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- 2025.11.11
ロマネコンティはなぜ高い?市場の値段や10億円以上の伝説ワインについて

ロマネコンティは、世界トップクラスの高級ワイン。
値段も高く、ロマネコンティを嗜むのはステイタスの1つでもあります。
手が出しにくいとはいえ、具体的な値段や買取相場なども把握しておきたいところ。
そこで今回は、ロマネコンティの値段をテーマにし、高い理由なども検証 していきます。
当たり年や、安い値段でロマネコンティを楽しむ方法もご紹介しますので、ぜひ最後まで楽しんでご覧ください。
【この記事のポイント】
●ロマネコンティの最高値は10億円以上
●ロマネコンティの買取相場は○○万円
●ロマネコンティの買取なら、買取実績が豊富な福ちゃん!
- 1 ロマネコンティの値段はいくら?
- 2 「ロマネコンティ1945」の値段
- 3 そもそもロマネコンティとは
- 4 ロマネコンティのラベルに記載されていること
- 5 ロマネコンティはなぜ値段が高いの?
- 6 安い値段のロマネコンティは要注意!
- 7 ロマネコンティの当たり年とは
- 8 値段が高いロマネコンティは何年もの?
- 9 ロマネコンティの味について
- 10 ロマネコンティを安い値段で楽しむ方法
- 11 ロマネコンティはどこで買える?
- 12 ロマネコンティよりも高い「ミュジニー・グラン・クリュ」とは
- 13 ロマネコンティの買取相場
- 14 ロマネコンティの買取は買取実績が豊富な福ちゃんが安心
- 15 ロマネコンティの査定で重要視される3つのポイント
- 16 ロマネコンティに資産価値はあるか
- 17 まとめ
ロマネコンティの値段はいくら?

ロマネコンティの値段は、1本数百万円以上するのが一般的です。
2025年10月時点では、安くても200万円代の値段が付けられており、ヴィンテージによっては400万円代や500万円代も数多くあります。
ロマネコンティは輸入品ゆえに、為替の変動や購入する時期によって、値段も上下するものです。
ここでは、ロマネコンティの値段が知りたくなった際の調べ方をご紹介します。
ロマネコンティの値段の調べ方
ロマネコンティの値段は、「楽天市場」や「Amazon」など販売サイトのほか、「wine searcher(ワインサーチャー)」で調べてみましょう。
「楽天市場」と「Amazon」で値段を調べるには、各サイトを開き、ロマネコンティを検索します。
販売中のロマネコンティが数多く出てきますので、値段を確認できるほか、「安い順」や「高い順」などの並べ替えでの閲覧も可能です。
「wine searcher」は、ロマネコンティをはじめ、世界中のワインを探せるサーチエンジン。
「楽天市場」や「Amazon」などと同様に検索できると同時に、「店舗の場所」で「日本」を選べば、日本で取り扱っている店舗と値段の確認が可能です。
ロマネコンティのヴィンテージを、複数選択できるボタンもあります。
査定・出張費・手数料はすべて無料。
「ロマネコンティ1945」の値段

ここからは、「ロマネコンティ1945」の値段にまつわる話題を深掘りしていきます。
その前に、「ロマネコンティ1945」の概要を押さえておきましょう。
「ロマネコンティ1945」は、ワインの頂点に立つ特別なヴィンテージワインです。
第二次世界大戦終戦直後の混乱期、限られた資源と困難な状況下で、わずかに収穫できたブドウから奇跡的に生み出されました。
通常、ロマネコンティは7000本前後生産されますが、1945年ヴィンテージはわずか600本しか生産されなかった貴重な逸品なのです。
それでは、「ロマネコンティ1945」の値段を、さらに詳しく見ていきます。
1本約6000万円!「ロマネコンティ 1945」が史上最高値で落札
2018年、アメリカで開催されたオークションにおいて、「ロマネコンティ 1945」は日本円にして約6000万円という前代未聞の市場最高価格で落札され、世界中に衝撃が走りました。
この出来事により、ロマネコンティの希少性と伝説的な地位を不動のものとしたのです。
ロマネコンティの価値は、今後も高まる傾向にあるとみられています。
もしかすると、最高価格が更新され、さらに私たちを驚かせるようなロマネコンティが誕生するかもしれません。
10億円以上?!伝説のワイン「ロマネコンティ1945」とは
1本の値段が、最高額の10億円で落札された「ロマネコンティ1945」があります。
それは、3リットルのジェロボアムボトル。通常ボトル(750ml)の4倍サイズです 。
「ロマネコンティ1945」のジェロボアムボトルについては諸説あり、2本しか生産されていないという説や、現存するのは1本だけともいわれています。
真偽のほどは定かではありませんが、もし実在するのであれば、世界で最も値段の高いワインになるのは間違いないでしょう。
そのほか、2010年に香港で開催されたオークションでは、合計で1,366点のロマネコンティが、総額1億700万香港ドル(手数料込み・日本円で約11億5,000万円) で落札されました。
そもそもロマネコンティとは

