【パールフルート】PHN-1 50th ANNIVERSARYを買取いたしました
- 大阪府
- 50歳代
- 男性

【パールフルート】 PHN-1 50th ANNIVERSARY
今回は大阪市西区に出張し、『パールフルートPHN-1 50th ANNIVERSARY』をお買取させていただきました。パールフルートは1946年に設立された楽器メーカーの「パール楽器製造」が手がけている製品です。パール楽器製造は当初、打楽器を製造するメーカーでしたが1968年に国産のハンドメイドフルートを製作するための工房を設立。職人たちが試行錯誤を繰り返し、世界的にも高い評価を得るクリアな音響のフルートを生み出すことに成功。現在では世界的なフルート奏者にも愛される製品となっています。
今回のお品物は、そんなパールフルートの50周年記念品です。ご依頼をいただいたのは50代の男性で、買取業者の査定を受けるのは今回が初めてとのこと。しっかり丁寧な説明を行うことを心がけました。
ご訪問前の準備
その日、福ちゃんのバイヤー(査定士)が運転する車は大阪市西区北堀江にありました。
このあたりは、オシャレな装いのカフェやアパレルショップ、美容サロンなどが並ぶ中にマンションが林立する若者に人気のエリア。土曜日の午後3時ということもあって人通りは多く、友人や恋人同士で連れ立って歩いている若い人たちの姿が目立ちます。
今回ご依頼をいただいたお客様がお住まいのマンションは、そんな北堀江にありました。
お約束の時間は午後3時半ということで、まだ少し余裕があります。
バイヤーはあらかじめ調べておいたコインパーキング(お客様の自宅マンションからは徒歩5分ほどのところに位置しています)に車を停め、ご訪問前の準備を行います。
ご訪問前には、査定に必要なアイテムがきちんと揃っているか確認することが欠かせません。
まずは、バイヤーの必需品である白手袋。それから今回はフルートという細かい部品からできあがっているお品物を見ることになるので、ルーペも必要となります。
さらに、買取の手続きを行うにあたってなくてはならないタブレット(契約書や明細書の作成などを行います)、そして小型プリンター(作成した書類を印刷します)があることも確認します。
そのうえで、さらに時間が余ったので、今回見させていただくことになる『パールフルートPHN-1 50th ANNIVERSARY』についての資料を今一度、簡単にチェックします。
訪問・査定
時間が近づいてきたので、バイヤーは必要な物をまとめ、車を出ました。 前述の通り、パーキングからお客様の自宅マンションまでは徒歩5分ほど。
ちょうどいい時間に到着できたので、さっそくオートロック操作盤で部屋番号をプッシュし、「はい」と応答があったので来意を告げます。
「どうぞ」という反応とともに解錠されてドアが開いたので、中へ。
エレベーターでお客様の部屋がある階へと上がり、部屋番号を確認してチャイムを鳴らします。
すると、ややあってドアが開き、お客様が顔を出されました。
福ちゃんの方?
はい。はじめまして、福ちゃんから参りました査定士です。このたびはお呼びいただきありがとうございます
いやこっちこそ、わざわざ呼んじゃってすいません。ではどうぞ
とんでもありません。失礼します
招き入れていただいたところであらためて名刺をお渡しし、名乗ります。
お客様は名刺を受け取って軽くうなずき、奥へ。
今日は奥様やお子様が出かけていらっしゃるということで、おひとりで過ごされていたとのこと。4LDKの広々としたマンションで、案内していただいたのはお客様の書斎でした。
本棚にぎっしりと本が並んでいるほか、かなりの数のレコードコレクション、また楽器のケースも見られます。
床に座布団を用意していただいていたので、ありがたく使わせていただくことに。
じゃあさっそくですけど、お願いしようかな
お客様は本棚のわきに置かれていたフルートのケースを取り出します。
しかし、いきなり査定を開始するわけにはいきません。
バイヤーはタブレットを取り出して査定の同意書を表示させ、お客様に提示。内容を確認の上でサインをしていただくよう求めます。
これは何のサイン?
