【Leica M4】本体+交換レンズを買取いたしました
- 大阪府
- 30歳代
- 男性

【Leica M4】本体+交換レンズ(SUMMILUX 1:1.4/35)
今回は大阪府堺市へ出張し、ドイツのカメラメーカーLeica(ライカ)のフィルムカメラ『M4』と、交換レンズである『SUMMILUX(ズミルックス)1:1.4/35』の買取査定をさせていただきました。 Leicaの『M4』は名機と呼ぶに値するフィルムカメラであり、Leicaが世界トップクラスのカメラメーカーとして君臨し、まさにその絶頂期を迎えていた1960年代の後半に世に出た物です。 今回のご依頼主は30代の男性で、趣味で集めていたフィルムカメラの中から今回、こちらを手放したいというお話でした。当日は用事があってあまり長時間とれないということだったので、迅速に正確な査定を行うことを心がけました。
訪問前の準備
その日、福ちゃんのバイヤー(査定士)が運転する車は大阪府堺市の住宅街にありました。
マンションや一戸建ての住宅が並ぶ中を走り、事前に調べておいたコインパーキングを探します。
パーキングはお客様がお住まいになっているマンションから徒歩5分ほどのところにあり、行き来に便利だと思って選んだところです。
時刻は、午後4時半を過ぎたところ。人通りはそれほどありませんが、下校途中らしい子どもたちの姿や、散歩中と見える老齢の男性、買い物袋をさげた主婦の方などがちらほら見られます。
お約束の時間は午後5時なので時間的な余裕はありますが、この日はお客様に急用が入り、午後5時半には出なければならないとのことだったので、早めに着いたほうが査定に時間を取ることができます。
そのこともあり、バイヤーは安全運転を心がけつつも急いでパーキングを探します。
パーキングに車を停めると、バイヤーは査定に向かう前の最終チェックを行います。
ここで慌てて忘れ物などをしてしまっては元も子もないので、落ち着いてしっかりとチェック。査定に持っていくための道具がきちんと揃っているか確認します。
まずは、どんなお品物を見るときでも欠かせない白手袋。それから、今回はカメラという精密機械を見ることになるので、ルーペも欠かせないでしょう。
そして、査定・買取の手続きを進めるために欠かせないタブレット(契約書や明細書を作成したり、お品物に関する情報をチェックしたり、計算したりするために使用します)や、小型プリンター(書類を印刷するために使用します)があることも確認しました。
準備が整ったのは、午後4時40分。
お客様に電話を入れて「5分ほどで着きます」と伝えると、「待ってます」とのお返事。
バイヤーは必要な道具をおさめたリュックサックを肩にして、車を出てパーキングを後にしました。
訪問・査定
お客様がお住まいになっているマンションに到着すると、オートロック操作盤に部屋番号を入力。応答があってロックが解錠されたので、中に入ってエレベーターで上階へ。
「エレベーターを出てすぐのところにあります」と伝えていただいていた通り、エレベーターの扉が開くと目の前にお客様の部屋がありました。
チャイムを鳴らすと、すぐにドアが開き、お客様が迎えてくれました。
今回は、お客様のご希望もあって玄関先での査定となります。
靴箱のそばに、用意していただいたらしい折り畳み式のスツールが置いてありました。
ありがたく使わせていただくことにしますが、さっそく腰を落ち着けて査定開始……というわけにはいきません。
いくつかすべきことがあります。
まずは、名刺を取り出し、手渡しつつ自己紹介をします。
申し遅れました、福ちゃんから参りました査定士です。今回はご利用いただきありがとうございます
あ、いえ。こちらこそ遠いところをわざわざすみません
とんでもありません。では、まずはこちらにサインをいただければと思います
次にバイヤーが差し出したのはタブレット。査定の同意書を表示させています。
同意書の内容を読んでいただき、お客様に納得の上でサインをいただいて初めて、福ちゃんではバイヤーによる査定が開始されることになっています。
お客様にさっそくサインをしていただき、いよいよ査定開始です。
ご用意していただいたスツールに腰かけ、差し出されたカメラから見ていくことにします。靴箱の上を台としてお借りし、白手袋をつけた手で慎重に見ていきます。
細かいキズなどの確認のために、ルーペも使用します。
古いフィルムカメラということもあって、使用感や細かい擦りキズなどは見られますが、部品が欠けていたり大きな故障があったりすることはないようです。
