【セーブル】C&Sを買取いたしました|【買取福ちゃん】 FUKUCHAN

食器レポート

2022/3/3

【セーブル】C&Sを買取いたしました

  • 福岡県
  • 50歳代
  • 女性
【セーブル】C&S 金彩ネット地バラ絵を買取いたしました

セーブル C&S 金彩 ネットバラ絵

今回は食器の査定・買取のご依頼を受け、福岡県福岡市に出張いたしました。査定させていただいた食器は、セーブルのティーカップとソーサーです。
ご依頼主は50代の奥様。「カップとソーサーがそれぞれひとつしかないんですが」ということで恐縮されていたようですが、福ちゃんでは食器1点からでも喜んで査定に向かわせていただきます。 今回も、数が少ないからといって手を抜くことなくしっかり査定し、適正価格をつけることを心がけました。

ご訪問前の準備

朝から空模様が怪しかったものの、午後にはやや回復して雲間から柔らかな陽射しが降りそそぐ冬の某日、福ちゃんのバイヤー(査定士)がハンドルを握る車は、福岡県福岡市博多区の住宅街を目指して走っていました。時刻は平日の午後2時半。平日ではありますが人通りは少なくありません。

博多区といえば繁華街のイメージがありますが、JR博多駅周辺から離れて南東の方角へ進んでいくと、閑静な住宅街が広がるエリアに至ります。

バイヤーが車を走らせていくうちに段々と道を通る人々の姿が少なくなっていき、目指す住宅街に入るとちらほらとしか歩いている人は見かけません。

のんびり犬を連れてお散歩をしているご老人やお買い物に向かうのであろう若い奥さんといった人たちが、何人か見られる程度……。

アパートや一戸建ての住宅が続く街並みは、のどかな雰囲気に満ちています。

そんな中、バイヤーは車をとあるコインパーキングに停めました。

お約束の時間は午後3時なので、まだ時間的な余裕がいくらかあります。その時間を利用して、査定の準備を行います。

査定に必要な白手袋、それから今回はワレモノを扱うので、お買取が成約した際に安全に運ぶための緩衝材、お品物を包むための風呂敷も用意します。

そのほか、タブレットや小型プリンターがあること、充電が十分であることを確認します。

タブレットは、お客様に同意書を提示したり、契約書や明細書を作成したりするときに使用します。そして小型プリンターは、作成した書類を印刷するために使用するものです。

訪問・査定

さて、そうこうするうちに、お約束の時間が迫ってきました。

バイヤーは荷物をまとめ、車を降りて徒歩でご依頼主のご自宅へと向かいます。 事前にお伺いしていた住所へは徒歩で5~6分。クリーム色の綺麗な外壁の一戸建て住宅でした。

門に付けられた表札をチェックしてお名前を確かめ、インターホンのボタンを押して来意を告げると、「どうぞ」というご返事。門を開けて玄関に向かい、チャイムを鳴らしてしばらく待っていると、今回のご依頼主である奥様が顔を出されました。

遠いところをわざわざすみません

いえいえ、とんでもございません。今回はお呼びいただき、ありがとうございます

じゃあどうぞ

玄関に招き入れていただいたところで、バイヤーは名刺を取り出して自己紹介をします。

あらためまして、福ちゃんから参りました査定士です。今回は、私が査定を担当させていただきます

はい、よろしくお願いします。あのー、お呼びしておいて失礼なんですが、今ちょっと家の中が散らかっていますので、ここで見てもらうことはできますか?

かしこまりました。では、こちらで見させていただきます

座布団を使ってください

用意していただいた座布団をありがたく使わせていただくことにして腰を下ろすと、お客様は「ちょっと待って」といったん奥へ。それからすぐに今回、査定の予定となっていたカップとソーサーを持ってきてくれました。

