東京都世田谷区等々力のお客様より古銭アルバムをお買取
- 女性

古銭アルバム(五十銭銀貨、一圓銀貨などを含む)
今回はご依頼主のお父様がコレクションされていた、古銭アルバムをお買取させていただきました。五十銭銀貨や一圓銀貨など、中には68枚もの古銭がコレクションされていました。適正な査定額を提示できるよう、事前に古銭買取相場をしっかりとチェック。枚数は多数ありましたが、正確でスピーディーな査定をすることを心がけました。
ご訪問前の準備
某月某日。
東京都世田谷区等々力にある住宅街に向かって、バイヤー(査定士)の車は走っていました。等々力(とどろき)といえば、世田谷では成城と同じく、閑静な高級住宅街として知られています。
東京湾に注ぐ一級河川の「多摩川」が近くを流れ、「等々力渓谷」や「日本庭園等々力」など、都内でありながら、緑豊かな自然に触れることができる地域としても有名ですね。
そんな等々力にある住宅街にお住まいの依頼主は、60代のご主人。
お父様がむかし集めていた古銭アルバムを、買取に来て欲しいとのご依頼です。
時刻は午後2時を過ぎた頃。
車での移動中、等々力渓谷への観光客と思われる団体をお見かけしましたが、住宅街に入ると人や車の通りは少なく、静かな住宅街という印象です。
古銭の査定といっても、古銭には近代貨幣(新旧の金貨や銀貨など)、大判・小判、古金銀、古紙幣など様々な種類があります。その中には市場への流通が少なく、希少価値の高いお品物も存在します。
その一方で、流通数や保管状態の関係で、価値が付かないような古銭も少なくありません。
「依頼主の期待に添えるだろうか」という思いを胸に秘め、バイヤーは車を降りる前に持ち物を確認します。
白手袋をはじめ、古銭の査定に欠かせない道具のルーペに加え、契約書を作成したりするために使用するタブレットに小型プリンターなど、忘れ物がないようにチェックします。
訪問・査定
お約束の時間になりました。
パーキングに停めた車をあとにして、バイヤーは徒歩で依頼主のご自宅へと向かいます。訪問前にお伺いしていた番地のお宅を訪ねると、3階建ての戸建て住宅に到着。
レンガ造りの外壁で、2F部分に中庭を設置されているのか、何本ものシンボルツリーがお住まいのトレードマークとして連なっているのが見えます。
表札を確認し、玄関のチャイムを押すと、「はーい」という応答がありました。
バイヤーが来意を告げると、ややあってからドアが開き、奥様が出迎えてくださいました。
わざわざすみません。どうぞお入りください
失礼します
玄関からリビングまで案内していただくと、そこではご主人が出迎えてくださいました。ご夫婦の前で、最初にご挨拶からスタート。バイヤーは名刺を取り出し名乗りを始めます。
本日はご依頼いただき、ありがとうございます。福ちゃんから参りました査定士です
お待ちしておりました。今日はよろしくお願いします
広々としたリビングには大きなコーナーソファが置かれていますが、上質な質感やふっくらとしたフォルムから素材の高級感を感じます。さらに、ベージュとブラウンで統一されたリビングコーディネートはとてもお洒落で、居心地のいい空間を演出しています。
そんなリビングにあるテーブルの上に、今回の査定品と思わるアルバムが1冊置かれていました。
ご依頼いただいたのはこちらですね……では、査定を始めさせていただく前に、まずこちらをご確認ください
鞄から取り出したのは、同意書の画面を表示したタブレット。
同意書の内容を確認していただき、同意の上でサインをいただくことで、バイヤーは初めてお客様のお品物に触れることができます。
そのことをご説明し、ご理解も得られたところで、タブレット上にサイン画面を表示させます。
こちらに直接、指でフルネームのサインをお願いしてもよろしいでしょうか
わかりました。最近はこうやってサインすることが増えたけど、なかなか便利だね
そうですね……近年では、電子署名を利用する企業も増えていますね。サインはそれで結構です、ありがとうございます
同意をいただいたところで、いよいよ査定のスタートです。
バイヤーは古銭が収められたアルバムに手をやり、1枚1枚、しっかりとチェックを行います。明治時代のや一圓銀貨など、コレクションされた古銭が68枚ありました。
こちらは、明治時代に発行された五十銭銀貨ですね。有名なものとしては、「竜五十銭銀貨」と「旭日五十銭銀貨」がありますが、アルバム何枚か収められているのは旭日五十銭銀貨で、裏面に旭日がデザインされていることから、別名で「中丸」と呼ばれることもあります
そうですか……。父が持っていた物で私には本物かどうかの区別すら付きませんが、価値はあるんでしょうか?
