第一回国勢調査記念切手買取ならお任せください！

第一回国勢調査記念切手は、1920年(大正9年)9月25日に発行された記念切手です。その名のとおり、日本で初めての国勢調査が行われたことを記念して作られました。

額面は1銭5厘と3銭の2種類があり、いずれも額面以上の価値を誇ります。発行数に大差がないことから価値はほとんど同じですが、3銭のほうが若干高く取引されやすいようです。

5年に一度実施され、今では広く周知されている国勢調査ですが、その記念すべき第一回は1920年に行われました。 しかし、これは本来の予定よりも大幅に遅れての実施であり、実際は10年以上前から計画されていました。第一次世界大戦をはじめとする戦争の影響で実施が遅れ、情勢が落ち着いた1920年にようやく実行することができたのです。

そして同年、第一回国勢調査の実施を祝うとともに、世間に国勢調査を周知させる目的で第一回国勢調査記念切手が作られる運びとなりました。 ちなみに、毎回ではありませんが、この後も国勢調査の実施にあわせて記念切手が発行されています。その中でも最初に作られた第一回国勢調査記念切手は価値が高く、コレクターの間で根強い人気を誇っています。

第一回国勢調査記念切手の種類は、先述したように1銭5厘と3銭の2種類です。 図柄はどちらも同じで、大化元年の国勢調査を担当した国司が描かれています。とはいえ、1銭5厘は紫色、3銭は赤色で刷られているので、色で簡単に判別可能です。

1銭5厘も3銭も、発行数はほとんど変わりません。 そのため、買取相場に大きな差はありませんが、若干3銭のほうがやや高くなっています。

ただし、これはあくまでも一般的な相場なので、状態の良し悪しによっては1銭5厘のほうが高値になることもあります。