【天皇陛下御在位30年記念硬貨】
買取実績と情報をご紹介します!
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「天皇陛下御在位30年記念硬貨」を買取しました
愛知県豊田市朝日ヶ丘のお客様より、記念硬貨を買取させていただきました。
いくつか買取させていただいた記念硬貨の中から、「天皇陛下御在位30年記念硬貨」についてご紹介いたします。「天皇陛下御在位30年記念硬貨」は、明仁上皇の天皇陛下御在位30周年を記念し発行された硬貨です。平成最期の記念硬貨として知られ、500円記念貨幣と1万円記念金貨が発行されています。
今回は「天皇陛下御在位30年記念1万円金貨」をお買取しましたが、金の買取相場が高騰していることもプラスに働き、お客様にご満足いただける金額をご提示することが可能となりました。ご売却いただいたお客様の声
自宅まで査定に来ていただき、ありがとうございました。記念硬貨を買取してくれるお店をネットで探して、すぐに出てきた福ちゃんに買取をお願いしました。最初はどんな方が見えるのか不安でしたが、とても親身になって対応してもらえて安心でしたし、金相場が上がっている時に金貨を売ったのが幸いして、思っていたより高く売れて満足です。
「天皇陛下御在位30年記念硬貨」はどんな硬貨?
平成30年(2019年)、当時の天皇陛下(現在の上皇陛下)が御即位30周年を迎えることを記念して、天皇陛下御在位30年記念硬貨が発行されました。財務省が発行を決定したのは、2018年8月のこと。発行される1万円金貨、500円バイカラー・クラッド貨幣のデザインも発表されました。さらに、造幣局が金貨単体セットと2点セットの通信販売を開始したのは、11月1日のこと。発行枚数が限られるため、抽選で販売されました。また2019年2月には、500円バイカラー・クラッド貨幣のみ、通信販売だけでなく金融機関での引き換えが可能となりました(現在は不可能です)。以上のような経緯で世に出た、天皇陛下御在位30年記念硬貨。特に金貨は、発行枚数が比較的少ないこと、純金が使用されていること、「平成」という時代を記念する品でもあることなどから人気が高く、額面以上の買取額が期待できます。
発行された天皇陛下御在位30周年記念硬貨は、1万円金貨と500円バイカラー・クラッド貨幣の2種類。金貨は5万枚、500円バイカラー・クラッド貨幣は500万枚発行されています。ちなみに500円硬貨は「バイカラー・クラッド貨幣」となっていますが、これは銅の円板を白銅の円板で挟み込み、さらにニッケル黄銅のリングにはめ込むという技法が使われた貨幣のことです。白銅、銅、ニッケル黄銅は一般的な貨幣にも広く使われている素材であり、金貨とは違って、貴金属としての価値はほとんどありません。
1万円金貨と500円バイカラー・クラッド貨幣は、裏面のデザインが共通しています。中央に天皇および皇室を表す「菊花の紋」を刻み、その周囲に額面のほか「日本国」「御即位三十年」「平成31年」の文字が刻まれています。一方、表面のデザインはそれぞれに異なります。1万円金貨は、伝説上の霊鳥「鳳凰」の姿を中央に配し、下方に天皇の紋章である「桐」と、当時の皇后陛下(現在の上皇后陛下)の御印である「白樺」をあしらっています。一方の500円バイカラー・クラッド貨幣は、中央に儀装馬車(式典で使用される馬車)を描き、上方に桐と白樺を配しています。