ヘネシー【ノスタルジー・ド・バニョレ】を買取いたしました
- 兵庫県
- 70歳代
- 男性

【ヘネシー】ノスタルジー・ド・バニョレ クリスタルデキャンタ 700ml
今回お買取させていただいたのは、上質なブランデーを手がける高級ブランド「ヘネシー」のお酒です。お品物は、『ノスタルジー・ド・パニョレ』でした。ヘネシーは世界にその名を知られたブランデーのメーカーであり、生産される品はすべて高い価値を持ちますが、特に今回見させていただいた『ノスタルジー・ド・パニョレ』は希少価値という点でも優れたお酒でした。ヘネシーが親しい友人・知人を招く際、彼らへの贈呈品として用意した限定品であり、限られた数しか出回っていないのです。高価買取が期待できるお品物であるだけに、高い緊張感をもって査定に向かわせていただきました。
ご訪問前の準備
その日、福ちゃんのバイヤー(査定士)は兵庫県神戸市に向かっていました。
安全運転を心がけますが、心は逸ります。というのも、今回見させていただくのはブランデーの中でも特に価値が高いといわれているヘネシーの『ノスタルジー・ド・パニョレ』なのです。
お酒の査定は何度も経験しているバイヤーですが、実物はこれまでに2回ほどしか見ていません。
『ノスタルジー・ド・パニョレ』は、高級グラスブランドの「バカラ」が手がけたクリスタルデキャンタの美しさ、外箱のデザインの素晴らしさ(“ノスタルジー・ド・パニョレ”という名前の由来になったヘネシーのゲストハウス「シャトー・ド・パニョレ」の建物がデザインされています)が特徴で、見るだけで眼福というべきお酒です。
今回のお品物は、現段階ではどんな状態の物か不明ですが、期待感は高まります。
さて、そんなこんなでバイヤーの車は神戸市に入り、お客様のお住まいがある灘区に向かっていました。
一戸建て住宅やマンションなどが建ち並ぶ住宅街で、神戸市の中心部に比べると閑静な雰囲気……。時刻は午後5時半を過ぎようとしているところで、制服姿の学生さんや買い物に行くらしい主婦の方などが目立ちます。近所の学校(中学校でしょうか)の体育館からは、部活動に励んでいるらしい子どもたちの勇ましい掛け声も聞こえてきます。
そんな中、バイヤーは近くのパーキングに車を停め、査定に向かう前の準備を行います。
といっても、準備自体はすでに済ませているので、ここで行うのは最終確認。
白手袋やルーペなどの査定に必要なアイテムに加えて、タブレット(契約書や明細書を作成します)、小型プリンター(作成した書類をプリントアウトします)なども揃っているか確認します。
滞りなく確認を終え、いよいよお客様のご自宅へ向かうことにします。
ちょっと時間的に早いので、いちおう電話で確認を入れ、あと5分ほどで到着する旨を伝えると、「どうぞお越しください」とのこと。バイヤーは車を降り、歩き始めます。
訪問・査定
お客様のご自宅は、ほどなくして見つかりました。
今回、ご依頼をいただいたのは70代の男性で、一軒家で奥様と2人暮らしをしていらっしゃるとのこと。「事情があってお酒を売りたい、できれば高い価格で」というご依頼だったので、できるだけ希望に沿えるような査定を行うことを心がけます。
お客様のご自宅は、2階建てのデザイナーズ住宅でした。ややレトロな洋館風のオシャレなデザイン。お庭も広く、門柱に取り付けられたインターフォンを押して来意を伝え、門のカギが開くのを待つ間にチラッと拝見したところでは、庭木の剪定も気持ちよく行き届いた、たいへん立派なお庭でした。
さて、門は「どうぞ」という応答とともに解錠されたので、敷地内にお邪魔させていただき、玄関へ。
チャイムを鳴らすと、今回ご依頼をいただいたご主人が顔を出されました。
玄関に招き入れられたタイミングで、バイヤーは名刺を差し出して自己紹介をします。
本日はお呼びいただいてありがとうございます。福ちゃんから参りました査定士です。今回は私が査定をさせていただきます
はい、よろしくお願いします
今は奥様は買い物に出ていらっしゃるということで、ご主人ひとり。
リビングへと案内していただき、査定に入る前の手続きから始めることにします。
バイヤーはタブレットを取り出し、査定の同意書を表示させてお客様のサインを求めます。
