兵庫県芦屋市六麓荘町のお客様より旧5円金貨などをお買取|【買取福ちゃん】 FUKUCHAN

買取体験談

2021/5/9

兵庫県芦屋市六麓荘町のお客様より旧5円金貨などをお買取

  • 大阪府
  • 60歳代
  • 男性
五圓金貨(旧五圓金貨)

旧五円金貨など

金貨を売却希望のお客様よりご依頼を受け、兵庫県芦屋市六麓荘町まで出張させていただきました。
「昔の5円金貨などを売りたい」とのお話でしたので、事前に金貨や記念硬貨などに関する古銭の買取相場を確認。金貨以外にも、骨董品やブランド食器の買取もご希望されていたため、お品物の価値をしっかりと見定められるよう準備を整えました。

ご訪問前の準備

快晴な天気に恵まれたとある日、バイヤー(査定士)が車を走らせたのは、兵庫県芦屋市六麓荘町(ろくろくそうちょう)にある高級邸宅街です。

六麓荘町といえば、日本で初めて電線類地中化が行われるなど、先進的な街づくりが取り組まれてきた町として有名です。景観を遮るような高い建物はなく、コンビニなどの商業施設もありません。

また、広大な土地に広がる邸宅と、広い空間を活かしたお庭には緑が多く、緑溢れる景色が広がるのも六麓荘町の特徴ですね。

出張買取の依頼主は、60代のご主人。
趣味で収集した古銭などを引き取って欲しいとのご依頼です。

可能であれば骨董品やブランド食器の査定も一緒に依頼したいとご希望されていたため、数に関わらず迅速かつ正確に取り扱うことを肝に銘じ、査定に必要な物を準備します。

パーキングに車を停めてから車内で、ルーペや白手袋のほかに、買取手続きを行う際に必要となるタブレット、小型プリンターも用意します。

そして最後に、梱包材や風呂敷をバックに入れて準備完了です。

訪問・査定

お約束の時間となりました。駐車場を後にしたバイヤーは、事前にお伺いしていた住所を頼りに、依頼主のお宅に向かいます。

周辺に商業施設がない住宅だけの町ということもあって、閑静な雰囲気が漂う中を歩いていくと、庭にきれいに整えられた樹々が立ち並ぶ素敵な戸建て住宅が見えてきました。

周りの景観と相まって、思わず見とれてしまいそうになるほど魅力的なご自宅です。
玄関ドア近くにあるインターホンのボタンを押すと応答があり、バイヤーが来意を告げると、しばらくしてからドアが開き、中から奥様が笑顔で出迎えてくださいました。

玄関先でまずは自己紹介。名刺をお渡しした後、バイヤーは名乗りを始めます。

はじめまして。福ちゃんから参りました査定士です。
本日はよろしくお願いします

こちらこそ、よろしくお願いします。
中で主人がお待ちしておりますので、どうぞお入りください

奥様にリビングへ案内していただきます。
そこでご主人とご挨拶を交わし、さっそく査定を始める段取りを行います。

本日はご依頼いただき、ありがとうございます。
テーブルの上に置かれた、こちらの金貨が今回のご依頼品でしょうか?

はい、そうです。私が趣味で集めていたものです

ご主人が趣味でコレクションされていた金貨なのですね

えぇ、そうです。他の金貨は換金したのですが、この金貨だけ残っていまして。ついでに、骨董品や食器もあとで見てもらいたいのですが……

かしこまりました。
その前に、ご確認いただきたい書類がございまして……

バイヤーはこのタイミングで、持参したタブレットを取り出します。
査定を行うために必要となる、同意書の作成を行うためです。

お客様からの正式な許可がないと、私は査定を行うことができません。こちらの同意書をご覧の上、同意をいただけるようであれば、サインをお願いしてもよろしいでしょうか

わかりました…サインはこちらに指で書けばいいですか?

はい。お手数ですが、そちらに指でサインをお願いしてもよろしいでしょうか?

