【ヘネシーリシャール】バカラクリスタルを買取いたしました
- 大阪府
- 70歳代
- 男性

【ブランデー】ヘネシー リシャール バカラクリスタル 700ml 40度
今回は、お酒の中でも特に最高峰の部類に入るであろうと思われる『ヘネシーリシャール』のボトルの査定依頼を受け、出張させていただきました。ご依頼をいただいたのは70代の男性で、いつか仲の良いご友人方と3人で一緒に飲もうと言って購入したものの、最近ご友人が相次いで鬼籍に入られたとのことで、思いきって処分したいとのお話でした。「査定額が気に入れば売ってもいい」とのことだったので、状態をしっかり見たうえで、ご納得いただけるような査定を行うことを心がけました。
ご訪問前の準備
バイヤー(福ちゃん)の車はその日、大阪府南河内郡のとある住宅地に向かっていました。
豊かな自然が息づく中に街の風景が広がっている南河内郡の某所……ちょうど天気も良く、窓を少し開けておくと涼しい風が入ってきて気持ちのいい陽気です。
時刻は午後2時半といったところ。勾配の強い坂をのぼっていくと、一戸建ての住宅や学生向けのアパートと思われる集合住宅が並ぶ一角に出ます。
時間帯もあって、人通りはそれほど多くありません。しかし、犬を連れた奥さんが2人連れで賑やかに散歩をしていたり、自転車にまたがった配達員の青年が自転車を勢いよく飛ばしたり……活気はあります。
そんな中、バイヤーの車はお客様がお住まいになっているアパートに到着。
いったん住所を確認し、時間にはまだ間があるので(約束の時間は午後3時)、車を近くのコインパーキングに停めてご訪問前の準備を行います。
福ちゃんのバイヤーは、ご訪問前にはこれから見に行くお品物についての下調べをし直したり、持ち物のチェックなどを行っています。
査定するお酒の銘柄は『ヘネシーリシャール』だとうかがっているので、あらためて市場相場をチェック。また、ひととおりチェックが済むと助手席にのせているリュックサックの中身を確認します。
査定に必要な道具をしっかり入れてきているか、あらかじめしっかりチェックすることは欠かせません。
まずは、真新しい白手袋。それからルーペなどの査定に使う道具一式。さらに、契約書や明細書を作成するためのタブレットや小型プリンターも確かめます。
そうこうするうちに、お約束の午後3時が近づいてきました。
バイヤーは車を出て、お客様の住まいであるマンションに向かいます。
訪問・査定
お客様がお住まいなのは、5階建てのマンション。オートロックはないので、そのままエレベーターで上階へ。
そして部屋番号を確認し、チャイムを鳴らします。
少ししてから、ドアがガチャンと開き、今回のお客様が顔を出されました。
きれいに刈り整えられたおひげがお似合いのダンディな男性です。
バイヤーは懐から名刺を出して、まずはご挨拶します。
こんにちは。私、福ちゃんから参りました査定士です。本日はご依頼をいただきありがとうございます
ああ、福ちゃんね。もう3時か……いいよ、上がって
失礼します
お酒はこっちに出してるんだよ
お客様が先に立ってリビングへと案内してくれました。
食卓に使っていらっしゃると思われるテーブルと椅子、そしてソファとサイドテーブル。あとはテレビや戸棚などがシンプルに配置されているスッキリとしたお部屋です。
そんな中、ソファの前に設置してあるサイドテーブルに、今回のお品物が置かれていました。
どっしりとした黒光りするような箱に収められている『ヘネシーリシャール』です。
じゃ、さっそく見てくれる?
少々お待ちください。まずは、こちらの同意書にサインをお願い致します
バイヤーは、タブレットで同意書を表示させ、お客様に向けます。
書類の下に署名欄があり、タブレットに指で直接サインできるようになっています。
こちらのサインをいただき、初めてバイヤーは査定の対象であるお品物に触れることが可能となります。
これでいいかな……ちょっと字が歪んでしまった。読める?
はい、大丈夫です。では、さっそく見せていただいてよろしいでしょうか
お願いします
ソファに座るお客様の向かいで膝立ちになり、サイドテーブル上の『ヘネシーリシャール』の箱に触れます。
もちろん、このときすでに白手袋を装着しています。
ちょっと持ち上げてみると、700mlの重量にボトルの重みが加わってかなりの重量感です。
箱の状態をチェックし、箱を開けてボトルを取り出してチェックします。
両手でボトルを持ち上げて蛍光灯に透かしてみると、とろりとした高級ブランデーが光を受けて輝きます。
見事な『ヘネシーリシャール』です。
このようなお酒は、見るだけでも眼福というもの……。
自身もお酒好きのバイヤーは、自然と頬がほころんでしまいます。
ん?何か変なものが見えた?
いや、失礼しました。これは見事なヘネシーリシャールだと思ったものですから
そうだろう。友人たちとね、いつか一緒に集まって飲もう、せっかくなら高い酒を買おうと言い合って買った酒だったんだよ。ところが彼らが亡くなってしまってね。私ひとりで飲むのもむなしいから、売ることにしたんだ
そうだったのですね
……それで、どのくらいの値段になるのかね
計算させていただきますね
バイヤーはタブレットを取り出し、ボトルや箱をチェックした結果と市場相場などのデータを考えあわせ、最終的な査定額を算出。お客様に提示します。
こちらでいかがでしょうか
なるほど……
やや迷っていらっしゃるような気配が感じられたので、バイヤーは言い添えます。
今ここで絶対に決めなければならないというわけではありません。いったん考えていただいて、後日あらためてご連絡をいただくという感じでも構いませんが……
いや、これで決めてしまうよ
かしこまりました。では、手続きのほうを進めさせていただきます
バイヤーは再びタブレットを取り出して契約書、明細書の作成を行います。
また、お客様の身分証を確認させていただき、現金を用意します。
契約書にサインをいただいたら、現金をお渡しし、『ヘネシーリシャール』をいただいて手続きは完了です。
では、これで終了となるのですが、ほかに何かこの機会に価値を知っておきたいものや、処分したいものなどはありませんか?
うーん、どうかな。今のところはないと思う。家内が帰ってきたら何かないか聞いておこう
ありがとうございます。今後とも福ちゃんをよろしくお願いいたします
今回の買取とまとめ
『ヘネシーリシャール』バカラクリスタル
今回、お買取しましたのは『ヘネシーリシャール』です。
上質なブランデーを手がけるブランドとしてその名を知られるヘネシーの最高級品というべきお酒であり、さまざまな種類の原酒が1本の中にブレンドされ、芳醇な香りと奥深い味わいを楽しめるのが特徴といえます。
しかも、今回のお品物は高級クリスタルブランドとして知られるバカラの容器に封入されています。
・最高級のヘネシーリシャール
・バカラクリスタル
といったさまざまな要素が絡み合い、高級感たっぷりのたたずまいで、堂々たる存在感を放っていました。
これだけでも、もちろん高価買取は約束されたようなものですが、今回のお品物は状態が非常に良好であったこともプラスに働きました。ボトルは封を開けられた形跡がなく、バカラクリスタルは目立つキズがひとつもありません。しかも今回は箱付きであり、箱もキズひとつない状態でした。
このように、状態が非常に良好であったため、高価買取が実現いたしました。
このたびは、ありがとうございました。
どのようなことでも、お気軽にご相談ください。
0120-947-295
大変申し訳ございませんが時間を空けてお問合せください。
福ちゃんでは、丁寧な査定を心がけております。売りたい・譲りたいお品物があるという方はぜひご相談だけでもお待ちしております。