【中国切手】黄山風景シリーズを買取いたしました|【買取福ちゃん】 FUKUCHAN

切手買取体験談

2022/3/2

【中国切手】黄山風景シリーズを買取いたしました

  • 愛知県
  • 70歳代
  • 男性
【中国切手】黄山風景シリーズを買取いたしました

【黄山風景シリーズ】特57 16種完

今回、査定させていただいたのは中国切手です。中国切手といえば、切手の世界で指折りの価値を誇る『赤猿』をはじめ高価買取が期待できるお品物が多数ありますが、今回の切手は『黄山風景シリーズ』と呼ばれる一連の特殊切手です。
中華人民共和国の東部に位置する安徽省にある「黄山(こうざん)」という地域の風景を絵柄に採用したもので、水墨画風のタッチで描かれ、美しく彩色されている点が特徴として挙げられます。
ご依頼主は、70代の男性。コレクションの一部を処分したいとのことで、出張査定のご依頼を受けました。今回、買取業者に査定を依頼するのは初めてということだったので、査定の流れから丁寧に説明しつつ、しっかり進めていくことを心がけました。

ご訪問前の準備

前日までしつこく降り続いていた雨が嘘のように、あたたかな陽射しが降りそそぐ冬の某日……福ちゃんのバイヤー(査定士)が運転する車は、愛知県名古屋市の中村区へと向かっていました。

名古屋市といえば、中区のMIRAI TOWER(昔の名古屋テレビ塔)の周辺などは東京都心や大阪のミナミに匹敵する規模を誇る繁華街として賑わっていますが、一方で中村区もまた、JR名古屋駅を中心に多くの人が行き交う繁華街を形成しています。しかし、駅から少し離れてみると閑静な街並みが広がる住宅街も見られます。

バイヤーが車を走らせているのも、まさしくそのような繁華街の喧騒から離れた静かな街並みです。平日の午後2時40分を回ったところ……車通りはありますが、歩く人の姿はそれほど多くありません。アパートや一戸建ての住宅が並ぶ中、明るい陽射しの中でのんびりした雰囲気が漂っています。

そんな中、バイヤーはとあるコインパーキングで車を停め、タブレットを取り出します。

お約束の時間は午後3時なので、見させていただく予定の切手について確認します。

今回、バイヤーが見せていただくことになっているのは中国の特殊切手『黄山風景シリーズ』です。

16種が揃っているとのことなので、状態にもよりますが高価買取が期待できますが、果たして……。

市場価格をあらためて確認したバイヤーは、タブレットをリュックサックにしまい込み、そのほかに必要な道具が揃っていることを確認します。

査定には欠かせない白手袋、また細かい部分をチェックするためのルーペなど。そのほかに、タブレットで作成する書類をプリントアウトするための小型プリンターがあることも確認します。

