マツイピュアモルトウイスキー倉吉とは？特徴・価格・購入方法まとめ

ここでご紹介するのは松井酒造から販売されている『マツイピュアモルトウイスキー倉吉』です。

国内での知名度は決して高いとはいえないものの、ウイスキー愛好家ならその名を聞いたことがある、実際に飲んだことがあるという方もいらっしゃることでしょう。

ここではそんな『マツイピュアモルトウイスキー倉吉』の特徴や具体的な価値、購入方法などをまとめました。

マツイピュアモルトウイスキー倉吉の特徴

『ピュアモルトウイスキー倉吉』シリーズを販売する松井酒造は2015年にウイスキー酒造免許を取得。以降、鳥取県倉吉市の自社蒸留所でウイスキーの製造、販売を行っています。

『マツイピュアモルトウイスキー倉吉』はピュアモルトウイスキーです。ピュアモルトとはモルト原酒のみを使って製造しているウイスキーのことで、マツイピュアモルトウイスキー倉吉は輸入モルト原酒と自社製造のモルト原酒をヴァッティングして製造されています。

また、鳥取県の地下天然水を使用して作られていることからくちどけが良く、甘味とウイスキーが持つほろ苦さのバランスも良好だと高く評価されています。

マツイピュアモルトウイスキー倉吉の受賞歴

日本ではまだ知名度が少ないマツイピュアモルトウイスキー倉吉ですが、海外では高い評価を得ています。例えば、アメリカで開催された品評会「SFWSC (サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション)」では2019年・2020年に銀賞、2021年に金賞、そして2022年には「ダブル金賞」を受賞しています。

また、2021年には長期間熟成して作られた『マツイピュアモルトウイスキー倉吉18年』が世界最大の品評会とされる「WWA(ワールド・ウイスキー・アワード)」で国内最高賞を受賞しています。

マツイピュアモルトウイスキー倉吉の価格

ここでは、マツイピュアモルトウイスキー倉吉の価格についてまとめています。

メーカー小売価格

ノンエイジのマツイピュアモルトウイスキー倉吉は松井酒造の定番商品として販売されており、こちらのメーカー小売価格は2022年12月現在、700ml3,600円となっています。

しかし、長期熟成を行った『マツイピュアモルトウイスキー倉吉12年』『倉敷18年』『倉敷33年』などは希少性が高く、定価も高めに設定されています。

通販サイトではいくらで買える？

ノンエイジのマツイピュアモルトウイスキー倉吉は通販サイトでも手に入れやすい価格で販売されています。

しかし、ヴィンテージもの(12年、18年、33年など)となるとその価格は一気に高騰します。

実際、海外のコンテストで上位を獲得した『倉敷18年』を見てみると、数万円が相場のようです。

※2022年12月現在

マツイピュアモルトウイスキー倉吉の購入方法

ノンエイジウイスキーであるマツイピュアモルトウイスキー倉吉は大手スーパーやリカーショップ、百貨店などで購入が可能です。

しかし、ヴィンテージものの倉吉を手に入れるとなると、スーパーや酒屋などでは入手できないこともありますので、通販サイトやオークションサイトなどを利用するとよいでしょう。

まとめ

ここでは『マツイピュアモルトウイスキー倉吉』についてまとめてみました。

輸入モルト原酒を使用していることから「ジャパニーズウィスキーとはいえないのでは？」などと話題になったこともあるマツイピュアモルトウイスキー倉吉ですが、松井酒造がこだわり抜いて仕上げた同商品は海外で非常に高く評価されています。

また、原酒不足により値上げを行っているメーカーが多いなか、良心的な価格で販売を続けている松井酒造は「庶民の味方」といえるのではないでしょうか。ぜひ、一度味わってみてください。