値段が高いことで知られるロマネコンティは、どのようなワインなのでしょうか?
以下に、ロマネコンティの主な特徴を挙げてみました。
● 最高の畑で作られる
● ロマネコンティは伝統的な醸造と100%新樽
● ロマネコンティのブドウ栽培は特別
一つひとつ解説していきますので、ロマネコンティをより深く知るきっかけにしてくださると幸いです。
最高の畑で作られる
ロマネコンティは、フランスブルゴーニュ地方のヴォーヌ・ロマネ村にある「ロマネ・コンティ」という特級畑(グランクリュ)で作られる赤ワインです。
特級畑とは、最高級のワインを生み出すと認められた、最も格が高い畑のこと。
ブルゴーニュ地方にある畑のうち、約1~2%しか認められていません。
ロマネコンティの生産者は、畑と同じヴォーヌ・ロマネ村にある、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ(DRC)社です。
ワインの名前「ロマネコンティ」と区別するために、「DRC社」とも呼ばれています。
ロマネコンティは伝統的な醸造と100%新樽
伝統的な醸造法も、ロマネコンティの特徴です。
一般的なワインは、ブドウの房から茎を取り除く「除梗(じょこう)」や、果実を軽く潰す「破砕(はさい)」が行われます。
ところが、ロマネコンティは、「除梗」も「破砕」もせず、発酵させるのが特徴です。
熟成には、トロンセ産の新樽100%を使用し、澱引きや濾過を最小限に抑えて、複雑な風味を生み出しています。
ワインを移動させる際もポンプを使用せず、重力を利用。
これにより、ワインに物理的なストレスをかけず、ブドウ本来の風味を最大限に活かすのが可能になるのです。
なぜトロンセ産の新樽100%を使用するのか
トロンセ産の新樽100%とは、トロンセの森のオークで作った新しい樽のことで、ワインの風味がよくなるといわれています。
バニラやキャラメルなど、ワインにスパイスの複雑な香りを加えてくれる効果も。
さらに、新樽は、古樽よりも木材の香りが感じられ、濃厚でタンニンの多いワインになるため、ロマネコンティのワイン作りに欠かせないのです。
ロマネコンティのブドウ栽培は特別
ロマネコンティのブドウ栽培は、特別な有機栽培の1つである、ビオディナミ農法を採用。
そして、最高級のピノ・ノワール種のブドウを栽培しています。
ビオディナミ農法では、土壌・植物・動物の相互作用を重視し、農薬や化学肥料を一切使用しません。
肥料には、粉砕したブドウの根・皮・発酵残渣(はっこうざんさ)などを使い、農耕馬で畑を耕しています。
種まきや収穫の時期は、天体の動きによって決め、すべて手作業で行われます。
このような栽培条件にもかかわらず、収穫されたブドウも厳しく選別されて、ロマネコンティは作られているのです。
ロマネコンティのラベルに記載されていること

ロマネコンティのボトル正面には、象徴的なラベルが貼られています。
すべてフランス語のラベルから、何がわかるのでしょうか?
以下は、ロマネコンティのラベルに記載されている内容です。
ラベル上部から順に、ご紹介していきます。
● 会社名
● 住所
● 銘柄名
● AOC(アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ)の認定
● 生産された本数
● 共同経営者のサイン
● ブドウの収穫年
● 生産者が瓶詰めまで行った表記
AOCとは、フランスワインの品質分類「原産地統制呼称」のこと。フランスワインの中で最高級に格付けされるのが、AOCワインです。
産地・品種・収穫量・熟成法・試飲検査など、ワインの厳しい基準をクリアしなければ、AOCに認定されません。
ロマネコンティはなぜ値段が高いの?

