福岡県福岡市早良区百道浜のお客様よりヘレンドをお買取
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ヘレンド「インドの華」「ウィーンのバラ」 カップ&ソーサーをお買取
今回、出張買取で査定させていただいたのは、ヘレンドの人気シリーズ「インドの華」と「ウィーンのバラ」のC&Sのセット品です。価値をしっかりと見極め適正価格をご提示できるように心がけると同時に、買取業者を呼んで査定を行うのは今回が初めてとのことでしたので、丁寧でわかりやすい対応に努めました。
ご訪問前の準備
その日、バイヤー(査定士)の車は福岡の事務所を出発し、福岡市早良(さわら)区に入りました。
出張買取のご依頼をいただいたのは、”シーサイドももち”で有名な百道浜(ももちはま)にお住まいの50代の奥様。これまでに集めて来られたブランド食器の一部を、金額によっては売却したいとのご依頼です。その中でも、最も高価な食器だったとお話されるのは、ヘレンドのカップ&ソーサーのセット。
高級なブランド食器かつ、割れ物だけに、風呂敷とともに梱包材や緩衝材も用意します。
午後2時前、福岡サザエさん通りを通り過ぎ、依頼主のご自宅がある百道浜に到着。
周辺は昼前にもかかわらず、徒歩で移動をする人が少ない印象です。
最寄りのパーキングに車を停めたバイヤーは、持参する物を再確認します。
訪問・査定
お約束の時間となりました。
バイヤーは車を降りて依頼主のお宅へ。
威風堂々とした外観と見上げるような高さが印象的な、高級タワーマンションが見えてきました。
ご依頼主は、こちらの上階に住んでいらっしゃるということ。
バイヤーの身は自然と緊張感に包まれます。
マンションのエントランスにある自動ドアを抜けてロビーに入り、インターホンで部屋番号をプッシュ。応答があった後に来意を告げると、丁寧でやさしく諭すような口調で「どうぞ」とあり、しばらくしてオートロックの扉が開きます。
エレベーターで上階へ向かったあと、通路を進んでいくと、奥様がドアを開けて迎えて入れてくださいました。
玄関で最初にご挨拶。名刺を差し出して名乗りを始めます。
このたびは、ご依頼いただきありがとうございます。買取の福ちゃんから参りました査定士です。本日はよろしくお願いします
よろしくお願いします。どうぞお入りください
リビングルームに案内していただきましたが、室内は非常に綺麗で、大切にお住まいであることを感じることができます。家具も含め白で統一され、ダウンライトも設置はされた室内は、きわめてスタイリッシュな印象です。窓から見える景色も素晴らしく、思わず腰を落ち着けて長居したくなるような、心地よい空間です。
テーブルの上には、今回の主役であるブランド食器が鎮座しています。
積み上げられた食器の数々。
この中に、ヘレンドのカップとソーサーのセットが入っているのです。
査定を始める前にこちらの同意書をご覧になっていただき、内容に問題がなければ同意のサインをお願いしてもよろしいでしょうか。同意なくして、査定を始めることができないのです
まぁそうなの……サインはこんな感じでいい?
はい、ありがとうございます。それでは、さっそくですが、お品物を拝見してもよろしいでしょうか?
はい。お願いします。あの……こうやって査定してもらうのは初めてなのですが、何か準備したほうがいいものはありますか?
お気遣いありがとうございます。私の方ですべて対応させていただきますので、どうぞご安心ください
わかりました。お任せします
バイヤーは奥様と向かい合わせに座らせていただき、リビングのテーブルの上に置かれた食器を確認。
すると、ヘレンド「インドの華」と「ウィーンのバラ」のカップとソーサーの7客セットが見られました。全体的に若干の汚れや金彩に剥げなどが見られましたが、目立った傷や汚れは見受けられません。
他の食器も含めすべての数を確認したバイヤーは、手前に風呂敷を広げ、1点1点白手袋をはめた手で丁寧に見ていきます。
ご売却予定の食器数は多いですが、査定は迅速かつ丁寧に進められていきました。
ヘレンドの食器は購入した時、それなりのお値段がした記憶がありますが、今でも価値はありますかね?