こちらの同意書をご確認いただいて、ご納得いただけましたら、署名欄に指でサインをいただきたいと思います
なるほど……はい、わかりました。これでいいですかね
ありがとうございます
無事サインをいただけたので、いよいよ査定を開始できます。
(福ちゃんでは、同意書にサインをいただいたうえでバイヤーが実際の査定を行うという流れになっています)
今回のお品物は、ヘネシーの高級ブランデー『ノスタルジー・ド・パニョレ』です。
『ノスタルジー・ド・パニョレ』という名前の由来となったヘネシーのゲストハウス「シャトー・ド・パニョレ」の建物がデザインされた美しい外箱が、すでにテーブルの上に載せられていました。
バイヤーはお客様と向かい合う形で椅子に座らせていただき、さっそく査定を開始します。
外箱は、お客様が入手されてからやや時間が経っているらしく、経年による若干のスレなどが見られましたが、特に目立つキズなどはありません。
また、中身を取り出してみると、キズひとつないバカラのクリスタルデキャンタ。こちらは文句なしの美品というべき状態でした。
お客様によると、こちらのお品物はかつて洋酒に凝っていた時期に手に入れた物ということでした。
いやはや、ヘネシーの『ノスタルジー・ド・パニョレ』といえば高級品だとは知っていましたので、手に入ることを知ったときは狂喜乱舞したものでした
など、ユーモラスな身振りを交えてお話をしてくれました。
しかし、最近はちょっと洋酒関係にもうとくなりました。今でも、これは高い価値を持っているんでしょうか
十分に高級品に位置づけられるお酒だと思います。ご存知のように、こちらはお酒としても上質ですし、限定品として製造されたものですから世間に多く出回っているようなものではありません。希少価値も加わるので、今でも高い価値を持っているといえますね
どれくらいの値段になるでしょうかね
具体的な金額を出しますので、少々お待ちください
バイヤーはタブレットを取り出し、計算を行います。
バイヤーの査定結果、市場価値などのデータを加味して査定額を算出し、提示しました。
こちらのお値段ではいかがでしょうか
ほう……これはなかなか……
迷っていらっしゃるようであれば、今日ここですぐに結論を出さなければならないということはないので、ぜひお考えいただいて……後日お呼びいただければ、その際にでも買取は可能ですので
いやいや、思ったよりも高い値段をつけてもらったのでちょっと驚いたんです。うん、これでいいです
ありがとうございます。では、買取の手続きに入らせていただきますね
①契約書と明細書の作成
②お客様の身分証を確認
③契約書にサインをいただく
④現金を用意して手渡す
という一連の流れを経て、手続きは完了しました。
ありがとうございます。これで完了となりますが、本日これ以外に、何か売りに出したいものなどはありませんか?『価値を知りたい』というだけでも見させていただきますが……
ああ、ちょっと売ろうかなと考えているものがあるんですが、それはまたもうちょっと考えてからあらためて依頼したいと思います
かしこまりました。では、そのときはぜひ。本日はありがとうございました。今後とも福ちゃんをよろしくお願い致します
今回の買取とまとめ
ヘネシー『ノスタルジー・ド・バニョレ』クリスタルデキャンタ 700ml
今回お買取した品物は、ヘネシーのブランデー『ノスタルジー・ド・パニョレ』です。
こちらのお酒は、ヘネシーが特別な親しい客を招く際に配る特別限定品として製造されたもので、最高級のヘネシーブランデーを、一流グラスブランド「バカラ」のクリスタルデキャンタにおさめたものとなっています。
たいへん希少性の高いお酒であり、おいそれと手に入れられるものではありません。
さらに、今回見させていただいたお品物は、未開封であり、クリスタルデキャンタの状態も非常に良好であり、またデキャンタがおさめられた外箱の状態もよかったということで、高価買取が実現しました。
このたびは、ありがとうございました。
どのようなことでも、お気軽にご相談ください。
0120-947-295
大変申し訳ございませんが時間を空けてお問合せください。
福ちゃんでは、丁寧な査定を心がけております。売りたい・譲りたいお品物があるという方はぜひご相談だけでもお待ちしております。