ここまでお話ししてきたように、ロマネコンティの値段は、一般的なワインでは考えられないほど高額です。
ロマネコンティの値段が高い理由は、以下のような4点が考えられます。
● 生産量が限られているから
● ブランド力が高いから
● 畑がモノポール(単独使用)だから
● 転売や並行品があるから
さっそく、順に見ていきましょう。
生産量が限られているから
ロマネコンティの値段が高いのは、毎年約5,000~6,000本 ほどのみと、生産量が限られているからです。
特級畑「ロマネ・コンティ」の面積は、約1.8ヘクタールで、サッカーコート4面分ほどの広さしかありません。
ブドウ栽培から製造まで、無農薬や手作業で行われるため、ロマネコンティの希少性はより高まり、値段にも影響しているのです。
ブランド力が高いから
ブランド力の強さも、ロマネコンティの値段に大きく影響しています。
ロマネコンティの生産者である「DRC社」は、古代から続く歴史を持つ、世界的にも有名なワイン醸造所です。
世界で最高のワイン生産者ともいわれ、ロマネコンティ以外にも高品質のワインを数多く作っています。
徹底した製造法や確固たる希少性から、ロマネコンティのブランド力は世界中に響き渡っているのです。
畑がモノポール(単独使用)だから
ロマネコンティの畑は、単独使用のモノポールなのも、値段が高い理由です。
ブルゴーニュ地方では、モノポールではなく、畑を複数の生産者が分割所有してワインを作るのが一般的。
そのため、生産者は違えど、同じ銘柄のワインが数多く市場に出回っています。
ところが、ロマネコンティは「DRC社」が作る1種類だけですので、希少価値の点からも値段が高くなるのです。
転売や並行品があるから
転売や並行品も、ロマネコンティの値段が高くなる理由の1つに考えられるでしょう。
生産数の少ないロマネコンティは、需要が多いため、転売や並行品は、正規品よりも高い値段で売られています。
ロマネコンティの正規品は、通販での販売はしていません。
そのため、「楽天市場」や「Amazon」などの販売サイトにあるロマネコンティは、並行品か、正規品の転売でしょう。
安い値段のロマネコンティは要注意!

値段が高いことで知られるロマネコンティには、安い値段の物はないと思っておくのが無難です。
もしも、安い値段のロマネコンティを見つけた場合、以下のような可能性も考えられるため、注意してください。
● 偽物のロマネコンティ
● 保存状態が悪いロマネコンティ
安い値段のロマネコンティは、ラベルを偽造していたり、中身が別物だったり、偽物の可能性が高いでしょう。
巧妙に偽造されたラベルは、本物と見分けがつかないケースが多数あります。
ロマネコンティの空き瓶も流通していますので、ネットオークションやフリマアプリで販売されているロマネコンティは、注意が必要です。
ロマネコンティの保存状態が悪く、安い値段で売られている可能性もあります。
その場合、たとえ本物であっても、ロマネコンティ本来の品質・風味・味わいは得られないでしょう。
ロマネコンティの当たり年とは

ここでは、ロマネコンティの当たり年といわれる年代をご紹介します。
当たり年とは、ブドウ栽培に適した天候や熟成度などが最適で、高品質のブドウが収穫できた年のことです。
一般的に、当たり年のワインは、希少価値が高く人気も集中します。
ロマネコンティであれば、なおさら価値の高騰が見込まれますので、ぜひチェックしておきましょう。
| 年代 | 当たり年 |
| 1940年代 | 1945年 |
| 1950年代 | – |
| 1960年代 | 1961年・1962年・1966年・1969年 |
| 1970年代 | 1971年・1976年・1978年 |
| 1980年代 | 1982年・1983年・1985年・1986年・1988年・1989年 |
| 1990年代 | 1990年・1991年・1993年・1995年・1996年・1998年・1999年 |
| 2000年代 | 2003年・2005年・2009年 |
| 2010年代 | 2010年・2015年・2017年 |
| 2020年代 | 2020年 |
値段が高いロマネコンティは何年もの?

