逓信記念日制定記念切手買取ならお任せください！

逓信記念日制定記念切手は、1934年(昭和9年)4月20日に発行された記念切手です。 日本で初めて4種1組の「小型切手シート」で販売された貴重な切手であり、また販売場所が限定的だったことから非常に価値の高いプレミア切手として扱われています。

今や私たちの生活に欠かせない郵便制度ですが、その始まりは1871年(明治4年)3月1日まで遡ります。

当時は飛脚制度が採用されており、人が走って郵便物を届けるという古典的な手法がとられていました。そのため、かなりの時間と労力を必要としていたようです。 しかし1934年4月20日、飛脚制度を撤廃し、新たに郵便制度が誕生。スムーズに郵便物を届けられるようになりました。

これは日本の歴史的に見ても大きな出来事だったことから、この日を「逓信記念日」と定めることになります。そして同日、この新制度の誕生を記念して「逓信文化展覧会」が開かれ、その会場で「逓信記念日制定記念切手」が限定販売されたのです。

逓信記念日制定記念切手は、従来の記念切手に比べてかなり特殊な切手といえます。

上で触れたように4種1組の「小型切手シート」として販売されましたが、当時人気の高かった航空切手「芦ノ湖航空」の図案がそのまま採用されています。そのため、いずれも共通して飛行機のデザインが描かれているのが特徴です。

額面は「9銭5厘」「16銭5厘」「18銭」「33銭」の4種類がありますが、バラで購入することができないため、実質「77銭切手」といえるかもしれません。

逓信記念日制定記念切手は日本初の「小型切手シート」であること、販売場所が限定されていたことなどから、非常に高い価値を誇ります。 未使用品や美品であれば、高価買取ができる切手となります。