競馬法公布25周年記念切手とは
競馬法公布25周年記念切手は、1948年に発行された切手です。額面は5円、1シート32枚構成で、うち2枚は「馬」の象形文字が描かれた「タブ」があるという特徴があります。切手本体のデザインは名称通り競馬の様子が描かれており、セピア色で単色印刷がなされています。当時はバラで購入できるものであったため、シート状で残っているものは非常に少ないようです。
競馬法公布25周年記念切手の歴史
日清戦争、日露戦争のあと日本の馬が諸外国に比べて劣っているととらえた当時の政府は、内閣直属の「馬政局」を設置しました。
ここで育成された馬が優劣を付けるために走りを競ったのが日本の競馬の始まりであるとされており、馬券は資金調達の一環であるとして黙許されていました。
その後の一時期、馬券発売は禁止になりましたが、これを合法的に復活させたのが「(旧)競馬法」でした。この切手は「旧競馬法」が成立し25年が経ったことを記念して発行されました。
現在もコレクターから注目を集める「レア切手」の一種とされています。
競馬法25周年記念切手の種類
競馬法25周年記念切手は1種類のみです。冒頭でお伝えしたように「タブ」があるのが特徴で、現在でもシート状のものは高い価値を持ちます。
ちなみに「タブ」は額面がないもの、絵柄のみのものを指します。(※この競馬法25周年記念切手においては冒頭の画像シートの左上と右下の絵柄だけの部分)
切手と同様に目打ち、糊裏がなされており、普通切手の隅などに1~2枚印刷されているのですが、海外では偽造防止などの理由から付けられていたようです。
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