お客様からタブレット上に電子サインをいただいたところで、いよいよ査定の開始です。

テーブルの上にあるコインケースを拝見させていただくと、1枚の金貨が入っていました。中に入っていたのは、昔の5円金貨です。金貨の年代を考えると、経年劣化による傷や汚れなどのダメージが多く見受けられてもおかしくありませんが、大切に保管されていたようでダメージは少ないほうです。

バイヤーは白手袋をはめて、さっそく金貨の査定を開始。
ルーペやはかりを使いながら、じっくり査定を行います。

拝見した5円金貨は、旧5円金貨(旧五圓金貨)。

旧5円金貨は、明治3年(1870年)から明治30年(1897年)まで流通していた貨幣で、表面には天皇を意味する龍が、裏面には錦の御旗と旭日がデザインされているのが特徴です。

同年代に発行された、旧1円金貨・旧2円金貨・旧10円金貨・旧20円金貨と共に、“明治金貨”と呼ばれることもあります。純度90%の金が使われた金貨で、明治金貨の中では一番長く鋳造されていたこともあり、流通量の多い金貨としても知られています。 

お客様が保有されていたのは、明治3年に発行された旧5円金貨でした。

旧5円金貨には大型と小型のものがありますが、明治3年と明治4年のものは大型で、明治5年11月から明治30年までに発行されたものは小型になります。

流通数が多いとはいえ、古銭としての価値に金の価格も上乗せされるため、価値がとても高いお品物になります。

そのことをお客様に伝えます。

こちらの金貨ですが、明治3年に発行された旧5円金貨で、とても価値の高いものです。こちら1枚でも、まとまった金額でお買取りできそうです

そうですか。ずっと大切にしてきたので嬉しいですね

5円金貨には明治30年から昭和5年にかけて発行されたものもありますが、そちらは”新5円金貨”と呼び、明治3年から明治30年にかけて発行された5円金貨については”旧5円金貨”と呼び区别しています。金貨の状態や年代によっても買取価格は変わりますが、ご主人がお持ちの旧5円金貨は保管状態もよく価値も高くなります

5円金貨にそのような違いがあるのは初めて知りました…古銭の世界は、なかなか奥深いですね

そうですね。古銭の世界は奥深く価値を見極めるのが難しいからこそ、どこに売るか、というのはとても重要です

なるほど、勉強になります。ところで話は変わりますが、それが終わったら、次はペルシャ絨毯や絵画なども査定していただけますか

ついでに私のブランド食器も一緒に見ていただけるかしら?

かしこまりました。順番に査定を進めますのでお待ち下さい

このようなやり取りを続けながら、すべての査定を終えたバイヤー。
最終的な査定額をタブレット使い算出します。

ご依頼品すべての査定が終わりました。
ご主人の旧5円金貨や骨董品をはじめ、奥様のブランド食器も価値が高いものが多いため、まとまった金額になりました。いかがでしょうか?

元から金額よりも、大切にしてくれる他の方にお譲りできれば、という考えでしたので、これだけの金額が付いて驚きました。ぜひ、買取をお願いします

ありがとうございます。
奥様の食器もご売却ということでよろしいでしょうか?

私も主人とまったく同じ考えです。売却でお願いします

このような会話のやり取りを経て、買取手続きに入ります。

ご主人の運転免許証を本人確認書類としてご提示していただき、タブレットで契約書と明細書を作成。
お品物の代金と一緒にそれらの書類をお渡しします。そして、契約書にサインをいただき、すべての手続が完了しました。

手続きのあと、バイヤーは梱包作業に入ります。

ご売却ありがとうございます。査定は以上で終了となりますが、他に売りたい物や処分をお考えの物などはございませんか?

今回は以上で大丈夫です

かしこまりました。今後も買取の福ちゃんをよろしくお願いいたします

今回の買取とまとめ

旧5円金貨(明治3年柄)など

ご主人が保有されていた旧5円金貨をはじめ、骨董品や奥様のブランド食器など、価値の高い多数のお品物をご売却いただきました。

今回、ご依頼されるきっかけとなった旧5円金貨は、明治3年(1870年)に発行されたもので、金の純度が90%あるお品物です。古銭は年代や保管状態などによっても価値は変わりますが、今回はこちら1枚でも高額査定が可能になるほど、価値の高いお品物でした。

旧5円金貨以外のお品物についても、しっかりとお値段を付けさせていただきました。

このたびは福ちゃんへのご売却、ありがとうございました。

福ちゃんのオペレーティングスタッフ

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