりに豊かな風味が味わえるモルトウイスキーに、口当たりがよく飲みやすいグレーンウイスキーをブレンドしたらいいのでは?」という考え方が生まれます。

そして1860年代に入り、さまざまなブレンデッドウイスキーが生み出されていくことになりました。

ウイスキーを知り尽くした“ブレンダー”と呼ばれる人々が絶妙なバランスでのブレンドを実現させ、ブレンデッドウイスキーの名作の数々を生み出し、現在に至ります。

まとめ

いかがでしょうか。

現在では、技術の発展によって昔のように「シングルモルトは樽ごとに味に極端なバラつきがある」ということは少なくなっており、世界中のさまざまなメーカーが魅力的なシングルモルトウイスキーを生み出しています。

その一方で、1860年代に誕生して以来、ブレンデッドウイスキーもまた現在に至るまで根強い人気を誇り、ウイスキーファンをうならせています。

また、ひとくちにブレンデッドウイスキーといっても、その種類は豊富です。

日本をはじめ世界各国のメーカーが魅力的な製品を生み出しているので、ぜひお気に入りの1本を見つけてみてください。

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