東京都世田谷区成城のお客様より「DRC ラターシュ 1989」をお買取り
- 東京都
- 60歳代
- 女性

DRC 「ラターシュ 1989」を買い取り
今回は「ロマネコンティの弟」と評されることもある、高級赤ワインのDRC「ラターシュ 1989」をお買取させていただきました。
ロマネコンティをはじめとする高級ワインは高額買取となるケースも少なくありませんが、その価値は年代や商品状態の影響を受けやすいということもあり、正確かつ慎重な査定を行うことを心がけました。
ご訪問前の準備
某月某日、バイヤー(査定士)が車で向かったのは、東京都世田谷区にある成城の住宅街。
小田急小田原線『成城学園前駅』が最寄り駅で、高級住宅が建ち並ぶほか、成城学園や成城大学など多くの教育機関が集まるエリアでもあります。世間的に有名な経営者や芸能人など、著名人が多く在住しているエリアとしても知られていますね。
時間は午後3時を過ぎたころ。駅前には学生などの人通りは多く見られましたが、依頼主がお住まいのエリアは大きな一戸建てが多く、人通りも少ない静かな住環境という印象です。
今回、そんな成城のお住まいから出張買取のご依頼を出されたのは60代の奥様。
「昔から家にあるワインの価値を知りたい」と、ご依頼をいただきました。
バイヤーはさっそく、査定に必要な道具を用意します。
お品物を入れて持ち運ぶための頑丈なカゴに加え、ワインが傷ついたり割れたりすることを防ぐために、梱包材や風呂敷も用意します。ほかには、お品物を手に取るときに必要となる白手袋、契約書や同意書の作成に必要となるタブレットや小型のプリンターを用意し、これで準備完了です。
訪問・査定
お約束の時間になり、バイヤーは依頼主のお宅である、某一戸建て住宅に到着しました。
あらかじめ駐車の許可を得ていたため、敷地内にある駐車スペースに有り難く車を停めさせていただきます。車から降りたバイヤーは玄関のチャイム押して、来意をインターホンを使って伝えると、「少しお待ち下さい」とのお声が。
ややあってから、ガチャリとドアが開き、奥様が中に招き入れてくださいました。
どうぞお入りください
失礼いたします
玄関に入ってドアを閉めてから名刺を取り出し、自己紹介のスタートです。
今回はご依頼いただき、ありがとうございます。福ちゃんから参りました査定士です
ご丁寧に紹介ありがとう。よろしく頼みますね
ホテルのスイートのような広々した空間に、ゆったりとしたサイズの大きなソファが設置されたリビングに案内されました。植栽で飾られた室内はインテリアと程よく馴染み、素敵な空間を演出しています。
テーブルの上に目をやると、赤いキャップフィルムが印象的なワインが置かれていました。
バイヤーが推察するところ、今回の主役であるラターシュ……ということになるでしょう。
査定の依頼をいただいたのは、こちらのワインですか?
そうです。そのワインがどれくらいの買取価格になるか、見てもらえますか?
