【クラシックギター】YAMAHA GC-8Dを買取いたしました
- 大阪府
- 50歳代
- 男性

【クラシックギター】YAMAHA(ヤマハ) GC-8D ハードケース付き
今回お買取したのは日本が誇る楽器メーカーYAMAHAのギター『GC‐8D』です。
ハードケースもセットでご売却いただきました。
こちらは、YAMAHAが最高峰とするモデル『GC‐70』の開発者・加藤俊朗氏が手がけたモデルという点が最大のポイントとなります。
今回、依頼主より「ギターの買取を検討している」とご連絡をいただき出張査定に伺うことに。「まずは現時点での売却価格を知りたい」とおっしゃっていたこともあり、他店様に負けない買取、そして「丁寧な査定」を徹底いたしました。
ご訪問前の準備
今回バイヤー(査定士)が向かっていたのは大阪府高槻市の住宅街です。都会的な一面を持ちながら自然も豊かであり、歴史的資産も多い街として知られています。
時刻は午後10時を過ぎたところ。この日の天候は晴天で、幼稚園の送迎バスを見送った母親たちが楽しそうに談笑していたり、老夫婦が仲良く散歩したりする場面も見られました。
バイヤーはカーナビが示す依頼主のご自宅を確認しながら、近隣のコインパーキングを探します。約束の時間になるまで、車内でオペレーターから共有された情報や社内情報を再確認するためです。
今回の依頼主は50代の女性です。
特に今回のご要望は「売却価格を知りたい」という内容であるため、福ちゃんの「他店様より高い買取価格」を示しつつ、お客様の気持ちを優先しようと心に決めていました。
お約束の時間まであと10分となったところで、査定道具の白手袋、ルーペ、風呂敷、タブレット、小型プリンターをカゴにまとめます。車を出て、依頼主のご自宅に向かいます。
訪問・査定
依頼主のご自宅に到着したバイヤー。平成初期に建てられたと思われる一戸建てで、一階は大きな車庫スペースになっています。
階段下の門横にインターホンを見つけたので、来意を告げます。
はい
福ちゃんから参りました
あ、はい
明るい声音の女性が対応してくれました。
少しすると2階にある玄関口から依頼主ご本人と見られる方が顔を出します。
こんにちは。そのまま上がってきてください
失礼します
玄関に入ったバイヤー。すぐさま名刺を取り出し、ご挨拶を行います。
はじめまして。福ちゃんの査定士です。本日はよろしくお願いします
あ、よろしくお願いします
案内されたのはリビングです。フローリングの色に合わせたブラウン調のテーブル、家具が特徴で、ぬくもりを感じられるお部屋となっています。
どうぞ
失礼します
テーブルで依頼主と対面になる状態で着席したバイヤー。
はじめに「買取の流れ」について説明をし、同意書にサインをいただきます。
はい。記入しました。今日は見積もりだけ、となるかもしれませんが……よろしくお願いします
ええ、ゆっくり検討して頂ければと思います。では査定をはじめさせていただきますが、今日の依頼品はございますか……?
