神奈川県川崎市麻生区のお客様より文化人切手をお買取り|【買取福ちゃん】 FUKUCHAN

買取体験談

2021/4/14

神奈川県川崎市麻生区のお客様より文化人切手をお買取り

  • 神奈川県
  • 20歳代
  • 女性
文化人シリーズ 切手買取

「文化人シリーズ」が収納された切手アルバム

今回の出張査定では、切手のアルバムを1冊お買取させていただきました。依頼主のお父様が大切に保管されていた昔の日本切手を売りたいというご依頼です。昔の切手は額面よりもプレミアが付いている貴重なお品物が多いこともあり、査定当日は身が引き締まる思いでお客様のご自宅へと向かいました。

ご訪問前の準備

某月某日、バイヤー(査定士)は神奈川県川崎市麻生区のとある住宅街に向かっていました。

時刻は午前11時前。新百合ヶ丘駅前にある、大型ショッピングモールをはじめとするショッピング施設を通り過ぎ、住宅街へと車を走行させます。新百合ヶ丘は「都市景観100選」に選ばれただけあり、景観がとても美しい印象です。しばらくすると、緑が豊かで住宅が密集する閑静なエリアに入りました。

訪れた場所には一戸建て住宅が立ち並び広がっていますが、高級住宅街として知られているエリアだけあり、個性的な邸宅もうかがえます。

訪れた時間帯の関係もあってか、駅前とは違い周辺は閑静な雰囲気です。

本日の出張買取の依頼主は、20代のお嬢様。
お父様が趣味でコレクションされていた切手を、代理で売りたいというご依頼です。

昔の切手が収められたアルバム1冊があり、福沢諭吉や菱田春草などの文化人が描かれた切手が入っているとのこと。

現段階ではまだ具体的な切手の名称はわかりませんが、“福沢諭吉や菱田春草が描かれた切手”と聞けば、プレミア切手であることが推察されます。

訪問・査定

いよいよ、約束のお時間となりました。

事前に許可を得ていましたので、バイヤーはありがたくお客様宅の駐車場を使わせていただきます。駐車場は車2台を停められるスペースがあり、十分な余裕を持って停めることができる広さです。

バイヤーは査定に必要となる道具一式が入ったバッグを手に持ち、軽やかに車から降ります。

お住まいは2F建ての外見も立派な戸建て住宅です。

バイヤーは玄関の前に立ち、インターホンをプッシュ。しばらくすると応答があり、ゆっくりとドアが開いた後に、お嬢様が出迎えてくださいました。

ようこそお越しくださいました。どうぞお入りください

失礼いたします

玄関先にご案内していただいたタイミングで、バイヤーは名刺を取り出し自己紹介を始めます。

福ちゃんから参りました査定員です。今回はよろしくお願いいたします

こちらこそ、よろしくお願いします

ご挨拶を終えると、次はリビングまでご案内していただきました。
バイヤーはこのタイミングで持参したタブレットを取り出します。査定を行うために必要となる、同意書の作成を行うためです。

お客様の許可がないと査定を行うことができません。私が作成したこちらの同意書をご覧いただき、問題なければサインをいただいてよろしいでしょうか

わかりました…サインはここに指で書けばいいですか?

はい。お手数ですが、そちらに指でサインをお願いします

タブレット上でお客様から電子サインをいただいたところで、いよいよ査定を開始。

切手はアルバムの中に、小型シートのものがいくつも納められています。大切に保管されていたようで、切手の年代を考えると、経年劣化による色あせや反り、ダメージなどは少ないほうです。

アルバムの中に入っている切手ですが、全般的に状態はいいですね。お問い合わせいただいた、こちらの“福沢諭吉”や“菱田春草”の人物像が描かれた切手は、『文化人切手』といい、1949年から1952年にかけて発売された特殊切手です