これなんですけどね。ひと揃いしかないんですけど……

喜んで拝見させていただきます

しかし、ここですぐに手を伸ばしてカップを見るわけにはいきません。

まずは福ちゃんのバイヤーとしてすべきことをしなければ……。

バイヤーはタブレットを取り出し、同意書をディスプレイ上に表示させて奥様に提示します。

ではまずは、こちらをお読みいただいて、ご納得いただけたらサインをお願いします。画面上に指で直接お名前を書いていただければ結構です

わかりました

福ちゃんでは、このように査定の同意をいただいたうえでバイヤーがお品物を見るという流れになっています。

今回も奥様にサインをいただいたことを確認して、査定を開始します。

風呂敷を広げ、白手袋を装着してカップとソーサーを見ていきます。

高級品であることがひと目でわかる、気品の高さがうかがえるお品物です。繊細な金彩がネット(網の目)状に施され、さらにバラの花が描かれた、たいへん美しいカップとソーサーでした。

セーブルのカップとお皿なんだと聞いていますが、どんなものでしょうか

確かに、セーブル焼きのカップとソーサーですね。澄んでいて深みのある感じは、まさにセーブル特有の質感です。なかなか古いものだと思うのですが、状態は非常に良いですね

もともとは義母の家にあったものなんですけど、主人がもらってきたんです。何だか綺麗なカップだということで。だけどひと揃いしかないし、あんまり使ったことはないんです。ずっと食器棚の奥のほうにあったんですけど、そうして置いておくよりは売っちゃったほうが良いんじゃないかって主人が言うものですから、福ちゃんにお電話をしてみたんです

そうだったんですね……どうりで、使用感もほとんどなく綺麗です

これ、買い取ってもらえるんでしょうか

もちろんです。セーブルは、洋食器の中では人気が高いブランドのひとつですし、これなどは特に欠けているところや汚れもないですし、需要は高いと思います

ああ、よかった。それで、おいくらくらいなんでしょう?主人は『結構高く売れるんじゃないか』なんて言っていましたけれど……

計算させていただきますね

バイヤーはタブレットを取り出し、計算を開始。実際に見てわかる状態の良さやデザイン性の高さ、そしてセーブルというネームバリューも考えあわせ、適正価格と思われる金額を算出していきます。

そして、お客様に金額を提示します。

へええ、ひと揃いしかないのに、こんなに高いんですか?

やっぱり何といってもセーブルですし、たいへん気品のある美しいデザインですし、状態も良い。そういった点を考慮して、こちらの金額を出させていただきました

じゃあ、それで買い取ってもらえますか?今、お金をいただけるんですよね

はい、お支払いいたします。では、手続きを始めますね

というわけで、まずは奥様の身分証を確認し、タブレットを使って契約書と明細書を作成。できあがった書類をプリントアウトして奥様に確認していただきつつ、現金を用意します。

そして、現金をお支払いして手続きは完了です。

今回は以上となりますが、他に何か価値を知りたいものや、買い取れるか知りたいといったものはございませんか?

うーん……ないですね。また何か主人が売ろうと言い出したら、お電話します

かしこまりました。今回はありがとうございました。今後とも福ちゃんをよろしくお願い致します

今回の買取とまとめ

セーブルのカップ&ソーサー

今回お買取させていただいたのは、セーブルのティーカップ&ソーサー1客です。

セーブルはフランスを代表する最高級の陶磁器ブランドであり、18世紀に誕生して以来、さまざまな工房が美しい陶磁器の数々を手がけ、現在でも世界中で多くの人に愛されています。

そんなセーブルの陶磁器の中でも、今回は特に華やかなお品物をお買取させていただきました。繊細なネット(網の目)模様の金彩が装飾として施され、さらにバラの花がデザインされているのが特徴です。金彩の華やかさとバラの清楚で可憐な美しさが、品格の高さをあらわしています。

今回、高価買取が実現した理由は、まぎれもなくセーブルのカップ&ソーサーであったこと、デザイン性に優れたものであったこと、そして状態が非常に良好であったことが挙げられます。1850年代に作られたものと考えられる今回のカップ&ソーサーですが、汚れや欠けなどは一切なく、まるでついこのあいだ完成したかのような美しさを保っていました。

このたびは、ありがとうございました。

福ちゃんのオペレーティングスタッフ

福ちゃんでは、丁寧な査定を心がけております。売りたい・譲りたいお品物があるという方はぜひご相談だけでもお待ちしております。

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