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京都切手展記念切手とは?

京都切手展記念切手」は、1947年に発行された記念切手です。

切手展の正式名称は「郵便切手を知る展覧会」で、同年に東京で開催された展覧会と同じ趣旨のものとなります。

切手には京都になじみ深い清水寺が描かれていますが、こちらは普通切手(2円)のデザインをそのまま用いたものです。また、こちらは「シート切手」として販売されました。

目次

京都切手展記念切手の歴史

京都切手展記念切手

東京・日本橋で開催された「郵便切手を知る展覧会」は来場者数26万人を記録する一大イベントとなったこともあり、引き続いて京都展が開催されることになりました。

大盛況だった東京展と同じ内容のものとされていますが、こちらも大成功を収めたとされてます。その開催を記念して発行されたのが、この京都切手展記念切手です。

発行日は1947年8月19日で、京都展開催と同日に合わせて発行されました。

記念切手は「物事の成功・達成を祝うもの」と「開催記念・周年記念」の2種類に分けることができますが、この京都展記念切手は後者です。

京都切手展記念切手の種類

京都切手展記念切手は1種類のみです。

額面は2円、5枚組の小型シートとなっており、色は朱赤の単色刷りとなっています。

なお、左端には「郵便切手を知る展覧会記念」という文字と、これを囲うぶどうと葉が描かれています。

展覧会で売れ残ったものはバラ切手にして売られた経緯もあることから、基本的に普通切手との違いはないようです。なお、「京都切手展記念切手」の発行数は15万枚でした。

発行数からすると希少価値は「やや高い」といわれていますが、価値を保つためにはシート状のままにしておくのがおすすめです。

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