福岡市中央区地行浜のお客様より中国切手「牡丹シリーズ」をお買取
- 福岡県
- 50歳代
- 女性

中国切手(特61) 牡丹シリーズ 15種完+小型シート
今回注目のお品物は、1964年(昭和39年)に発行された中国切手「牡丹シリーズ」です。 その名の通り、赤色、桃色、黄色など、様々な種類の牡丹がデザインされています。 年代の割に保管状態がよかったことと、全15種+小型シート1枚が揃っている価値の高いお品物だったため、お客様もご満足の高価買取が可能となりました。
ご訪問前の準備
その日、バイヤー(査定士)は九州最大の繁華街「天神」で有名な、福岡県福岡市中央区に向かっていました。時刻は午後2時前。福岡PayPayドームにほど近い地行浜(じぎょうはま)の住宅街に車を向けると、個性的な一戸建て住宅が集まる市街地に入ります。
立派な邸宅が建ち並んでいますが、時間帯もあってか、人通りは少なくのんびりとした雰囲気です。
暖かい陽射しと風通しのよい場所で、居心地のよさも感じます。
今回の出張買取の依頼主は、50代の奥様。
奥様のご祖父様が保管されていた中国切手を買取して欲しいとご依頼をいただきました。
牡丹の花がイラストとして印刷されている切手とのこと。
現時点ではまだ、具体的な切手の名称はわかりませんが、“牡丹”のイラストが印刷されているというだけで、貴重な切手であることが推察されます。
訪問・査定
いよいよ、お約束のお時間となりました。
バイヤーは事前に駐車許可を得ていたスペースに、ありがたく車を停めさせていただきます。お住まいは戸建て住宅で、まるでマンションのような立派な外観が印象的です。
門扉前にあるチャイムをプッシュすると、さっそく応答がありました。
お待ちしておりました。どうぞお入りください
失礼いたします
奥様にリビングに案内していただいたところで、名刺を取り出して自己紹介を始めます。
福ちゃんから参りました査定士です。今回はよろしくお願いいたします
ご丁寧にありがとう。数は少ないけどお願いします
数はお気になさらないでください。何点でも喜んでお伺いしておりますので
と、ここでバイヤーはタブレットを取り出しました。
ご依頼主の同意を得るために、画面上に同意書を提示します。
査定の前に……私はお客様の許可をいただかないとお品物を触ることができません。記載内容をご覧のうえ、同意いただけましたらサインをお願いしてもよろしいでしょうか?
わかりました。ここに指で書いたらいいの?
はい。そちらに指でお願いします
スラスラとサインをいただけたところで、ついに査定を開始します。
拝見するのは切手15枚と小型シート1枚。
すべて同じシリーズの切手で、1枚1枚、大切に保管されているようで破れなどはありません。
経年劣化による色あせ、焼け、汚れなどが多少あるものの、全体的な状態は良好。
切手の折れなどもありません。
状態はいいですね。こちらの牡丹が描かれた切手は、1964年に発行された「牡丹シリーズ」と呼ばれている中国切手です。全15種類が揃った状態は非常に高い価値があります。また同様に、こちらの牡丹切手の小型シートも発行枚数が少なく、たいへん貴重なお品物です
あら、そうですか
はい。中国切手には赤猿・毛主席・オオパンダなど、買取市場でも人気がある切手は数多くございますが、こちらの牡丹シリーズ切手も同様に高価買取される機会が多い中国切手です。今回はシリーズ全種と小型シートが揃っていますので、非常に高い希少価値がございます。こちらの牡丹切手は、奥様のご祖父様がお持ちのものということでしたね
えぇ、そうです。先日亡くなって、遺品整理をしているときに見つけた切手です。切手を集めるのが好きな人だったので、本当はもっとたくさんの切手があったはずですが、見つからなくて……唯一あったのがこの牡丹切手です
そうでしたか……でも、本当に素晴らしい切手を遺されたと思いますよ。これだけでも十分な価値がありますから
ありがとうございます。実は他の遺品と一緒に処分してしまうことも考えました。でも、祖父は切手を大切にする人でしたから、とても捨てるなんてできなくて……それで買い取りに来ていただきました
故人が大切にされていた想いは次の人に受け継がれますから、リユースしていただくことできっと、ご祖父様も喜ばれていると思いますよ
私もそう思います。査定に来ていただいてよかった
このような会話の合間に査定額を確定させていたバイヤーは、ご依頼主に買取の金額を告げます。
「そんなに!?」と、お喜びで買取を快諾していただいたので、買取手続きに入ります。
最初に契約書と明細書を作成し、契約書にサインをいただいた後、奥様の運転免許証を確認。
次に契約書の内容をご説明した後、クーリングオフが可能であることを伝えさせていただきます。
最後に現金をしっかり数えて手渡し。
以上で一連の手続きがすべて完了となりました。
これで査定は終了となりますが、この機会に買取に出しておきたいお品物はごぜいませんか?切手以外にも、着物やブランド品などのお買取も可能ですが……
遺品整理も一段落したところですので、今回は以上で大丈夫です。また何かあったら、ご連絡しますね
ありがとうございます。今後とも、買取の福ちゃんをよろしくお願いいたします
今回の買取とまとめ
中国切手(特61) 牡丹シリーズ 15種完+小型シート
今回注目のお品物は、1964年(昭和39年)に発行された中国切手「牡丹シリーズ」です。
その名の通り、赤色、桃色、黄色など、中国で親しまれている様々な種類の牡丹が切手にデザインされた、切手コレクターの方にも人気の高い中国切手です。
ところで、牡丹切手には発行時期を示す編号の「特61」が割り振られているのをご存知でしょうか?
「特」は特殊の切手の意味で、「61」は1951年~1966年まで発行された特殊切手の中で、61番目に発行されたことを意味します。
年代の割に保管状態がよかったことと、全15種+小型シート1枚が揃っている非常に価値の高いお品物だったため、お客様もご満足の高価買取が可能となりました。
このたびは、ありがとうございました。
0120-947-295
大変申し訳ございませんが時間を空けてお問合せください。
いただきません。
どのようなことでも、お気軽にご相談ください。
福ちゃんでは、丁寧な査定を心がけております。売りたい・譲りたいお品物があるという方はぜひご相談だけでもお待ちしております。