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伊藤若冲買取
伊藤若冲買取
■ 名前

伊藤若冲

■ 生年/没年
1716年3月1日~1800年10月27日
■ 出身地
京都府
■ 作品の特徴
動植物の写生にその生涯を捧げたと言っても過言ではない伊藤若冲。模写と写生を積み重ねたその作品たちは、絵画の域を越え動植物に息が吹きこまれた。誰でも一度は目にしたことがあろう若冲の大作『動植彩絵』は、若冲が十年の月日をかけて制作しており、その数はなんと30幅にも及ぶ。鶏の描かれた『群鶏図』『紫陽花双鶏図』や、植物を主題とした『薔薇小禽図』『牡丹小禽図』、『群魚図』『諸魚図』『貝甲図』といった魚介類に至るまで、多種多様の動植物が描かれたその作品は、日本画や掛軸など媒体を変え今もなお人々の目と心を揺さぶり続けている。

伊藤若冲の代表作

  • 伊藤若冲の紫陽花双鶏図。鮮烈な色彩、動植物の生命力が感じられる、生き生きと描かれた鶏と紫陽花。

    紫陽花双鶏図

    写実と古典を融合させた、江戸時代中期に活躍した京都の絵師、伊藤若冲の紫陽花双鶏図です。30幅もの動植彩絵連作のうちの一つ。曾我蕭白、長沢芦雪と並ぶ「奇想の画家」です。
    人生の全てを絵に注ぎ、水墨画、版画、絵巻、屏風絵などの多くの作品を残し、絵師としての地位を築きました。類まれな鋭い観察眼と花弁を一枚一枚塗り分ける集中力により、生き物や植物の生命力にあふれる迫力を表現しています。絹地の表裏からも色をのせ、裏打ちする作画法は、コントラストの高い鮮烈な印象を与えてくれ、また物の形をしっかり捉え、細部の描写と荒い描写を使い分け、その物が秘めた内外をとらえています。紫陽花双鶏図の構図は鶏が2羽、その周りの空間に紫陽花、バラ、ツツジが描かれています。現実ではありえない、花弁が、同一方向を向いて描かれています。若冲の絵には輪郭はなく、鶏の羽根の一本一本繊細に描かれ、躍動感を与えます。紫陽花双鶏図の塗絵技術のなかでも最も優れている作品と言われています。

  • 江戸時代に一世風靡をなした伊藤若冲の作品で、30幅に及ぶ「動植綵絵」の中の一つに描かれたのが「薔薇小禽図」

    薔薇小禽図

    「動植綵絵(どうしょくさいえ)」30幅のうちの一つの掛軸「薔薇小禽図(ばらしょうきんず)」は伊藤若冲の花鳥図の代表作の一つとして知られている。この「動植綵絵」は、さまざまな鳥、昆虫や植物等をあたかも生きているかのように瑞々しく描くことに力を入れた作品であり、「釈迦三尊図」と一緒に相国寺に寄付された。「薔薇小禽図」は絹本着色(けんぽんちゃくしょく)を使用しており、すべて正面を向いた3種類の薔薇と宙に浮いているかのような枝の曲線美、そして枝の上で片足を上げ伊藤若冲の印を見上げている小禽(小鳥)には、どこか怪しい雰囲気がある。薔薇の一輪をみても赤い薔薇は輪郭なし、白い薔薇は顔料のみで構成されている描き込みは、伊藤若冲の匠な技の組み合わせではないでしょうか。また、伊藤若冲の掛軸「薔薇小禽図」に描かれている白黒の斑点模様は今日に至っても解明されておらず、未だに何を謎を秘めています。200年以上たった今でも原画の状態がいいのは、当初の絵の具や最高品質の画絹を使っているためで、褐色もなく保存されています。