当たり年といわれるロマネコンティは、値段も高くなる傾向です。
中でも、値段が高い傾向にある年を、以下にまとめています。
| 値段が高いロマネコンティ | 参考までの値段 |
| 1990年 | 220万円代~ |
| 1999年 | 310万円代~ |
| 2003年 | 260万円代~ |
| 2005年 | 360万円代~ |
| 2009年 | 1000万円代~ |
| 2015年 | 330万円代~ |
ロマネコンティの値段を左右する要素とは
ロマネコンティを含めたワインの値段は、一般的に、次のような要素で高くなったり安くなったりします。
● 栽培コスト
● 醸造コスト
● 熟成コスト
● 生産量
● ブランディング
どれも重要な要素ですが、ロマネコンティの場合は、生産量とブランディングの影響も大きいといえるでしょう。
プレミア価格で知られる「ロマネコンティ1945」は、生産量の少なさが値段の高さに拍車をかけています。
ロマネコンティの味について

ロマネコンティは値段が高いため、いつでも手軽に味わえるとはいかないもの。
そのため、どのような味わいなのか、気になる方も多いでしょう。
そこで、代表的なロマネコンティの味わいを、ご紹介していきます。
1945年
600本しか生産されなかった、プレミア価格のロマネコンティです。
濃厚で深い味わいと、酸味のバランスもよく、ブルーベリー・ブラックカラント・トリュフなど、スパイスの複雑な風味が楽しめるといわれています。
1990年
タンニンが豊富で、コクと重厚感のある味わいが楽しめ、クローブ・シナモン・ブラックベリーの風味も兼ね備えています。
1990年は、ブルゴーニュ地方の天候が安定し、高品質のブドウが収穫できた年でした。
2005年
ロマネコンティ2005は、バラやすみれなどの香りや、なめらかな口当たりが感じられる、シルキーなワイン。
タンニンによる、深い味わいとのバランスも楽しめるでしょう。
2005年も良質なブドウが収穫できた年で、アメリカのワイン評論家であるロバート・パーカーから、高い評価を得ました。
2015年
高品質なワインができるといわれる、高樹齢の木から収穫されています。
熟した果実・バラ・スパイスなどの風味のほか、深い余韻と口当たりのよさも特徴です。
ロマネコンティを安い値段で楽しむ方法

値段が高く、高根の花でもあるロマネコンティを、比較的安い値段で楽しむ方法をお伝えしていきます。
● グラスで飲む
● ロマネコンティに味が近いワインを楽しむ
どうしても、ロマネコンティを安い値段で味わってみたい場合は、ぜひ試してみてください。
グラスで飲む
ロマネコンティを安い値段で楽しむ方法の1つに、グラスで飲むことが挙げられます。
1本数百万円の値段を出す必要があるロマネコンティも、グラスで提供する店へ行けば、ボトルで飲むよりも安い値段で味わえるでしょう。
ただし、ロマネコンティを提供する店は限られており、一例として以下に挙げてみました(2025年10月調べ)。
● 晩杯屋(バンパイヤ) 大井町店
● シノワ渋谷
● ヴァン シュール ヴァン(Vin sur Vin)
これらは、DRC社の作る「ラ・ターシュ」や「コルトン」などのロマネコンティを提供する店や、イベントで試飲会を開催する店など、さまざまです。
ロマネコンティをグラスで楽しむ場合、平均的な値段として数十万円程度の場合が多いようです。
詳細については、各店舗へ問い合わせてみましょう。
ロマネコンティに味が近いワインを楽しむ
ロマネコンティをより安い値段で楽しむ方法として、味が近いワインを代わりにしてみるのも選択肢の1つです。
以下のワインは、ロマネコンティの味に近いといわれています。
● ラ・ロマネ
● ラ・グラン・リュ
● リシュブール
どれも、ロマネコンティの畑があるヴォーヌ・ロマネ村にある畑でブドウを栽培しているのが特徴です。
ロマネコンティの畑のすぐそばのため、土壌や気象条件がほとんど同じで、味わいも近くなると考えられます。
値段は、比較的手に入れやすい傾向ですので、機会があれば、一度味わってみてはいかがでしょう。
参考までに、「リシュブール」の値段は1本10万円代程度~、「ラ・ロマネ」と「ラ・グラン・リュ」は70万円代程度~で用意されています。
ロマネコンティはどこで買える?