そうですね……。旭日五十銭銀貨は現存数が多いため、これ1枚では大きな価値はありませんが、枚数や保管状態によっては、まとまった金額になる可能性はあります
そのような会話を続けながら、バイヤーは銀貨をさまざまな角度から、ルーペを使って細かく確認していきます。
拝見したところ、すべて大きな傷や汚れもないですし、レプリカでもありませんね
そうですか……。本物でよかったです
次にバイヤーが手に取ったのは、「一圓銀貨」です。
一圓銀貨は通称で「円銀」ともいわれ、発行された年によって”旧一圓銀貨”と”新一圓銀貨”に分類されます。アルバムの中には複数枚の一圓銀貨が含まれていましたが、いずれも新一圓銀貨でした。
一圓銀貨は古銭のコレクターから人気の高い古銭のひとつで、発行された年代や保存状態などで買取価格も変わってきます。
こちらの「一圓」と書かれた銀貨は、その名の通り一圓銀貨と呼ばれるものですが、古銭の買取市場でもよく見かける人気の高いお品物です。アルバム内にある一圓銀貨は本物で保管状態も比較的よいため、古銭としての価値はこのアルバムの中では最も高いですね
普段あまり考えたことはありませんでしたが、そうやって昔のお金にも価値が付くものなんですね
はい。例えばこちらの一圓銀貨は、”近代通貨”と呼ばれる古銭の一種です。廃貨のため硬貨としての利用はできませんが、古銭としては高い価値があります
ちょっと話を聞いてるだけでも、色々な古銭があっておもしろいわね
このような会話を経て、査定がすべて完了。
今回の査定品の中では、こちらの五十銭銀貨と一圓銀貨がツートップでした。
そのほかにも、未使用の古銭が多数アルバムの中に収められおり、こちらも額面以上の査定額を提示することができました。
これですべての作業は完了です。
査定は以上となりますが、いかがでしょうか?
うーん、どうしようかな……
もう決めてしまっていいんじゃない?金額的にもしっかり評価してくださっているみたいだし
それもそうだね。一生懸命見ていただいたし、売ることにします
ありがとうございます!それでは、これより買取のお手続きに入りますね
ご主人にご用意いただいた運転免許証を確認後、査定の明細書と契約書を作成。
そして、現金をご用意します。
作成した契約書を確認していただき、サインをいただきます。
さいごに明細書と契約書と一緒に現金をお渡しして、これですべての手続きが完了です。
以上となりますが、この機会に他にも買取に出しておきたいお品物などはございませんか?例えば、ご主人が飲まないままになっているお酒や、奥様がもう使っていないブランド品などもお買取が可能ですが
今は二人とも売りたいものがないので大丈夫です。でも、また何かあったら電話しますね
ありがとうございます。今後とも、福ちゃんをよろしくお願いいたします
今回の買取とまとめ
古銭アルバム(五十銭銀貨、一圓銀貨などを含む)
今回注目のお品物は、古銭アルバムの中に収められた、五十銭銀貨と一圓銀貨です。共に明治時代に発行された銀貨で、年代やデザインが異なるものが多く納められていました。
他の古銭と合わせて価値に見合った査定額を算出させていただきましたが、特に一圓銀貨は価値が高く保管状態もよかったので、その価値も加味した査定額となりました。
最終的にお客様がご満足のお取引ができたようで、何よりです。
このたびは、ありがとうございました。
0120-947-295
大変申し訳ございませんが時間を空けてお問合せください。
いただきません。
どのようなことでも、お気軽にご相談ください。

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