これです
依頼主が指を指したのは壁に立てかけられていた楽器です。
ハードケースに入った状態ですが、ギターであることがわかります。
ギターですね
白手袋を装着し、準備をするバイヤー。
そうなんです。旦那のもので、私はよくわからないんだけど……
ご主人様のものだったんですね
お話によると、このギターはご主人が趣味で演奏されていたものとのこと。
メンテナンスをしながら大切にしていたものの、現在は別の趣味に夢中になっているため数年前から「売却」を意識されるようになったのだそうです。そんなご主人の様子を見た奥様が「ギターを高く売る方」を調べた結果、福ちゃんの買取にたどり着いたとのことでした。
拝見してもよろしいでしょうか
はい、お願いします
ケースを丁寧に開けるバイヤー。
中には光沢が美しいクラシックギターが納められています。
失礼します
丁寧に取り出し、外観を確認。名作といわれている『GC‐8D』です。
それも、しっかり弾きこまれている風合いを感じられます。
失礼ですが、こちらはどのようにして入手されたのかお伺いしてもよろしいでしょうか
20年以上前かしら。楽器店で新品のものを買って来たのよ。その前からもずっとギターは趣味で演奏してて……
そうだったんですね
入手経路を聞いたうえで、ネックやナット、フレットの残りといったポイントをじっくりと確認し、音質チェックを行います。
ありがとうございました。では、お値段のほう算出させていただきますね
お願いします
タブレットを取り出し、計算を行うバイヤー。依頼主は緊張した面持ちでこちらを見ています。
お待たせしました。今回はこちらの金額をつけさせていただきました
あら、まあ。思っていたより高かったわ
さようでございましたか。今回、こちらのネックの部分が反ってしまう現象『順反り』や、弾いている際にできてしまう爪痕などが見られたのですが、まだまだ現役といえる点を評価させていただきました
また製作者である加藤俊郎についてなど、「査定ポイント」をひとつひとつ説明するバイヤー。依頼主は「どうしようかな……」とつぶやきます。
本日中に決める必要はございませんので、ご主人様とゆっくり相談されてみてください。お返事はそのあとで構いません
そうねぇ……でもやっぱり、お願いします
よろしいのでしょうか
ええ。もう使わないものは整理していきたいと思っていて……そのくらいのお小遣いになるなら十分かなと思ってるんです
かしこまりました。では、ご契約のほう進めさせていただきます
よろしくお願いします
依頼主の意思を確認したバイヤーは、タブレットを使って契約書の作成を行います。そして、印刷したものを依頼主に手渡しました。
こちらが本日の契約書でございます。お読みいただき、不明点がございましたらご質問ください
はい
いくつかの質疑応答を行い、署名をする依頼主。バイヤーは現金を用意します。
では、本人確認書類の確認をさせていただいてもよろしいでしょうか
はい
運転免許証を差し出す依頼主。バイヤーは必要事項を確認します。
ありがとうございました。……ではこちら、本日の買取金額でございます
ありがとうございます。やっぱり、お願いしてよかったわ
そう言っていただけるとうれしいです。以上となりますが、ほかに査定を希望される商品はございますか?
そうね……今すぐには出てこないわね
かしこまりました。ではまた何かございましたらご連絡ください。査定だけの出張も承っておりますので
ありがとうございます。またご連絡させていただきます
バイヤーはお買い取りしたギターをハードケースに戻し、最後のご挨拶で締めくくります。
では本日はこれで失礼します。福ちゃんをご利用いただきありがとうございました。また機会がございましたら、よろしくお願いします
今回の買取とまとめ
1972 年製クラシックギター YAMAHA『GC‐8D』
今回注目のお品物はYAMAHAの人気モデル『GC‐8D』です。すでにOBとなった加藤俊郎氏が手がけたモデルは年々、希少価値が高くなっています。
今回のお品物の年式は1972年。それなりの経年変化や使用感は感じられるものの、持ち主の定期的なメンテナンス、弾きこんだ「味」があります。
少々「順反り」が見られるものの、リペアセンターに持ち込めば問題なく弾いていただける範囲です。
というわけで、多少の使用感は見られるものの、ギター経験者であれば「味わい」と感じられるコンディションであること、初心者の方であってもリペアによって長く使用していただける状態であることを評価させていただきました。即決いただき、ありがとうございました。
福ちゃんでは楽器の買取にも力をいれています。
どんな楽器でも丁寧に査定をさせていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
このたびは福ちゃんをご利用いただき、ありがとうございました。
0120-947-295
大変申し訳ございませんが時間を空けてお問合せください。
いただきません。
どのようなことでも、お気軽にご相談ください。
福ちゃんでは、丁寧な査定を心がけております。売りたい・譲りたいお品物があるという方はぜひご相談だけでもお待ちしております。