【余市】ってどんなウイスキー?【ウイスキーの豆知識】

今回の福ちゃんお酒買取コラムでは、北海道で造られるジャパニーズウイスキー、「余市」についてご紹介します!余市は元々人気の高いウイスキーでしたが、テレビドラマの影響も手伝って原酒不足による品薄が続き、今ではノンエイジ(年代表記なし)の余市しか販売されなくなりました。
希少なウイスキーとして知られる余市は価格も高騰しており、買取市場で高価買取される機会も少なくありません。
「ウイスキーの豆知識」として知っておいて損はない銘柄ですので、余市のことをあまりよく知らない方は、ぜひこの機会に覚えておいてください。

余市(ウイスキー)とは

「余市」はニッカウヰスキーが製造し、アサヒビールが販売するシングルモルトウイスキーです。
日本を代表する高級ウイスキーのひとつで、北海道遺産や登録有形文化財の認定などを受ける、「余市蒸溜所」で造られています。
余市蒸溜所は”日本のスコットランド“と呼び声の高いニッカウヰスキーの聖地で、本格スコッチウイスキーの蒸留技術を学んだ創業者の「竹鶴政孝」氏が理想とし追い求めて続けていた、「スコットランドの気候や豊かな自然に似た場所」としても有名です。

余市は1989年に販売開始

「竹鶴政孝」氏が理想とするウイスキーの聖地で造られる、「余市」は1989年(平成元年)に販売開始。
力強く重厚なモルトな原酒が使われ、創業以来受け継がれる余市蒸溜所こだわりの「石炭直火蒸溜」という蒸溜方式で造られ、他にはない独自の豊かな風味が特徴です。
余市は世界的な酒類品評会、「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)」や「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)」において数々の賞を受賞。海外からの評価も高いジャパニーズウイスキーとして、世界中で広く愛飲されています。

現在のラインナップは「余市NA」のみ

「余市」は他のジャパニーズウイスキー同様、テレビドラマ等の影響もあって深刻な原酒不足となり、品薄の状態が続きました。ウイスキーは原酒の完成までに長い年月を要するため、市場への供給が追いつかず、今では「余市」のほとんどのラインナップが販売終了。2020年現在も販売しているのは、熟成年数の表記がない「余市NA(ノンエイジ)」のみとなっています。
そのため、「余市」の価格が高騰してしまい、一昔前のように定価で購入することは難しくなってしまいました。希少性の高さから買取市場でも、「余市」が高価買取となるケースも増えています。

2020年は竹鶴夫妻の「結婚100周年」

2020年はニッカウヰスキーの創業者「竹鶴政孝」氏と、妻「リタ」の結婚100周年にあたる記念すべき年です。
2人の結婚100周年を記念し、アサヒビールより「シングルモルト余市 アップルブランデーウッドフィニッシュ」と、「シングルモルト宮城峡 アップルブランデーウッドフィニッシュ」が、2020年3月24日より数量限定で全国発売されました。
ニッカとリンゴには深い関係があります。
ニッカウヰスキーの前身は、「大日本果汁株式会社」という会社でした。
これはニッカウヰスキーが、ウイスキーが熟成して販売できるようになるまで、リンゴジュースを生産販売していたことに由来する社名です。
ニッカが創業したばかりの黎明期を支えたリンゴと、竹鶴氏へ生涯寄り添い続けたリタに対する深い愛嬌を込め、竹鶴氏の夢の結晶ともいえる「余市」と「宮城峡」から特別限定品が発売されました。
アップルブランデー樽でフィニッシュ(樽で熟成したウイスキーを、別の樽でさらに熟成させること)させた、「余市」と「宮城峡」の限定品は大きな話題と人気を集めました。

余市のラインナップ

シングルモルト余市には、以下のような銘柄があります。

  • ・シングルカスク余市10年
  • ・シングルモルト余市1986
  • ・シングルモルト余市1987
  • ・シングルモルト余市1990年
  • ・シングルモルト余市10年
  • ・シングルモルト余市12年
  • ・シングルモルト余市15年
  • ・シングルモルト余市20年
  • ・シングルモルト余市12年ウッディ&バニリック(余市蒸溜所限定販売品)

2020年現在、現在も販売を続けているのは「余市NA(ノンエイジ)」のみです(※上述した「シングルモルト余市 アップルブランデーウッドフィニッシュ」は、数量限定品のため上記に含めていません)。
以下では、余市の代表的なラインナップをお伝えします。