  • 「近世の天才画家」伊藤若冲は、鶏の絵を主に得意とするが、動植綵絵の一幅に供物として魚介の絵を描いたのが『群魚図』

    群魚図

    伊藤若冲の代表的な作品とも言える「動植綵絵」三十幅のうちの一幅。伊藤若冲は鶏や鶴で有名な作品を数々残していますが、「群魚図」はたくさんの魚たちが泳ぐ様を描いた図。掛軸の「群魚図」に出てくる魚はまるで図鑑のように、タコにタイ・フグ・カツオ・サメ・イワシ・カツオ・サバ・アジ・アンコウなどが描かれています。中国の藻魚図(花鳥画で「藻魚」「虫」「鳥類」「花」などを主体とした絵)に比べて、泳いでいる様が単調であり、動物学的にはありえない構図である。海と川の魚が一緒に泳いでいる姿も当然違和感もありますが、蛸の親子が絡む姿は愛らしく、笑いを誘います。こういった不自然な構成や表現は伊藤若冲の独創的な発想が垣間見えます。しかし、「動植綵絵」の中でもこの「群魚図」は平凡な作品ではないでしょうか。また、「群魚図」には「蛸」と「鯛」が別々に大きく描かれた2種類あり、この掛軸の「群魚図」は蛸を主とした構図です。

  • 「近世の天才画家」伊藤若冲は、自身の得意とする、動植綵絵の一幅として13羽の雄鶏を描いたのが『群鶏図』

    群鶏図

    伊藤若冲がもっとも得意とする鶏を主体とした作品「動植綵絵」三十幅のうちの一幅。「群鶏図」は絹本着色(けんぽんちゃくしょく)が使われており、1761年頃から1765年頃に描かれたとされています。この13羽の雄鶏は伊藤若冲が自宅の庭に飼っていたもので、その姿をしつこいぐらい観察し掛軸の「群鶏図」を描いたと言われています。雄鶏の羽毛模様や尾羽はとても美しく、色の暗い部分から明るい部分まで細かく表現がされており、また躍動感すら感じさせ、みるものを圧倒させるほど、忠実に鶏のように描写されています。その反面、13匹の雄鶏はすべてあさっての方向を向いて、目線を合わせることがなく、遠く空を見上げている様は虚無感に見舞わされ、また13匹が合わさってあたかも1匹の怪物のようにも見えてきます。現実的に近い写実性と不思議な雰囲気を混在させる表現は伊藤若冲の魅力のひとつでもあります。群鶏図は、世界中に名を広げ世評がある伊藤若冲の、数ある鶏図の代表作としてもいい作品とされています。

  • 幻想と実物写生をうまく合わせた「奇想の画家」として世界でも人気の伊藤若冲は、花鳥画を得意としその一つであるのが『日出鳳凰図』。

    日出鳳凰図

    日出鳳凰図(にっしゅつ ほうおうず)は日出の旭日を背に鳳凰が天を翔ける様子を表しています。日出鳳凰図には絹本(書画を描くための絹地を使用)着色されている。古来より鳳凰は亀・龍・麒麟と共に「瑞獣」と呼ばれ、この「瑞」には中国で「吉祥」、縁起のよい鳥であることから「めでたい」という意味がある。そのため、開運を願ったり喜びの席にふさわしいとされている。
    伊藤若冲は濃彩の花鳥画を得意とするが、その中でも鶏の絵を得意とする。この日出鳳凰図は伊藤若冲が独創的な花鳥画を極めたことにより、ありのままに幻想上の「鳳凰」と旭日の添えられた描写がされている。
    また、原画の日出鳳凰図はボストン美術館に所蔵されているほどの傑作となります。世界が認めるこの掛軸「日出鳳凰図」は「くちばし」「はね」「とさか」そして「くまどり」に華麗で鮮やかな彩色を施し、一本一本丁寧な筆使いで描かれた鳳凰と日出の旭日は、掛軸の中でも伊藤若冲の魂心の作品と言えるでしょう。