かしこまりました。それでは、まずこちらにサインをお願いします
バイヤーは持参したタブレットで同意書をご提示し、電子署名をしていただきました。この時に使用した同意書は、「バイヤーに査定を任せる」という、お客様の意思を確認するためのものです。
同意をいただいたところで、いよいよ査定がスタートします。
バイヤーはさっそく、ワインの液面の高さ、キャップフィルム部分を確認し、液漏れがないかどうか。また、商品ラベルの汚れの有無や、ヴィンテージ(年代)の確認などを行います。
ラベルに記載されている通り、本物のDRC「ラターシュ 1989」でお間違いないですね。DRCというのは、「ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ(フランス語で Domaine de la Romanée-Conti) 」の略で、世界で最高のワイン製造業といわれています。DRCといえば、世界で最も高価なワインの1つである、「ロマネコンティ」 を作っていることでも有名ですね
まぁ、そうなの。これは私の父が集めていたワインで、昔からワインセラーで大切に保管されていたけど、最近になって亡くなりましてね。想い出の品とはいえ、ずっと置いたままにしておくのも気が引けるので、思い切って売ることにしたんです
そうでしたか……。そのような事情がおありだったわけですね
そうなの。主人もワインは飲まない人だし、本当の価値がわかる人に飲んでもらえたらいいなとも思いましてね
奥様とこのような会話を交わしつつ、「ラターシュ 1989」の査定を進めていきます。
大きく目立つような傷や汚れ、液面低下などは見られません。
加えて「ロマネコンティの弟」と評され、「ロマネコンティに最も近い存在」といわれるほど、高級ワインとして価値が高いことなどを考慮し、バイヤーはラターシュの査定額を算出していきます。
どれくらいの価値がありますかね……?
そうですね……お品物の保管状態もよく、高級ワインとしても価値がございますので、査定額はこちらとなります。いかがでしょうか?
思っていたよりもいいですね!父が大切にしていたとはいえ、随分と古い昔のワインなので、正直なところ値段はあまり期待していませんでした
ワインの場合、年代が古い方が価値が付いて買取価格も高くなるケースもあれば、生産本数などの関係で比較的新しい年代の方が高価買取となる場合もあります。ラターシュは(ワインとしての)当たり年であれば、ロマネコンティ以上の価値があるといわれるほど、安定した品質を誇る高級ワインとしても有名です
ワインにも色々あるのね。じゃあ、このまま買取をお願いしようかしら
ありがとうございます。今回のDRC「ラターシュ 1989」は、当たり年ではないものの、お酒の買取市場において価値の高いお品物です。そのため、この金額をお付けすることができました
このような会話の中で買取価格を告げたとき、奥様はとてもご満足の様子でした。お品物の売却が決まったところで、バイヤーは具体的な買取手続きに入ります。
奥様のパスポートで本人確認をさせていただき、バイヤーは契約書を作成。署名をいただいたあと、査定の明細書と一緒にプリントアウトして、現金と共にお渡しして完了です。
契約書の内容をかんたんにご説明したあと、クーリングオフについても忘れずにお伝えします。
クーリングオフができるなんて知らなかったわ。しっかりしてらっしゃるのね
ありがとうございます。以上となりますが、この機会に他にご売却しておきたいお品物などはございませんか?
そうね……今のところは大丈夫。また何かある際はご連絡しますね
ぜひ、ご連絡ください。今後とも、福ちゃんをよろしくお願いいたします
今回の買取とまとめ
DRC 「ラターシュ 1989」
今回注目のお品物は、高級赤ワインのDRC 「ラターシュ 1989」です。
DRCは「ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ(フランス語で Domaine de la Romanée-Conti) 」の略で、世界で最も高価なワインの1つ、「ロマネコンティ」 を作るワインの製造業者としても、その名を馳せています。
そんな、世界最高峰のDRCで生産されるラターシュは、ロマネコンティのすぐ近くにある特級畑「ラターシュ」で収穫された葡萄が原料に使われています。
そのような環境で作られていることもあり、ラターシュは「ロマネコンティの弟」と評されるほど、ロマネコンティに限りなく近い風味がすることで知られています。その味わいは、日頃から高級ワインを口にしている評論家たちでさえ、ロマネコンティと間違えてしまうほどです。
また、ラターシュはヴィンテージ(年代)によっては、ロマネコンティを上回る評価がされることもあります。今回のDRC 「ラターシュ 1989」は当たり年ではないものの、お酒の買取市場では価値の高いお品物で、保管状態もよかったことから、できる限りの高価買取を頑張らせていただきました。
このたびは、ありがとうございました。
どのようなことでも、お気軽にご相談ください。
0120-947-295
大変申し訳ございませんが時間を空けてお問合せください。

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