コニャックとはどのようなブランデー?条件や等級について丁寧に解説

コニャックとは、フランスのコニャック地方で造られるブランデーの中でも、厳しい条件を満たすものだけを指します。

この記事では、

・コニャックと認められる条件
・コニャックの等級
・代表的なコニャックブランド

をご紹介します。

記事を読むことで、コニャックに関する疑問が解消しますので、ぜひ最後までご覧ください。

コニャックとはどのようなブランデー?

コニャックとはどのようなブランデー?

そもそもブランデーとは、果実を原料とする蒸留酒の総称です。原料となる果実は、リンゴやブドウ、洋ナシ、プラム、サクランボなどさまざまです。

ブランデーのうち、ブドウを原料とするものは「グレープブランデー」と呼ばれます。

グレープブランデーの中でも、フランスのコニャック地方で造られ、なおかつ厳しい条件をクリアしたものだけが「コニャック」と認められるのです。

コニャックと認められるには、以下の項目で定められている条件を満たさなくてはなりません。

・ブドウの品種
・ブドウの産地
・ブランデーの製法

条件について詳しく見ていきましょう。

ブドウの品種

コニャックの原料となるのは、強い酸味を持つ白ブドウです。コニャックで使われる主な品種として以下が挙げられます。

・ユニ・ブラン
・フォル・ブランシュ
・コロンバール

上の3品種が、ブランデーに使うブドウ全体のうち90%以上を占めなくてはなりません。

ブドウの産地

コニャックと認められるには、コニャック地方の中でも特定の地区で栽培されたブドウを使う必要があります。

代表的な地区として、以下4つが挙げられます。

・グランド・シャンパーニュ
・プティット・シャンパーニュ
・ボルドリー
・ファン・ボワ

これらの中でもとくに優れた土壌を持つとされるのが「グランド・シャンパーニュ」です。

熟成に時間はかかりますが、優れた熟成香を生み出すのが魅力です。

ブランデーの製法

コニャックの製造は、ブドウを原料としてワインを造ることから始まります。出来上がったワインを2回蒸留することで、蒸留酒が造られます。

蒸留酒の熟成には、主にフランスのリムーザン産オーク樽を使用。熟成によって、オークならではの風味と色素がブランデーに移ります。

熟成年数が2年以上でなければ出荷できないことも、コニャックの条件です。

熟成後、アルコール度数が40%ほどになるように希釈されたものが、コニャックとして製品化されます。

コニャックの等級

コニャックの等級

コニャックは、熟成年数を示す「コント」という単位によって、等級が何段階にも分けられています。

たとえば、“コント2以上”とは“2年以上の熟成”という意味です。コント数の大きいものほど、香りや味わいに深みがあります。

コニャックの等級は以下のとおりです。

・スリースター:コント2以上
・VS(Very Special):コント2以上
・VSOP(Very Superior Old Pale):コント4以上
・ナポレオン:コント6以上
・XO(Extra Old):コント10以上
・オールダージュ:コント6以上

オール・ダージュ」はコント6であり、「XO」よりもコント数が小さいですが、熟成年数を超えるクオリティがあるものに対してこの等級が与えられます。

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コニャックの主なブランド

コニャックの主なブランド

コニャックにはいくつものブランドが存在し、その中でもとくに有名なブランドとして以下が挙げられます。

・ヘネシー
・マーテル
・レミー・マルタン
・クルボアジェ
・カミュ

これらのブランドは「5大コニャック」と呼ばれ、高い地位を確立しています。それぞれの特徴を見ていきましょう。

ヘネシー

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ヘネシーは1765年に設立されたブランドです。

5大コニャックの中でもとくに人気が高いため「コニャックの王様」と呼ばれることがあります。日本では高級クラブなどで扱われることも少なくありません。

熟成には樹齢100年以上のオーク樽を使用しており、まろやかで芳醇な味わいが特徴です。

マーテル

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マーテルは1715年に創業し、大手コニャックメーカーの中でも最古の歴史があります。

優雅で華やかな香りを大きな特徴とし、「飲む香水」といわれることもあります。

レミーマルタン

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レミー・マルタンは1724年に創業した、家族経営のコニャックメーカーです。

コニャック地方でも最上位の土壌に位置づけられる「グランド・シャンパーニュ」と「プティット・シャンパーニュ」のブドウのみを使用しているのが特徴です。

この2つの産地から製造されるコニャックは「フィーヌ・シャンパーニュ」と呼ばれ、高品質なことで知られています。

クルボアジェ

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クルボアジェは1809年に設立されたブランドです。

フランス皇帝ナポレオンとつながりの深いコニャックであり、ナポレオン1世がクルボアジェを愛飲していたとされ、ナポレオン3世のときには王室御用達ブランドの栄誉を授けられました。

現在はサントリーの子会社が所有しているブランドであるため、日本でも広く認知されています。

カミュ

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カミュは1863年に創業された、家族経営のコニャックメーカーです。

全体として滑らかでまろやかな味わいが特徴で、5大コニャックの中でも、日本人にとってもっとも飲みやすいブランデーとされています。

コニャックは「さまざまな飲み方」を楽しめる高級ブランデー

コニャックは「さまざまな飲み方」を楽しめる高級ブランデー

フランスのコニャック地方で製造されたブランデーがすべて“コニャック”というわけではなく、厳しい条件を満たさなければコニャックとして認められません。

そのため、どの銘柄を選んでも優れた香りや味わいを楽しめます。

コニャックは、オンザロックやストレート・水割り・ソーダ割りなど、同じボトルであっても、さまざまな飲み方を楽しめるブランデーです。

コニャックにご興味がある方は、気になるボトルを手に入れ、複数の飲み方を楽しんでみるのもよいかもしれません。

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