また、交換レンズの状態も良好でした。
僕は趣味でフィルムカメラを集めているんです……といっても、ほとんど撮影などはしません。フィルムカメラのフォルムが好きでしてね、特にLeicaは一見するとゴツゴツした武骨な感じがあるんですが、よく見ると、洗練されたかっこいいフォルムをしているじゃないですか。そういうのに惹かれるんですよね
なるほど、確かにLeicaのカメラは、機能性も高いですが、デザイン性も特筆すべきものがありますね
そうでしょう。ドイツの製品って、何でもこういう感じのカッコよさがあるんですよね。車とかもそうですけど
確かに、おっしゃる通りですね
特にその『M4』は、僕のお気に入りなんです。ずっと見ていても飽きない……手に入れた当初は、1日中ひねくり回していろんな角度から鑑賞して楽しみました。でも、ちょっと古い感じするでしょ?壊れたりはしていないんだけど、使い込まれた跡があるというか……
そうですね、使用感は認められます。大きく価値を減じるほどではないですが
でしょう。でも最近、ある人が……この人も僕と同じくカメラを鑑賞するっていう趣味を持っているんですけど、その人が自分の『M4』を僕に格安で譲ってくれるというんです。その人が持っている『M4』は新品同様の綺麗な物なので、ありがたく頂戴することにしたんですが、格安とはいえ100円や200円じゃないですから、どうしようと思って……どうせなら今まで持っていたやつを売ってお金にして、それで買い取ろうと思ったわけなんです
なるほど、そのような事情があったのですね
そうなんです。なので、いくらくらいで売れるのか知りたいんですが……
少々お待ちください、査定額を出させていただきます
バイヤーはタブレットを使い、査定した結果をもとに具体的な査定額を算出していきます。
カメラ本体と交換レンズの査定額を合計した金額を提示します。
こちらのお値段をつけさせていただきたいと思います
おお、めっちゃ高いですね。これなら新しい『M4』を買い取ってもお釣りが来ますよ。じゃあそれで引き取ってもらえますか
かしこまりました。では、手続きのほうを行わせていただきます
バイヤーは、お客様の身分証を確認。そのうえで、契約書と明細書を作成し、契約書にサインをいただき、その間に現金を用意します。
現金をお渡しし、クーリングオフ制度が使えることもお伝えして、買取の手続きは完了です。
ありがとうございます。以上で手続きは完了となります
本来なら、ここで「ほかに売りたいものや価値を知りたいものなどはありませんか?」と聞くところですが、今回はお客様が用事を控えているので割愛します。
また何かありましたら、ぜひご連絡ください。私の名前を出していただいたらスムーズだと思います
ありがとうございます。そのときはよろしくお願いします
こちらこそ、今回はご利用いただきありがとうございました。今後とも福ちゃんをよろしくお願い致します
今回の買取とまとめ
Leica(ライカ) M4本体+交換レンズ(SUMMILUX 1:1.4/35)
今回お買取させていただいたのは、ドイツのカメラメーカー「Leica」が世界に誇るフィルムカメラの名品『M4』の本体と、交換レンズである『SUMMILUX(ズミルックス)1:1.4/35』です。
Leicaは長い歴史の中でさまざまな名品というべきカメラを開発してきたブランドですが、その中でも1967年に初めて登場した『M4』は、まさに“Leicaの中のLeica”というべきフィルムカメラでした。
それ以前に販売されていた『M2』の改良機であり、きわめて完成度が高い仕上がりになっているのが特徴です。たとえばLeicaのフィルムカメラとして、初めてフィルムを迅速に巻き戻すための「巻き戻しクランク」が取り付けられたことは、それまでの『M2』『M3』と大きく違う点として挙げられます。 今回見させていただいたお品物は、古いカメラでありながら状態は非常に良好で故障や目立つキズなどが一切なかったこと、また交換レンズに関しても状態が良かったことなどを加味して高価買取となりました。
このたびは、ありがとうございました。
0120-947-295
大変申し訳ございませんが時間を空けてお問合せください。
いただきません。
どのようなことでも、お気軽にご相談ください。
福ちゃんでは、丁寧な査定を心がけております。売りたい・譲りたいお品物があるという方はぜひご相談だけでもお待ちしております。