エレキベース高価買取なら福ちゃんへ。無料でエレキベースを買取査定いたします。

エレキベースの歴史

エレキベースの起源は、16世紀頃に使われていたヴィオローネという楽器です。ヴィオローネはコントラバスの原型となった楽器で、5本の弦を弓でこすって低音を出します。 やがて19世紀に入ると、弦の数が4本になり、より指板が長くなったことで大きな音を出せるようになったコントラバスが主流となります。
そしてさらに、19世紀の末から20世紀の前半にかけて発達したジャズ、ブルースなどの音楽ジャンルでコントラバスは「ウッドベース」と呼ばれるようになり、より現代的な音楽を奏でるようになりました。
ちなみにクラシック音楽におけるコントラバスは弓を使って弦をこする奏法が一般的ですが、ジャズで使われるウッドベースになると、指で弦を弾く奏法が用いられるようになります。

そんな歴史を歩んできたベースの世界に「エレクトリック」が導入されたのは、1950年代のことでした。
世界的な楽器メーカーのひとつであるFender(フェンダー)を創業したレオ・フェンダーが、1951年に世界初のエレキベースとなる『プレシジョンベース』を発明します。
『プレシジョンベース』は1957年に若干の改良が施されたものの、その姿かたちはほとんど変わることなく現代に受け継がれており、ロックミュージシャンを中心に多くのプレイヤーが愛用しています。

ちなみにエレキベースといえば、ロックやポップスの世界では低音によって楽曲に深みと厚みを与える“縁の下の力持ち”的な存在と見なされることが多い楽器ですが、1970年代にジャズとロックが融合して新たに生まれた「フュージョン」というジャンルでは、エレキベースが中心となってメロディを奏でる場面も見られるようになりました。

エレキベースの価値とは？

エレキベースは、Fenderをはじめとする有名メーカーが手がけた品であり、なおかつ状態が優れたものほど高い価値を持つ傾向にあります。
代表的なメーカーとしては、上記のFenderのほか、Fender創始者であるレオ・フェンダーが1976年に立ち上げたMUSICMAN(ミュージックマン)、またアメリカの楽器メーカーでエレキギターやエレキベースの名品を数多く手がけるRickenbacker(リッケンバッカー)などが挙げられます。
また日本では、多彩なブランドを展開するESP(イーエスピー)や、優れたハンドメイドのギターやベースを手がけるBacchus(バッカス)などが有名どころです。

上記のようなメーカーが手がけたエレキベースであり、なおかつボディや弦にサビやカビがなく、割れや折れなどの破損がなく、キズが少ない良好な状態のものは、高価買取が期待できます。
ちなみに、特にロックやポップスを愛好する方の場合、自分の愛機に好きなバンドやアーティストのシールを貼っていることがあると思いますが、シールなどはないほうが価値が高まる傾向にあります。
ただし、シールを無理に剥がすとより状態が悪くなることがあるため、貼っている場合もそのまま査定に出すのがおすすめです。