シングルモルト余市NV

「シングルモルト余市NV」はノンエイジ(年代表記なし)の銘柄で、余市のラインナップでは最もスタンダードな銘柄です。NVは”NON VINTAGE”の略で、原酒不足の影響で「余市」の年代表記があるものは、2015年にすべて終売となりました。
そのため、”余市” の名を冠するウイスキーは現在、年代表記のないノンエイジのみとなっています。
最もスタンダードな余市とはいえ、品薄の状態が続くことから、定価での入手も難しい状態です。
ノンエイジながら、こだわりの場所と製法で造られる「余市」らしい、オークの甘さとスモーキーな余韻をしっかりと楽しめ、他の銘柄に勝るとも劣らない人気と定評があります。

シングルモルト余市10年

「シングルモルト余市10年」は、余市蒸溜所で10年以上貯蔵した長期熟成モルトを使った銘柄です。
海外での評価も高く、世界的な酒類品評会のISCにおいて、2006年、2007年、2012年、2013年に銀賞を受賞しています。
「余市10年」は他に、”シングルカスク”が発売されています。
「シングルカスク余市」は1つの樽から取り出して、そのままボトリングされたものです。
1つの樽から取れるウイスキーの量はかなり限られてしまうことから、「シングルカスク余市」はあまり販売されておらず、蒸留所限定かインターネット限定で発売されていました。
「余市」のラインナップの中で、「余市10年」は最も年代が若い銘柄ですが、2015年に終売していることもあり、プレミア価格が付いています。

シングルモルト余市15年

「シングルモルト余市15年」は、余市蒸溜所で15年以上貯蔵した、長期熟成モルトを使った銘柄です。
余市10年と同じく海外での評価も高く、ISCで2009年と2010年に金賞受賞。
2007年、2008年、2011年、2012年、2013年には銀賞受賞と、その味わいは世界でも認められています。
15年以上の長期熟成による深みやコクは洗練されており、贈答品としての人気も高かった銘柄です。
世界的な人気や受賞歴もある「余市15年」ですが、2015年に終売しているため、発売当初と比べると価格も高騰してます。

シングルモルト余市20年

「シングルモルト余市20年」は、余市蒸溜所で20年以上貯蔵した長期熟成モルトを使用した、余市の中で最も希少価値の高い銘柄です。
他の銘柄と同じく、「シングルモルト余市20年」も海外からの評価が高く、世界的な酒類品評会「ISC」で 2012年に金賞を受賞しています。
20年以上の長期熟成に加え、昔ながらの「石炭直火蒸溜」で造られる味わいや香りはまさに最高峰。
その味わいは”飲む香水”と評されるほどで、国内外から非常に高く評価されています。
現在は終売となっていることから、価格も高騰しています。
「余市20年」には、1984年から1990年まで7種類のヴィンテージ(年代)が存在しますが、いずれも非常に高いプレミア価格が付いています。

【余市】買取なら【福ちゃん】へ

問い合わせ
今回の福ちゃんお酒買取コラムでは、国内外から人気の高いプレミアムウイスキー、「余市」についてご紹介させていただきました。
余市は「竹鶴」や「宮城峡」と同じく、ニッカウヰスキーを代表するジャパニーズウイスキーです。
ニッカウヰスキーの創業者、「竹鶴政孝」氏のウイスキー造りにかける情熱や技術が受け継がれ、海外を含め多くの人々に親しまれてきました。世界的権威のある酒類コンテストでも、数々の受賞歴を誇ります。
ウイスキーブーム等の影響で原酒不足が続いていることと、「竹鶴」の生産に集中するというニッカウヰスキーの経営方針もあり、現在の「余市」はノンエイジの銘柄しか造られていません。希少性の高さから、年代物の「余市」買取価格は、ここ数年で急上昇しています。
特に「余市20年貯蔵シングルモルト」は、1984年から1990年まで7種のラインナップがありますが、どの年代も大きな価値があり、高価買取も期待できる銘柄となります。
お酒買取の福ちゃんでは、「余市20年」だけでなく、「余市10年」「余市12年」「余市15年」「余市蒸留所限定ボトル」等も買取しております!余市買取は付属品の有無や、保管状態等によっても買取価格は変動しますが、もし眠らせたままの「余市」をお持ちでしたら、1度査定に出してみてはいかがでしょうか。ジャパニーズウイスキーの買取相場が上がっている今こそ、余市を現金化する絶好のチャンスです。
余市を高く売りたい」とお考えでしたら、この機会にお酒の買取実績が豊富な福ちゃんへご用命ください。
お買取の本数や買取方法に関係なく、無料で査定させていただきます。
余市20年のように希少価値の高い銘柄は、しっかりと買取額をお付けいたします。
余市のまとめ売りや、他のウイスキーと一緒の買取も大歓迎です。
お酒の買取をご検討中であれば、お気軽に福ちゃんまでお問い合わせください。

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