【古銭】新10円金貨 明治31年を買取いたしました
- 神奈川県
- 80歳代
- 男性

【古銭】新10円金貨 明治31年
「金貨の査定をしてほしい」とご連絡を受け、神奈川県横浜市に出張させていただきました。お買い取りしたのは明治31年に発行された新10円金貨です。
明治30年から13年間発行されていた「新10円」は10円という額面ですが、重量8.33gに対し金の含有量が90%であることから「金」としての価値も高い硬貨として知られています。
今回の依頼主は生前整理をされているという80代の男性です。「腕のいい方に依頼できれば」ということでしたので、丁寧な査定と解説を心がけ、納得いただけるお値段の提示に努めました。
査定前の手続き
某日、福ちゃんのバイヤー(査定士)が向かったのは横浜市内の住宅街です。お住まいは戸建てで、依頼主とみられる男性は庭の手入れをしていました。
こんにちは
こんにちは……ああ、福ちゃんの方だね
玄関で挨拶を行い、居間に案内されたバイヤー。テーブルにつき、依頼主に本日の買取の流れについて説明を行い、タブレットに表示された同意書にサインをお願いしました。
査定
同意書のサインを確認したバイヤー。さっそく査定を開始します。
今回お願いしたいのはこちらなんです
依頼主の手元には、手のひらサイズの保管ケースに収納された「新10円金貨」がありました。
バイヤーは白い手袋を装着し、ルーペを用意します。
拝見いたします
丁寧にケースを開け、金貨の表面そして裏面を確認します。明治時代初期の1円は現在の4,000円相当になるといわれています。つまり、この金貨は4万円相当の価値があったということ。
庶民が普段の買い物で使うような貨幣ではないことがわかります。
結構状態はいいでしょう?馴染の骨董店に置いてあったのを買ったんだ
そうだったんですね。……はい、未使用品でない限り、古銭は細かい傷やくすみが発生してしまうことが多いのですが、こちらの新10円はそういったものが少ないですね
ルーペを使って、丁寧に査定を行うバイヤー。その手元を依頼主がじっくりと見ています。
重さの確認も終了し、いよいよ買取額の算出に進みます。
金の含有量が高いことから、「財産」としてお持ちになる方も多い新10円金貨。これほど状態のいい金貨はなかなか流通することがありません。
ちゃんと売れるだろうか
お見受けしたところ、こちらは間違いなく明治31年の新10円金貨です。ただいま買取額の算出を行いますので、少しお待ちくださいね
金貨の重量、新10円金貨の価値、金貨の状態を確認して、値段を算出するバイヤー。
金額が表示されたタブレットを依頼主にお見せします。
おお。素晴らしい
明治31年の新10円金貨の発行枚数は約300万枚といわれているのですが、その中でこれほど綺麗な状態を保たれているというのは非常に珍しいことです。今回はその点をしっかり反映させていただきました
ありがとうございます。じゃあ買取お願いします
買取の手続き
依頼主の買取の意思が確認できたので、ここから買取の手続きをしていきます。
まずは事前にご用意いただいた依頼主の身分証を確認し、タブレットで契約書・明細書を作成します。
契約書をご確認いただいている間に現金を用意。福ちゃんではこの支払い時にクーリングオフについて記されたハガキと一緒にお渡ししています。
いい買取ができたよ
このたびは弊社をお選びいただき、そしてご売却をいただきありがとうございます。また何かございましたらご連絡ください
こうして買取は終了となります。
今回の買取のまとめ
新10円金貨
今回のお品物は新10円金貨です。
表面、裏面ともに目立つ傷はなく、触れることで発生する「くすみ」も、目立つものではありませんでした。
また、専用のケースを一緒にご売却いただくことになったため、今回は新10円金貨の中でもトップクラスに入る高額買取が実現いたしました。
このたびはご利用いただきありがとうございました。
0120-947-295
大変申し訳ございませんが時間を空けてお問合せください。
いただきません。
どのようなことでも、お気軽にご相談ください。
福ちゃんでは、丁寧な査定を心がけております。売りたい・譲りたいお品物があるという方はぜひご相談だけでもお待ちしております。