ロマネコンティは、正規品と並行品で買える場所が異なります。
値段は、並行品よりも正規品の方が安いですが、正規品を手に入れるのは難しい傾向です。
ここでは、正規品と並行品のほか、クラブで買う場合などをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
正規品を買うには
ロマネコンティの正規品は、たとえお金があっても、個人が 簡単に買える物ではありません。
なぜなら、ロマネコンティの正規品販売は、輸入業者による割当制が行われているからです。
現在、日本におけるロマネコンティの正規輸入代理店は、「株式会社ファインズ」です。
この「株式会社ファインズ」が、長年の付き合いがある大手百貨店や高級レストランなどに対し、仕入れが可能な限定数を提示して、それぞれの店舗が仕入れます。
さらに、仕入れる側は、「DRC社」が作るロマネコンティ以外のワインも購入する必要があるそうです。
大手百貨店や高級レストランの上顧客であれば、ロマネコンティの正規品を手に入れるのも可能といえるでしょう。
並行品ならネット
インターネットサイトからですと、ロマネコンティの並行品を購入できます。
販売店によって値段に幅があり、数多くのロマネコンティの中から予算に合わせて選べるでしょう。
ロマネコンティの並行品は、正規輸入代理店以外の輸入業者が輸入した物。
正規輸入代理店は「株式会社ファインズ」のみですので、並行品は、第3国からの輸入品です。
そのため、並行品は、輸入ルートや品質などに不透明さがあり、購入する業者が信頼できるかどうか見極める必要もあります。
また、ロマネコンティの並行品は、第3国の正規輸入代理店などを介するため、正規品よりも値段は高めです。
クラブで買うと高額
ロマネコンティは、高級クラブで購入するのも可能です。
ただし、インターネットのサイトで購入するよりも、何倍もの値段になると考えておくとよいでしょう。
たとえば、数百万円のロマネコンティが、銀座の高級クラブでは数千万円の値段が付けられているケースもあるのです。
クラブのロマネコンティは、ステイタスやぜいたくな時間などの付加価値も、値段に色濃く反映されます。
ロマネコンティよりも高い「ミュジニー・グラン・クリュ」とは

2023年、ロマネコンティよりも高い値段が付けられたワインがありました。
それが、ドメーヌ・ルロワのミュジニー・グラン・クリュです。
当時1ドル142円の換算で、ミュジニー・グラン・クリュ1本に、48,616ドル(700万円弱)の値段がつきました。
ミュジニー・グラン・クリュの畑は、ロマネコンティよりも小さく、生産数は1,000 本弱。需要が高い点もロマネコンティの状況と似ており、値段も爆発的に高騰しています。
ただし、ミュジニー・グラン・クリュは、インターネットのほか百貨店などでも手に入れやすいワインです。
ロマネコンティの買取相場

以下は、ロマネコンティの中でも、より高価買取が期待できる年代と、参考までの買取相場をまとめています。
| ロマネコンティの年代 | 参考までのおよその買取相場 |
| 1990年 | ~120万円代程度 |
| 1999年 | ~140万円代程度 |
| 2003年 | ~110万円代程度 |
| 2005年 | ~140万円代程度 |
| 2009年 | ~130万円代程度 |
| 2015年 | ~190万円代程度 |
以上は、当たり年にも重なっているロマネコンティです。
買取相場は変動するため、あくまでも参考までの値段としてご覧ください。
正確な買取価格は、無料の査定を利用して確認するのがオススメです。
ロマネコンティの買取は買取実績が豊富な福ちゃんが安心

ロマネコンティを買い取ってもらうなら、高価買取はもちろん、最後まで安心して取引をしたいもの。
買取に少しでも不安のある方は、買取実績が豊富な福ちゃんにお任せください。
福ちゃんの査定は、丁寧で的確ですので、希少価値の高いロマネコンティの買取も安心です。
福ちゃんは、お客様ファーストの精神と長きにわたる経営により、多くの方から信頼をいただいております。
どのようなワインでも無料で査定を行い、キャンセルの費用も一切かかりません。
重たいワインを持ち運ばずに済む、無料の出張買取も可能ですので、お気軽に福ちゃんまでお問い合わせください。
ロマネコンティの査定で重要視される3つのポイント

