中国切手【第26回世界卓球選手権大会】4種を買取いたしました
- 東京都
- 60歳代
- 男性

【中国切手】『第26回世界卓球選手権大会』4種
今回は「中国切手を査定してほしい」というご依頼のもと、出張買取をさせていただきました。依頼品は1961年に発行された『第26回世界卓球選手権大会』という切手です。
図案は全部で4種類。卓球をする選手や卓球のラケットなどが描かれており、額面は「8分」「10分」「20分」「22分」と記載されています。
ご依頼主の方は60代の男性です。今回は「現在の価格を知ったうえで売りたい」とおっしゃっていたこともあり、ご納得いただける説明と価格を意識し対応させていただきました。
査定前の手続き
お約束時間となり依頼主のご自宅に到着したバイヤー。インターホンを鳴らすと依頼主ご本人とみられる方が現れました。
通された客間にあるテーブルの上には小さなトレイがあり、その上に今回の依頼品が置かれています。
切手の図案を見たバイヤーはすぐに『第26回世界卓球選手権大会』であるとわかりましたが、福ちゃんは査定前に同意書の内容を説明し、サインをいただかないと査定をはじめることができません。
今回もタブレットを使って同意書の説明を行い、納得いただいたうえでサインをしていただきました。
査定
同意書のサインを確認したバイヤーは、さっそく査定をはじめることに。
随分昔に兄からもらってね。もう無いと思っていたものが出てきたんですよ
そうだったんですね。では、拝見いたします
白い手袋をつけたバイヤーはルーペをテーブルの隅に置き、依頼品を手に取ります。
今回の依頼品は切手アルバムの1ページを抜き取ったもので、バラ切手4種と切り離しのない小型シートがヒンジで固定されていました。
切手買取の場合は発行された年代、切手の状態などが金額を左右します。
そのため裏面の状態も確認させていただきましたが、依頼品は若干ヒンジ痕がついているものの「美品」といえる状態です。
中国切手って、なんでそんなに人気なんですか?
そうですね、最大の理由は希少性の高さにあると思います。中国切手といってもすべてのものに値が付くのではなく、文化革命という政治運動の真っ只中、またはその前後の切手に高い価値がつくんです
文化革命……一応覚えています
ありがとうございます。文化革命中は国民が収集目的で切手を買うことが禁じられていたので、中国本土には切手がほとんど残っていないんです。こうした事情から、現在価格が高騰しているんですよ
なるほど
中国切手には編号と呼ばれる管理番号があるのですが、こちらには『紀86』と書かれていますよね。この紀、というのは1949年から1967年に発行されたもので、文革前に発行された切手ということを示しているんです
価値はある、ということですか?
はい。このあとお値段の算出をさせて頂きたいと思います
一通り査定を終えたバイヤーはタブレットで買取額の算出を行います。そして、金額が表示された画面をご依頼主にお見せしました。
ありがとうございます。思っていた以上の金額です。買取をお願いします
買取の手続き
ご依頼主の買取の意思を確認したバイヤーは依頼主の身分証を拝見し、タブレットで契約書と明細書の作成をはじめます。
そして完成した契約書の内容をご依頼主に確認していただいているあいだに、現金とクーリングオフについて詳細が記載されたハガキをご用意。
契約書の署名を確認したら現金とハガキをご依頼主にお渡し、この日のお取引は終了となりました。
今回の買取まとめ
中国切手【第26回世界卓球選手権大会】4種
今回のお品物は1961年に発行された『第26回世界卓球選手権大会』です。文革以前の切手ですが、今回は依頼品の状態の良さや需要を考慮し、お値段のほうも頑張らせていただきました。
このたびはご利用いただきありがとうございました。
0120-947-295
大変申し訳ございませんが時間を空けてお問合せください。
いただきません。
どのようなことでも、お気軽にご相談ください。
福ちゃんでは、丁寧な査定を心がけております。売りたい・譲りたいお品物があるという方はぜひご相談だけでもお待ちしております。