  • 伊藤若冲が初期の頃に描いた作品であり、「動植綵絵」の表現が開花されたと言われているのが掛軸の「雪中雄鶏図」

    雪中雄鶏図

    江戸時代の中期に伊藤若冲が初期作品の一つとして描いたのが掛軸「雪中雄鶏図」である。この頃はまだ家業をしていた為、伊藤若冲と名乗る前の字「景和」と署名をしている。雪の降り積もる中、餌を探してじっとその場所にいる雄鶏の様子が「雪中雄鶏図」には描かれています。古くから鶏は5つの徳を備えた人格者の比喩に用いられ、この雄鶏は悟りなどを求めて修行する人のように表されている。しかし、竹の描写には伊藤若冲の独創的な発想が見られます。本来竹は、曲がらずまっすぐで青々しい性質を持ち、夏の四季を通じて描かれますが、この「雪中雄鶏図」は竹が折れ曲がり、雪が降り積もっているという不思議な構図で描かれています。鶏の存在感、繊細な草の1本1本、奇妙な雪竹、そして色のバランスは伊藤若冲の写実力にありふれています。また、掛軸の「雪中雄鶏図」に描かれている雄鶏は伊藤若冲の生きる糧を得ようとする自身に重ねているという解釈もあります。

  • 伊藤若冲の鶴立図。一匹の鶴を題材にし、巧みな墨の滲みと線の強弱や掠れを生かした作品。

    鶴立図

    立鶴図は若冲がもっとも気力が充実していた青年期に描かれものです。若冲の画法は狩野派と宗元画(中国の北宋・南宋、及び元代の絵画)を手本としています。若冲が描いた水墨画は絵の中から飛び出てくるような躍動感があります。当時は水墨画は筋目描きは邪道だと言われていましたが、あえて正統派の手法にないものに挑戦しました。吸収性の強い画箋紙を使用し、墨面と境界が白く見える特性を生かし、黒の滲みを巧みに表現しました。鶴は真後ろから描かれており、右上を見上げています。一筆書きで一気に胴を描きあげ、その線の強弱が立体感を感じさせます。大地にしっかり下した真っ直ぐな双脚の細部は点描され、脚と爪も力強さを感じさせます。尾には濃い墨を使い先を掠れさせ、凛とした嘴と力強い目が空高く見上げ、凛々しい顔立ちが描かれています。鶴は長寿を象徴する鳥、そして見上げた構図は、見ているだけで運気が上昇するような縁起のいい作品です。

伊藤若冲の生涯

江戸時代に活躍した絵師。伊藤若冲は元々狩野派の技法や宋・元の画法を学ぶ画家であった。しかし若冲は学んでいく内に、このまま技法を学んでいっても狩野派の枠から出ることも、宋・元の画家と肩を並べることもできないと思った。そこで若冲は実際に自分の目で直接見れるものを描くことを極めようと、村里に飼われている鶏に目をつけ、自信で鶏を飼い、それと動植物を対象にし写生を続ける。
そうしてできあがったのが、かの有名な伊藤若冲の傑作集『動植彩絵』である。動植彩絵はさまざまな動植物を細部まで精密に描いた伊藤若冲の顔とも言える作品で、中でも鶏が描かれた『群鶏図』や『紫陽花双鶏図』、『梅花皓月図』などの迫力、美しさはまさに筆舌に尽くし難い。
綿密に計算された写実的な絵を描き続けてきた若冲の作品は、いつしか現実の動植物以上のものを絵画で表現されてきた。その作品は海外でも高く評価され、あのニューヨークタイムズにおいては「生命の息吹を超越した作品」とまで称されている。

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動植物の写生にその生涯を捧げたと言っても過言ではない伊藤若冲。模写と写生を積み重ねたその作品たちは、絵画の域を越え動植物に息が吹きこまれた。誰でも一度は目にしたことがあろう若冲の大作『動植彩絵』は、若冲が十年の月日をかけて制作しており、その数はなんと30幅にも及ぶ。鶏の描かれた『群鶏図』『紫陽花双鶏図』や、植物を主題とした『薔薇小禽図』『牡丹小禽図』、『群魚図』『諸魚図』『貝甲図』といった魚介類に至るまで、多種多様の動植物が描かれたその作品は、日本画や掛軸など媒体を変え今もなお人々の目と心を揺さぶり続けている。

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