毛主席の長寿を祝う語録切手買取ならお任せください！

「毛主席の長寿を祝う語録切手」は、1967年4月20日に発行された中国切手です。その名のとおり、“中国の最高指導者”として高く称賛されている毛沢東主席の長寿を祝う目的で作られました。

図柄は全部で11種類あり、うち1種を除いたすべてに「毛語録」の一節が書かれているという特徴があります。 この切手は数ある中国切手の中でも随一のプレミア価値を誇り、全種揃った完品なら中国切手の中でも高額な買取価格が期待できます。

上述したように、「毛主席の長寿を祝う語録切手」は全11種あります。 1種は毛沢東主席の肖像画が描かれたもの、残り10種は毛語録の一節を抜粋して記したものです。

毛語録とは、1964年に出版された毛沢東主席の語録集に記載された言葉のこと。本来は中国人民解放軍に向けて作られた語録ですが、その中から重要なものが10個抜粋され、この切手に記されました。

「毛主席の長寿を祝う語録切手」が発行されたのは1967年であり、これはちょうど文化大革命が起きていた時代です。 文化大革命中は切手の収集や他国への流出が禁止されており、多くの切手が処分されました。

このような背景から、この時代に流通していた中国切手は軒並み数を減らしており、今ではプレミア切手として取り扱われることがほとんどです。 「毛主席の長寿を祝う語録切手」も例外ではなく、高価買取が期待できるプレミア切手として知られています。 特に高値が付きやすいのが、11種がすべて揃った完品です。

ちなみに、バラ切手としては、毛沢東主席の肖像画が描かれているものよりも、他の語録が書かれた10種のほうが価値は高い傾向にあります。これは、前者が1,500万枚発行されたのに対して、後者が300万枚しか発行されていないためです。