児童憲章制定記念切手とは
児童憲章制定記念切手は1951年5月5日に発行された記念切手です。切手には子どもの横顔と若葉が描かれており、赤系統の単色刷りとなっています。額面は8円。当時は20面シートで発行されました。この切手は名称通り「児童憲章」の制定を記念し発売されたもので、現在、未使用品かつ美品であればバラ切手であっても高価買取が期待できます。
児童憲章制定記念切手の歴史
「児童憲章」とは日本国憲法の精神に基づき定めた憲章です。全部で12条から成る本文には「すべての児童が健康に育てられること」などが定められています。
こうした憲章が制定された背景に、戦後の浮浪児童問題がありました。当時は親をなくした子供たちが都市部に集まり、一部では衛生面の悪化や違法行為が目立っていたといいます。
この対策の一環として、まずは大人たちの観念を正し、子どもたちは守るべき存在だと定めたのがこの「児童憲章」だったのです。
この憲章は1951年の子どもの日に制定されました。「児童憲章制定記念切手」はこの制定を記念し発行されたものです。
児童憲章制定記念切手の種類
児童憲章制定記念切手は図案、額面ともに1種類のみです。発行枚数は300万枚と、特段少ないものではありませんが、1950年代に発行された記念切手の中では高い希少価値があります。
もしもお持ちの児童憲章制定記念切手が20面シートの美品である場合にはさらなる高価買取となる可能性があるので、ぜひ専門の査定を受けてみてください。
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