お客様に査定の同意をいただくものです。こちらをお読みいただいてサインをしていただいたうえで、初めて福ちゃんの査定士はお品物に触れることができるという仕組みになっています
ふーん、そのへんしっかりしてるんですね
サインをいただいたので、さっそく査定を開始することにします。
フルートは黒い専用ケースに分解された状態で収められています。
バイヤーはケースの状態をチェックしたあと、部品ごとにフルート本体を見ていきます。
お品物はパールフルートならではの緻密な仕上がりのフルートで、目立つキズなどはありません。
ちなみに、今回のお品物が、まぎれもなく『パールフルートPHN-1 50th ANNIVERSARY』であることは、フルートに刻まれている刻印をチェックすれば一目瞭然です。
“Pearl Flute JAPAN”
“50th ANNIVERSARY SINCE 1946”
と刻まれています。
また、ルーペを使って細かくチェックしていきますが、細かいキズやスレなどもほぼ見られませんでした。
失礼ですが、こちらはお使いになっていたものではないのですか?
ああ、そうです。それは演奏するためではなく記念品として入手したものだから、1回も使ったことはないです。昔からパールフルートのファンで、演奏するときにはよく使っていたから、50周年記念のフルートが出たときに記念のために購入したものなんです
なるほど。どうりで、使用感がほぼないと思いました
まったく吹いていないからね。やっぱりそっちのほうが価値は上がるでしょう
そうですね。やはり使用感が少ないほうが中古市場では喜ばれますし、需要も大きくなります。また今回は、ケースなどがしっかり揃っている点もポイントが高いですね
ケース?本体以外のものも査定に関係あるんですか?
そうですね。こういうお品物は、ケースも含めてひとつのものなので、ないよりはあったほうが価値は高くなります
そうか……長いことしまい込んでいた時期があったからケースが埃っぽくなっているかもしれないけど、それは大丈夫かな?
その点は大丈夫です。どこかにぶつけて破損しているとかいうわけでもないですし、見させていただいたところケースの状態も良好ですから
よかった。できるだけ高く売れれば良いなと思っていたので助かります。いくらくらいになるでしょうかね?
失礼しました、さっそく計算させていただきますね
そこでバイヤーはタブレットを取り出し、計算に入ります。
実際に見させていただいたお品物の状態や、市場価格も視野に入れつつ最適価格を出していきます。
お待たせいたしました。こちらの金額ではいかがでしょうか?
なるほど……まあわりと高いかな……
迷っていらっしゃるようであれば、本日無理に手続きを行わなければならないということはないですし、キャンセルしていただいてもキャンセル料などはかかりません。今日はいったんやめておいて、後日あらためてお答えを聞かせていただくという形でも大丈夫ですが……
いや……大丈夫です。思い入れがあるので少し悩みましたが、このまま閉まっておくよりも、大切にしてくれる方にお譲りしたいので売却でお願いします
かしこまりました。当店ではクーリングオフ制度もご活用いただけますので、あとからやはりやめたいという場合は期間内にご連絡いただければと思います
クーリングオフも使えるんですね。ありがとう
というわけで、承諾をいただけたので買取の手続きを行います。
お客様の身分証を確認させていただき、契約書と明細書を作成。書類をプリントアウトして提示し、契約書にお客様のサインをいただきます。
そのうえで、現金をお渡しして手続きは完了です。
ありがとうございます。これでいったん終了ですが、この機会に、ほかに売りに出したいものや価値を知りたいものなどはございませんか?
いや、今のところ大丈夫です。ありがとうございます
こちらこそ、ご利用いただきありがとうございます。また何かありましたらご連絡ください。今後とも福ちゃんをよろしくお願い致します
今回の買取とまとめ
【パールフルート】 PHN-1 50th ANNIVERSARY
今回お買取をさせていただいたのは、日本の楽器メーカーであるパール楽器製造が手がけるフルート。50周年記念の特別な刻印が施された品であり、頭部管はストレートテーパータイプの「PHN-1」と呼ばれるもの。パールフルートならではの、パワフルでありながらもクリアな音が楽しめるのが特徴です。
なお今回のお品物は、お客様ご自身が購入後、一度も演奏していないことから使用感はありませんでした。そのためフルート自体の状態が非常に良好であったこと、またケースその他の付属品もしっかり揃った状態であったことから高価買取が実現しました。
このたびは、ありがとうございました。
0120-947-295
大変申し訳ございませんが時間を空けてお問合せください。
いただきません。
どのようなことでも、お気軽にご相談ください。
福ちゃんでは、丁寧な査定を心がけております。売りたい・譲りたいお品物があるという方はぜひご相談だけでもお待ちしております。