島根県の骨董品買取なら高価買取の福ちゃんにお任せください

島根県松江市にお住まいのお客様よりご依頼を受け査定したのは、明治末期から大正初期にかけて制作されたと見られる南部鉄器の鉄瓶です。
胴体には梅の花をモチーフとした浮き彫りが施されており、蓋裏には有名工房「小泉仁左衛門」の銘がありました。この時代の鉄瓶は職人の手仕事による一点もので、素材の厚みや重み、持ち手の仕上げ、注ぎ口の角度など、細部にわたる作り込みが評価されるポイントです。
鉄瓶は、茶道具としてだけでなく、近年ではインテリアや実用品としても注目されており、国内外問わず需要が高まっている骨董品の一つです。特に南部鉄器は安定した市場価格を保っており、有名工房ものや保存状態が良いものは高額査定が期待できます。
今回の鉄瓶は内部に若干の錆が見られましたが、経年劣化としては自然な範囲で、本体の保存状態・美観は良好。蓋との合いも完璧で、実用性も含めて高い評価が可能な逸品でした。

ご依頼の品についてお伺いしたところ、「この鉄瓶は、私の祖母が生前に大切に使っていたものでした。お茶が好きな人で、毎日鉄瓶でお湯を沸かしては急須で丁寧に淹れてくれて…。子どもの頃、祖母の家で過ごした時間を思い出すと、この鉄瓶のことも記憶の中に蘇ります。祖母が亡くなったあと、母がそのまま受け継いでいたんですが、母も数年前に他界し、私が実家を整理することになりました。思い出の詰まった品ではありますが、私は今、マンション住まいでIHコンロということもあり、使う機会もないまま戸棚にしまい込んでいたんです。何かの折にテレビで『古い鉄瓶が高く売れることもある』と見たことがあり、調べてみたら小泉仁左衛門の銘が入っているだけでも価値があると分かって…。それならば、ちゃんとした人に見てもらって、必要としてくれる人の元へ渡ったほうがいいかな、と思って売却を考えました。」とお話しくださいました。

今回買取に出すにあたり、「福ちゃん」を選んでいただいた理由をお伺いしたところ、「最初は、どうやって売ればいいのか全然わからなくて、インターネットで『骨董品 鉄瓶 買取』で調べていたんです。いくつか業者さんが出てきた中で、福ちゃんは“骨董品に強い”という印象があって、茶道具や鉄瓶にも詳しそうだったので、問い合わせをしてみました。」とお話しくださいました。

最後に、福ちゃんの買取サービスをご利用いただいたうえでのご意見・ご感想をお伺いしたところ、「当日は時間通りに査定士さんが来てくださって、最初に名刺を出して丁寧にご挨拶されました。品物を広げる前に、『お品物を丁寧に扱わせていただきます』と一言あって、まるで“故人の思い出”に触れるような慎重さが伝わってきたのが印象的でした。鉄瓶についての説明もとても詳しくて、どの部分が価値として評価されるのか、どういった買い手がいるのかを教えてくださって、“ただの道具じゃなくて歴史を持った作品なんだ”と再認識させられました。私と同じくらいの年齢の方は、親や祖父母からの遺品をどうするか悩むことが多いと思うんです。でも、福ちゃんのように信頼できる査定士さんが来てくれて、文化や思い出を大切にしてくれるなら、思い切って任せてみる価値はあると思います。」とのお言葉をただくことができました。

このたびは「福ちゃん」の買取サービスをご利用いただきありがとうございました。