関東神宮鎮座記念切手とは

関東神宮鎮座記念切手は、1944年に発行された記念切手です。当時、日本の租借地だった中国の遼寧省に建てられた神社「関東神宮」を描いた切手ですが、関東神宮はすでに取り壊されているため、現在はこのような切手などでしかその姿を知ることはできません。

額面は3銭と7銭の2種類で、3銭が茶色、7銭が紺色の単色刷りとなっています。なお、この切手は戦時中に発行された最後の記念切手であり、1940年代に発行された切手の中でも比較的高い価値を持つ切手です。

関東神宮鎮座記念切手の歴史とは

1938年、当時の日本の租借地であった中国遼寧省の旅順に「関東神宮」が創立され、さらに6年後の1944年、天照大神と明治天皇を祭神としてまつることになりました。

このことを記念して発行されたのが、関東神宮鎮座記念切手です。

しかし、当時は激化する戦争のために経済的な打撃が凄まじい時期にあたります。そのため、切手の作りは粗雑で、国民はわざわざ記念切手を購入するほどの余力がなく、あまり話題にはならなかったようです。

関東神宮鎮座記念切手の種類

関東神宮鎮座記念切手とは

関東神宮鎮座記念切手は3銭と7銭の2種類で、どちらも関東神宮の本殿と関東州の地図が描かれたデザインが採用されています。

なお、この切手は当時75万枚が発行されていますが、日本の租借地内(関東州の管轄圏)でしか発行されていないということ、日本国内では収集家向けに通信販売という限られた販売方法であったことから残存数が少なく、1940年代の切手の中でも比較的高い価値を持ちます。

また、この切手は消印済みも価値が付くという数少ない切手のひとつです。発行初日(1944年10月1日)の消印には特に高いプレミアがつくといわれています。

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