ロマネコンティの査定では、以下の3点が重要視されます。
● 保存状態はよいか
● 付属品はそろっているか
● 入手ルートは何か
これら、査定士が注目する3つのポイントを前もってチェックしておくと、実際の査定でもよい影響が期待できるでしょう。
それぞれのポイントをわかりやすく 解説していきますので、ロマネコンティの高価買取にお役立てください。
保存状態はよいか
ロマネコンティの査定では、保存状態がよいかどうかを必ずチェックされます。
ボトルは美しく保存されているか、ラベルはきれいか、など外面の状態だけでなく、中身の状態 も重要です。
ワインが濁っていないか、液面が低くないか、なども厳しく査定が行われます。
ボトルもワインも状態がよければ、より高い値段で買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。
状態が悪ければ、いくら希少価値の高いロマネコンティであっても、値段が下がるどころか、買取が不可能になるケースもあります。
【ロマネコンティの保存状態をよくする方法】
ロマネコンティは、ワインセラーで保存すると、よい状態をキープできます。
ワインセラーを利用する際は、以下の点に気を付けて、高価買取に近づけていきましょう。
● 横に寝かせて保存する(コルクの乾燥を防ぐ)
● 直射日光や蛍光灯を避ける(紫外線による劣化を防ぐ)
● 温度10℃~14℃ 、湿度70%~80%を保つ
ワインセラーがない場合は、以下のような方法で、ロマネコンティをよい状態に保つようにしてください。
● ラップを巻いて保存する(ラベルの劣化を防ぐ)
● 新聞紙に包んで冷蔵庫に寝かせる(コルクの乾燥を防ぐ)
ボトルやラベルの状態は、ロマネコンティの査定において、大切な第一印象です。
劣化対策をしっかりと行い、リラックスして査定に臨みましょう。
付属品はそろっているか
ロマネコンティ本体のみでも買取は可能ですが、木箱や証明書などの付属品がそろっていると、本体のみよりも高い値段で買い取ってもらえるでしょう。
購入したときの状態に近ければ近いほど、再販の際に売れやすいからです。
ボトルを包む紙も、コレクターにとっては大切な付属品ですので、なるべく捨てずに保管して、高価買取に備えましょう。
入手ルートは何か
ロマネコンティの査定では、入手ルートも重要なポイントです。
正規品を購入したのか、並行品ならどこの輸入業者から手に入れたのか、などをしっかり伝えてください。
並行品はルートが不透明なため、輸入業者の信用性が、査定に大きく影響します。
信頼のおける輸入業者であれば、再販もしやすいため、高価買取に期待できるでしょう。
ロマネコンティを購入する際は、並行品よりも正規品の方が安いですが、買取は正規品の方が高くなるのが一般的です。
ロマネコンティに資産価値はあるか

ワインは、金などの現物資産と同様に、インフレに強く、値崩れしにくいといわれています。
「ロマネコンティ1945」のように、超高額で取引される物もあり、ロマネコンティの資産価値は認められているといっても過言ではありません。
アメリカのワイン評論家であるロバート・パーカーも、ロマネコンティの価格上昇を分析していました。
世界的に有名なロマネコンティは、今後も、その資産価値に大きな期待が寄せられています。
まとめ
10億円以上の値段が付けられたこともある、ロマネコンティ。
その魅力は、セレブリティのみならず、世界中の人々を引きつけてやみません。
機会があれば、至福のひと口に酔いしれる時間を、大切な方と過ごしてみてはいかがでしょう。
ご自宅に、しまったままのロマネコンティはございませんか?
バブル期にビジネスに従事していた方の中には、接待や記念品などのロマネコンティを保管している可能性もございます。
ロマネコンティ以外にも、資産価値が高騰したワインが保管されたままかもしれません。
「福ちゃん」では、ロマネコンティや古いワインの査定のみでも、喜んで承っております。
購入した値段よりも、高い査定額が付くようなワインかもしれませんので、ぜひ、お気軽に「福ちゃん」にご相談ください。