特殊切手には価値があるのでしょうか

はい。こちらの文化人切手は“文化人シリーズ”とも呼び、「第一次」と「第二次」に分かれて発売されたシリーズの切手です。特に1949年から1952年にかけて発売された「第一次」文化人切手は、今では未使用品が少ないため希少価値も高く、額面より高い価値があります。同じ種類のものであっても、シートかつ保管状態のよいものは、バラ切手よりも買取価格はアップします。お父様はご趣味で日本切手を集めておられたのでしょうか

私も詳しくはわからないのですが、父が色々とコレクションしていたみたいです。物を集めるのが好きな性格の人なので、昔は古銭なども収集していたそうです

そうでしたか。コレクション品ということもあって、お父様は大切にされてきたのですね

そうですね。ただ、いつまでも大切に家の中にしまっているよりも、父の持っている切手を欲しがっている人たちにお譲りできればいいね、という話になり、売りに出すことになりました。
私もアルバムの中を見ましたが、福沢諭吉さんや菱田春草さん以外にも文化人が肖像画になった切手や、東京オリンピックの切手などが入っており、個性的な切手はたくさんあるんだなぁと思いましたね。ぜんぶ未使用でしたし、昔の切手だから高く売れるかもしれないという考えもあり、査定に来ていただきました

おっしゃっていただいたように、むかしの日本切手には、プレミアが付いて額面よりも高く売れるものがございます。たとえば、先ほど文化人切手についてご紹介しましたが、ご依頼品の中にこちらの西周の切手を見つけました。同じく文化人シリーズの1種となりますが、西周の文化人切手はシリーズ内で最も高い価値があります。同じ文化人切手でも種類によって価値も異なりますが、このようにプレミアが付いた日本切手は多数存在します

それは知りませんでした。昔の古い切手には、私が思っていた以上に価値があるのですね

このような会話のやり取りを続けながらも、査定額を確定させていたバイヤーは、今回の買取金額をお嬢様にお伝えします。

すると、「処分することも考えていた父の切手が高く評価されて嬉しいです」と査定内容に快諾していただくことができたので、買取の手続きに入ります。

バイヤーは持参したタブレットとミニプリンターを使い契約書と明細書を作成。本人確認のための身分証としてお嬢様の運転免許証をご提示いただき、契約書にサインをいただきます。

契約書の内容についてご説明を終えたあと、クーリングオフについてもお伝えし、お品物の代金をその場で現金でお渡しします。これで全ての手続きは完了となりました。

査定はこれで終了です。この機会に他にも売りに出したい物や、価値をお知りになりたい物があれば喜んで査定させていただきますが、いかがでしょうか

今回は父の切手だけで大丈夫です。また何か売りたい物があったときはご連絡しますね

ありがとうございます。今後とも福ちゃんをよろしくお願いいたします

今回の買取とまとめ

「文化人シリーズ」が収納された切手アルバム

今回お買取の日本切手アルバムの中で、注目のお品物は「文化人シリーズ」の切手シートです。

文化人切手は単色刷りの「第一次」が1949年から1952年にかけて発売され、カラーが使われるようになった「第二次」が1992年から2004年にかけて発売されました。文化人シリーズの切手は、今回登場した福沢諭吉や菱田春草をはじめ、野口英世・夏目漱石・市川団十郎・森鴎外・正岡子規など、著名な文化人が切手の図柄として描かれているのが特徴です。種類や状態などにもよりますが、第二次と比べて未使用品の少ない第一次文化人切手は、額面よりも高い価値が付くことが多いですね。

今回は文化人切手の中でも特に価値の高い「西周」の小型シートもお買取品に含まれていたことに加え、保管状態のよいプレミア切手を多数ご売却いただけたこともあり、最大限の切手高価買取が可能となりました。

このたびは、ありがとうございました。

福ちゃんのオペレーティングスタッフ

福ちゃんでは、丁寧な査定を心がけております。売りたい・譲りたいお品物があるという方はぜひご相談だけでもお待ちしております。

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