動植物国宝図案切手【姫路城】100面シートを買取いたしました
- 東京都
- 70歳代
- 女性

【普通切手】動植物国宝図案切手「姫路城」100面シート
今回は「昭和切手を見てもらいたい」というご依頼をいただき、出張買取をさせていただきました。ご依頼品は、「動植物国宝図案切手」と呼ばれる切手の一種『姫路城』で、額面は銭表記で「14.00」と記載されています。
ご依頼主は70代の女性で、依頼品はご自宅の箪笥を整理しているときに発見されたといいます。
「切手についてはよくわからない」とおっしゃっていたので、丁寧な説明に重きを置き、高価買取にのぞませていただきました。
査定前の手続き
今回の依頼主のご希望は出張買取です。
バイヤー(査定士)がご自宅に到着すると、依頼主ご本人とみられる方がお出迎えをしてくださいました。
客間に通されたバイヤーは依頼品が入っているクリアファイルに気付きましたが、福ちゃんの買取は依頼主の同意なくして査定を行うことはできません。
まずは同意書の内容について説明を行い、依頼主には今回行う査定についてご理解いただいたうえでサインをお願いしております。
査定
同意書にサインをいただき、さっそく査定が始まります。
今日見てもらいたいのはこれなんです
かしこまりました。拝見いたしますので、こちら本体を取り出してもよろしいでしょうか
どうぞ
バイヤーはルーペを取り出し、白い手袋をつけて切手をそっと取り出します。
依頼品は姫路城が描かれたもので、100面すべて揃っている「シート切手」です。
コレクションをする際、台紙に張るために使用した「ヒンジ」の痕や「耳紙」と呼ばれる白い余白に若干の汚れが見られるものの、切手本体は非常にきれいな状態です。
亡くなった夫が集めていたものなんですが、売れるかしら
そうだったんですね。これは『動植物国宝切手』というシリーズの一種なのですが、途中で銭表記が廃止されたことで額面の表記が変わっているんです。
この姫路城切手は銭表記と円表記のもの2種類が発行されているのですが、銭表記のほうは当時20万枚しか発行されておらず、円のほうより希少性が高いといわれています。
しかも、このように切り離しがない切手は『シート切手』と呼ばれ重宝されていますから、すぐに買い手は現れると思いますよ
そうなんですね。ちょっと気になったんですが、なぜ14円なのでしょうか
14円切手は当時国際郵便用として発行された切手なんです。一般人が船便を用いるときに使用されていました。しかし、日常的に用いることのない切手であること、のちにエアーメールが普及したことなどから、14円切手は廃止されました。そういうこともあり、姫路城14円切手自体がレア切手になっているんですよ
そうだったんですね
査定ポイントとなる点を順番に説明したあと、タブレットで査定額の算出を行うバイヤー。市場価格を参考にしながら切手の状態、価値を加味して査定額を計算します。
バイヤーに提示された金額を見た依頼主は、とても驚いた様子です。
今回一番ポイントとなったのは保管状態の良さです。コレクターの需要、人気なども考慮しこの値段をださせていただきました
ありがとうございます。文句なしの価格なので、その額でお願いします
買取の手続き
買取の意思を確認したバイヤーは、依頼主の身分証を確認し、タブレットで契約書、明細書の作成をはじめます。
そして、依頼主が契約書の内容を確認しているあいだに現金を用意。
依頼主の署名を確認し、現金とクーリングオフについて詳細がかかれたハガキをお渡ししました。
これでこの日のお取引は終了です。
今回の買取まとめ
動植物国宝図案切手「姫路城」100面シート
今回のお品物は1951年(昭和26年)3月27日に発行された「姫路城14円切手」です。
バラでも十分価値のあるお品物ですが、今回は100面すべて揃っていること、全体の状態が良いことなどを考慮し高価買取を実現させていただきました。
このたびはご利用いただきありがとうございました。
0120-947-295
大変申し訳ございませんが時間を空けてお問合せください。
いただきません。
どのようなことでも、お気軽にご相談ください。
福ちゃんでは、丁寧な査定を心がけております。売りたい・譲りたいお品物があるという方はぜひご相談だけでもお待ちしております。