ロイヤル・ハウスホールド買取なら福ちゃんへ！
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「ロイヤル・ハウスホールド」は、イギリスのジェームズ・ブキャナン社が造る英王室御用達のスコッチ・ウィスキーです。ブランド名には「王室」という意味があります。 1897年当時、最も多くの原酒をストックしていたジェームズ・ブキャナン社が英国王室から、エドワード7世専用の上質なスコッチウィスキーを造るように依頼を受け誕生したのがロイヤル・ハウスホールドです。厳選した希少な45種類の原酒をブレンドした、バランスの取れた気品漂う味わいは王室から高評価で、翌年にはロイヤルワラント（王室御用達）の称号を授かります。

このウィスキーはかって、世界で3つの場所でしか飲むことができませんでした。バッキンガム宮殿、ヘブリディーズ諸島のハリス島内にあるローデル・ホテルのバー、そして最後のひとつが日本です。ロイヤル・ハウスホールドが一般に飲めるのは世界中でも日本だけで、イギリス本国でも、先述したホテルのバー以外では飲むことができません。それほど希少なお酒です。昭和天皇が皇太子時代にイギリスを訪れ、その際にプレゼントされたのが、このロイヤル・ハウスホールドでした。それ以来、英王室の特別許可により、日本だけ市販を許されています。ロイヤル・ハウスホールドには、頭に定冠詞のTheがついた「ザ・ロイヤルハウスホールド」が存在します。ロイヤルワラントに5年の有効期限がある関係上ですが、エドワード7世のロイヤルワラントを受けたウィスキーが上述の「ザ・ロイヤルハウスホールド」で、ラベルにエリザベス二世女王の紋章が掲げられている点と、グレントファース蒸留所で造られている点が異なります。「ロイヤルハウスホールド」は発売元のジェームズ・ブキャナン社の社章がラベルにあり、ダルウィニー蒸留所で造られています。そのためラベルに表記されている内容で、旧ボトルと現行ボトルを見分けることが可能になっています。