訪問・査定

時計を確認すると、午後2時50分を回ろうかというところ。バイヤーは車を降り、リュックサックを肩にかけてお客様のお宅に向かいます。

徒歩5分ほどで到着したお宅は、築年数がそれほど経過していないと思われるマンション。

オートロック設備などはないので、そのままエレベーターを使って上階へ。

あらかじめお伺いしていた部屋番号のドアの前に立ち、チャイムを押すとしばらくしてからドアが開き、今回のご依頼主である男性が顔を出されました。

はじめまして、福ちゃんから参りました査定士です

ああ、どうぞどうぞ

招き入れていただいたところで、名刺を取り出して手渡しつつあらためてご挨拶します。

今回は私が査定を担当させていただきます。よろしくお願い致します

はいはい、じゃあ上がってください

厚手のカーディガンをはおったご依頼主に促され、奥のリビングへ。

気持ちの良い午後の陽射しがたっぷり入ってくる過ごしやすいお部屋でした。

テーブルには、すでに今回見させていただく予定の切手が、台紙の上にさらの状態で並べられています。

これを見てもらいたいんですがね

かしこまりました……ではまず、こちらの同意書をご覧いただいて、サインをいただけますでしょうか

タブレットで同意書を表示させ、下部にあるサイン欄に指でお名前を書いていただきます。

福ちゃんには、同意書にご納得いただいて初めてバイヤーによる査定を開始するというルールがあります。

そのことを告げ、お品物を見て査定を行う流れをざっとご説明します。

わかりました

ということでサインをいただけたので、査定スタートです。

では、始めさせていただきますね

バイヤーは白手袋をはめた手で1枚ずつ切手を見ていきます。

『黄山風景シリーズ』は全16種類。1963年に発行された切手だけに経年劣化が心配なところですが、今回見させていただいた切手は、16種すべて綺麗な状態でした。

かなり綺麗ですね、大切に保管されていたことがうかがえます

そうですか、まあ確かに保管には気をつけていましたね

かなり大切なコレクションだと思うのですが、手放してしまっても大丈夫なんですか?

いや、僕は切手収集が趣味なんだけども、どっちかというと日本の切手が好きなんです。それは知人にもらったものでね、中国の切手には正直なところそんなに興味がないんですよ

そうなんですね

聞くところによると、数年前に知人の方にお金を用立てて欲しいと言われ、その代わりにということでこの切手を譲られたのだいうお話でした。

その知人が、『君は切手が好きなんだろう、それならこれは高い切手だから満足できると思うよ』とか何とか言ってくれたのがこの切手なんです。まあ確かに綺麗な切手だけれども、さっきも言ったみたいに中国切手はそんなにね……でも、ちょっと調べてみるとなかなか価値が高い切手だということが分かって、何かあったらお金に換えようと思っていたんです

なるほど、そうでしたか

それで、これは買取できそうですか?

はい、お買取は可能です。こちらは1960年代の初めに中国で発行された切手で、中国の安徽省というところにある黄山という地域の風景を描いたものです。お調べになったということなのでご存知かもしれませんが、現在ではなかなか入手できないレアな切手のひとつです。特に、このように16種類が揃っているということになると、かなり価値は高まると思います

そうですか、よかった。いくらくらいになるんでしょうね?

では、計算をさせていただきますね

バイヤーはタブレットを取り出して、計算を開始。あらかじめ確認しておいた市場価格に、見させていただいた切手の状態を加味して今回の査定額を算出し、お客様に提示します。

すごいね、思ったよりも高い

ありがとうございます。状態も良好なので、こちらの金額をつけさせていただきました

それじゃあ、それで買ってもらおうかな

かしこまりました

というわけで、バイヤーは買取の手続きに入ります。

お客様の身分証を確認させていただき、契約書と明細書を作成。契約書にサインをいただき、用意した現金をその場でお渡しして手続きは完了です。

では、以上となりますが、本日ほかに何か価値を知りたいものや、売却をお考えのものなどはございませんか?

今はないです。妻が帰ってきたら話してみるので、何かあったらまた電話しますよ

かしこまりました。では、今後とも福ちゃんをよろしくお願い致します

今回の買取とまとめ

黄山風景シリーズ】切手 特57 16種

今回お買取させていただいたのは、『黄山風景シリーズ』と呼ばれる中華人民共和国の特殊切手です。1963年に発行されたもので、中国東部の安徽省にある黄山の風景を絵柄としてあしらっていることが特徴として挙げられます。カラフルな色使いの中にも、どこか幽玄な雰囲気が感じられるのがポイント。格調高い絵柄が見る人を魅了する、見事なデザインです。

中国切手は近年、特に需要が高まっていることもあり、価値もまた高まっています。

今回見させていただいたお品物は汚れや破れなどが一切ない状態で、たいへん大切に保管されてきたことがうかがえる切手でした。そのこともあり、高価買取が実現しました。

このたびは、ありがとうございました。

福ちゃんのオペレーティングスタッフ

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