そうですね……ヘレンドの「インドの華」と「ウィーンのバラ」は共にヘレンドを代表する人気シリーズで、現在も価値が高いものであることには違いありません
あら、そうですか
「インドの華」はヘレンドの中でも高級なシリーズです。同じヘレンドの中に「アポニー」という、インドの華から派生したシリーズ作があり見た目もそっくりですが、インドの華の方が高価買取となります。
いっぽう、「ウィーンのバラ」はヘレンドを代表する人気シリーズとして知られ、別名で”ヘレンドのバラ”とも呼ばれています。ピンクのバラが印象的で、買取市場でも人気の高いブランド食器です。
私もヘレンドのデザインが好きで買っていました。今でも人気があるのね
そうですね。ヘレンドはブランド食器の代表格ともいえる存在ですし、「インドの華」や「ウィーンのバラ」はヘレンドの代表作ですから、中古でも価値のある食器はどんどん売れていますね。状態のよさから察するに、こちらは普段お使いではなかったのでしょうか
えぇ、そうですね……。うちにはもともと普段使っている食器がありますから、基本的には食器棚の中にずっとしまっていたんです。でも、いつまでもそうやって置いておくのも、なんだか食器にも悪い気がしてきてね
なるほど、そのようなご事情があったわけですね
と、このような会話を続けながらも、バイヤーの頭の中では計算が進み、ヘレンドの「インドの華」と「ウィーンのバラ」を含む、すべての食器の買取価格を事前に算出していました。
その後、実際にタブレットでも細かく計算し、査定の金額を提示します。
そのお値段なら、売らせていただこうかしら
ありがとうございます。ご主人と相談しなくてもよろしいですか?
大丈夫です。全部私に任せてもらっているので
確認を終えたところで、バイヤーは現金と契約書を用意します。
奥様の運転免許証を身分証明書として確認させていただき、契約書に署名をいただいて完了です。
お買取させていただいた食器を慎重に風呂敷に包みつつ、最終確認を行います。
査定は以上で完了となりますが、ほかに何かご売却をお考えのお品物はございませんか?例えば、奥様がお持ちの着物やブランド品等などのお買取も可能ですが……
今のところは大丈夫です。主人がお酒を売りたがっていたので、もしかしたらまたお願いするかもしれません
かしこまりました。今後とも福ちゃんをよろしくお願いいたします
今回の買取とまとめ
ヘレンド「インドの華」「ウィーンのバラ」 カップ&ソーサー 計7客
今回注目のお品物は、ヘレンド「インドの華」と「ウィーンのバラ」のカップとソーサーのセット。ヘレンドはブランド食器の代表格ともいえる存在で、「インドの華」と「ウィーンのバラ」は、そんなヘレンドを代表する人気シリーズです。
インドの華は「東洋風の花」を意味し、デザインについては、十五代に渡って受け継がれる日本の陶芸家「柿右衛門」の影響を受けたことでも知られています。
ウィーンのバラは、通称「ヘレンドのバラ」ともいわれているシリーズで、可憐なピンクのバラとグリーンのラインが印象的です。元々は貴族御用達の由緒ある食器でしたが、当時の窯が閉鎖することになり、そのデザインをヘレンドが受け継ぐことになりました。そして、現在ではウィーンのバラはヘレンドを代表するシリーズとしてその名を馳せています。
保管箱はございませんでしたが、全体的に見て保管状態のよいお品物でした。
小傷・擦れ・金彩の劣化等は見られたものの、目立つような大きな傷や汚れもなく、状態も良かったことから、できる限りの高価買取をさせていただきました。
このたびは、ありがとうございました。
0120-947-295
大変申し訳ございませんが時間を空けてお問合せください。
いただきません。
どのようなことでも、お気軽にご相談ください。
福ちゃんでは、丁寧な査定を心がけております。売りたい・譲りたいお品物があるという方はぜひご相談だけでもお待ちしております。